「東京カラーソニック!!」3周年イベントにキャストが勢ぞろい! バディへの思いを再確認2024/10/02
ボイスドラマシリーズ「東京カラーソニック!!」のオフィシャルイベント第3弾「東京カラーソニック!! Special Live~TRUE CROWN~」が、8月11日に埼玉県・ウエスタ川越・大ホールにて開催された。
出演は、千葉翔也(小宮山嵐役)、上村祐翔(霧島宙役)、斉藤壮馬(宝田伊織役)、中島ヨシキ(加地春飛役)、梶原岳人(瀬文永久役)、木村良平(財前未來役)、武内駿輔(倉橋海吏役)、江口拓也(高槻神楽役)、広瀬裕也(宮苑巴役)、梅原裕一郎(榊旺士朗役)ら総勢10名の豪華キャスト陣。書き下ろしシナリオの生朗読&ライブで、観客とともにイベントを盛り上げた。本レポートでは夜公演の様子を紹介!
新たな道へ進んだ今だからこそ、語られる思い
イベントビジュアルをイメージした衣装で登場したキャストたちは、昨年よりもよりボリュームアップした朗読劇やライブ、トークを披露。会場はカラーソニックの熱気に包まれた、真夏の暑さにも劣らない熱い空間となっていた。
イベントはオープニングライブでスタート。3rdシーズンの主題歌「TRUE CROWN」で会場のボルテージを一気に加速させ、熱気を帯びた状態で高槻神楽の「卒業式シーン」の当時を再現した朗読劇が展開した。今回のイベントは3rdシーズン「東京カラーソニック!! Trust」の“その後の物語”となり、新たな場所で新たな生活を始めたメンバーが“今”を語りつつ「カラーソニック」当時の思い出を振り返る朗読劇とライブで進行。物語と楽曲を織り交ぜたステージで観客を「東京カラーソニック!!」の世界に誘っていくという構成。
制作秘話やバディへの思いも
ライブでは「陽炎」(歌唱:広瀬)、「Naked」(歌唱:武内)、「ラストレター」(歌唱:斉藤)、「HERO」(歌唱:梶原)、「RADIANT」(歌唱:千葉)のソロ楽曲5曲が披露。朗読劇では、作詞作曲学科メンバーが制作秘話やバディへの思いを熱く語る姿に、会場のあちこちですすり泣く声が聞こえ、涙をぬぐう姿が見られた。
会場を感動の渦に巻き込んだ朗読劇のラストでは、卒業式のためにメンバー全員で作った「Answer」の制作裏話が語られ、色ノ葉音楽学院を卒業するメンバー、卒業生を見送るメンバーがそれぞれ楽曲に込めた思いを語り、お互いに感謝を伝え合う場面も。
そして、ボーカル5名で「Answer」の歌唱でパフォーマンスパートを締めくくり、「カラーソニック」の絆を感じるエピソードと歌声に会場には割れんばかりの拍手が湧き起こっていた。
ライブ&朗読劇の興奮冷めやらぬ中、イベントは新情報の解禁やキャストの感想を織り交ぜたトークパートへ。歓声と拍手に包まれる中、「濃密なライブで盛り上がってくださったのが分かります!」と感謝するキャストたち。楽屋にはエルタマ企画(※差し入れ企画サービス)に参加したファンからのフルーツやフルーツタルトがたくさん差し入れされたことに感謝。さらに、今回フラワースタンドの代わりにクラウドファンディングでフラワーフォトスポットを制作し、写真を撮ったファンには「ハッシュタグをつけてポストして!」とアピール。メッセージボードは、ファンレターとはまた違った角度でのうれしさを感じるなど、イベントを盛り上げた施策についてわちゃわちゃトークを展開し和ませる。
自己紹介を挟み、イベントの振り返りトークへ突入。夜公演では広瀬と梅原が司会を務めた。すると、それまで静かだった梅原が突然仕切り出し、キャスト陣は大爆笑。朗読劇の話題では、アドリブが多く飛び出したことに言及。各シーンを振り返りながらキャスト陣それぞれの演技について大いに盛り上がり、チームワークの良さが伺えた。 「Answer」の歌唱のボーカルチームの美しいハーモニーも話題に。息遣いで合わせるタイミングが分かるとの感想もあり、3回目のイベントらしく“続けてきた結果”が生み出したハーモニーと感慨深い様子だった。
お知らせコーナーでは新情報が続々。この日のライブイベントを収録したBlu-rayの発売やAGF(アニメイトガールズフェスティバル)2024のブース出展、「カラソニ×AGF2024 SPECIALギャザリング」の開催を発表。「カラソニ×AGF2024 SPECIALギャザリング」は、カラソニ縁の地・池袋の街をめぐるさまざまなコラボを展開予定だ。カラソニをイメージしたオリジナルのクラフトビールの制作が明かされると、ビール好きの江口が「クラフトといえば多種多様なフレーバーが特長。そうなると…野菜ビールとかになるのかな?」と提案。AGFの開催が11月9日、10日とハロウィン近くでの開催となるため、一同は「時期的にはパンプキンビールかな」などと盛り上がっていた。
4thシーズンへの期待を込めて
約3時間のイベントはあっという間にエンディングに。最後のあいさつで広瀬は「楽しかった! のひと言!」とニッコリ。これからも物語は続き、4thシーズンでは「散りばめられていた伏線を回収する話になっています」と語った梅原は、「僕自身も新しい一面や、より深い一面を知ることができそう」と期待を込めていた。
江口は、海吏と神楽の新たな関係性に触れ「それぞれ違う場所に行ってからの苦悩とかもあるけれど、よりバディになったなと感じました」としみじみ。武内は「海吏が新しい環境に行って成長しようとしているのが詰まっている」とし、この日のイベントはコメディ色が強かったと前置きしつつ、「コメディだけじゃない。友情や人間愛なども楽しんでください!」と呼び掛けた。
この日、パフォーマンス中の振り付けをいじられたとしょんぼりとする梶原だったが、一生懸命練習している姿を見ていたという木村が「真剣にやっていた、かわいいなーって思いました」と目を細める場面も。「しっかり覚えたかった」という梶原は「皆さんも一緒にやってくれてありがとう!」と会場に感謝の言葉を伝え、大きな拍手を浴びていた。
「あそこまで春飛が本心を言うなんて…」と感動ポイントを挙げた斉藤の言葉に、中島は「テンションがおかしくて大変でした。どうしてあのテンションになったのか分からない」と照れ笑い。2人は卒業から少し時間が経過し、当時の楽曲に込めた思いを共有できている感覚があるとも語っていた。上村が「ここまで連続で続けてきているのだから、途切らせたくない」と風物詩的イベントになりつつあると話すと、千葉が「今後もイベントが続けられるように頑張ります!」と宣言し、少々暴れ気味の熱いイベントを締めくくった。
文/タナカシノブ
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