渡部篤郎が「ゲームの名は誘拐」で“誘拐犯”亀梨和也＆“共犯者”見上愛の最恐の敵に2024/04/12
渡部篤郎が、WOWOWで6月9日から放送・配信される「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」（日曜午後10：00）に出演することが分かった。主演の亀梨和也（KAT-TUN）が演じる頭脳明晰（めいせき）でミステリアスな誘拐犯・佐久間駿介を追い詰める大企業の副社長・葛城勝俊役を務める。
「ゲームの名は誘拐」の原作は、2002年に刊行された東野圭吾氏の同名小説。広告代理店の敏腕プランナーである佐久間が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大手自動車メーカー「日星自動車」の副社長・葛城に一矢報いるため、その娘・樹理（見上愛）と共謀して狂言誘拐をくわだてることから始まるミステリーだ。03年に一度実写映画化され、20年には本作を原案としたドラマが中国で制作されるなど、長年にわたり多くのファンを魅了してきた人気作でもある。
渡部が演じる葛城は「日星自動車」の副社長で会長の子息だが、決して七光りではなく、海外でマーケティングを習得した百戦錬磨のやり手。佐久間が打ち立てた宣伝プランを「短絡的」と全否定し、プロジェクトリーダーから突如降板させたことで、壮絶な恨みを買うことになる。さらに、自身の娘である樹理と佐久間が狂言誘拐を企てると、2人を翻弄（ほんろう）する“最恐の敵”として、スリリングな駆け引きを展開していく。
佐久間が仕掛けた完璧だったはずの“誘拐ゲーム”の歯車を狂わせるキーマン・葛城は、不気味で得体のしれない存在感を放つ。物事をゲームと捉え、勝つことに絶対的自信を持つ“似た者同士”でもある佐久間と葛城が繰り広げる、手に汗握る攻防戦は必見だ。
亀梨とは初共演となる渡部。今回出演オファーを受けて「02年の刊行から時を経て、名作となった小説のドラマ化に参加させていただいたことにうれしく、感謝しています」と喜び、「主人公の敵は、強敵でなければならないという強い思いを持ち、撮影に挑んでいました。令和の現在に設定を置き換えた今作品を楽しんで見ていただけるよう、全スタッフ、キャストで原作に敬意を持ち作りました。ぜひご覧ください」とメッセージを寄せている。
さらに、亀梨、見上、渡部が初集結した特報映像が公開された。「すべてはゲームだ」と語り始める佐久間が仕掛けた“誘拐ゲーム”をめぐり、だましだまされ合う3人の、緊張感が漂う映像に仕上がっており、いち早く世界観を体験できる。
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