宇都宮ブレックスのホームゲームはドラマがいっぱい&こんなに楽しい!【宇都宮×SR渋谷/フォトリポート】2024/03/12
3月3日に行なわれた、B1リーグ第24節・宇都宮ブレックス(宇都宮)×サンロッカーズ渋谷(SR渋谷)のゲームに密着。宇都宮のホームアリーナ「ブレックスアリーナ宇都宮」での2連戦1日目(前日3月2日開催)は73-67で、宇都宮が勝利した。この日は、1Q(クォーター)で竹内公輔選手(宇都宮)が2連続の3ポイントシュート、2Qでは比江島慎選手(宇都宮)も3ポイントシュートを決める活躍を見せ、最終4Qではアイザック・フォトゥ選手(宇都宮)が3ポイントシュート、さらにはD.J・ニュービル選手(宇都宮)が3ポイントシュートやダンクを決めるなど、ファンを熱くするプレーを見せた。
一方のSR渋谷も、ジョシュ・ホーキンソン選手(SR渋谷)がダンクを決めるなど攻防が続くも、比江島選手がアウトサイドから3ポイントシュートを決め、開いた点差をキープし、77-70で宇都宮が勝利。ホームで2連勝を飾ることとなった。
試合後は、互いのファンが「GO! SUNROCKERS!!」「レッツゴー とちぎ!!」と大きなエール交換を行った。
試合後、SR渋谷のルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ(HC)は「出だしから力を持って戦っていたが、チャンスもあった中、強調することができず、(ゲームは)宇都宮ブレックスが支配していた」と振り返った。一方、宇都宮の佐々宜央HCは「より深いバスケットができるかを課題にして挑んだ。プレスでホーキンソン選手にダンクを決められたりもしましたが、結果、昨日より引き締まったゲーム内容だった。よく2連勝やれたな、と思っています。ゲームは“生き物”ですね」と手応えを感じていた。
2チームの選手も会見に応じ、ホーキンソン選手は「宇都宮はフィジカルにチーム力を上げている。SR渋谷に比べ、宇都宮は3ポイントシュートがよく決まっていた。(この2日間の結果を踏まえて)プレーオフをしっかり目指していければと思っています」と先の戦いに向けて決意を新たにし、勝利した竹内選手は「2試合ともプレーオフのような雰囲気だった。そんな中、昨日と今日の後半は自分たち宇都宮が成長している、と実感した。自分の体力と向き合いながら戦っていきたい」と充実感をにじませていた。
ちなみに、男子日本代表チームで、かつてヘッドコーチ代行を務めたパヴィチェヴィッチHCと、当時と現在もアシスタントコーチを務める佐々HCは、いわば「師弟関係」。互いへの思いを聞くと、パヴィチェヴィッチHCは「あの頃は日本バスケの変革期だった。一緒に1日も欠かすことなく選手を見て、国際大会で戦えるのかを日々考え過ごしていました。コーチをするにはいろんな理解力が必要。佐々HCはそれを備えていた。今、佐々HCは、トム・ホーバス男子日本代表HCをしっかり支えて成果を上げ、さらにはプライドを持って宇都宮を率いて成功しているのは素晴らしい。とてもエモーショナルな気持ちになります」と明かし、佐々HCは「僕にも特別な感情がありました。昨日の1Qなどはそうです。相変わらず、僕の師匠です。パヴィチェヴィッチHCはオフェンスの対応がいっぱいあり、すごく頭を使いました…とても頭が疲れた試合でもありました」と感情をたっぷりに語った。
この日は、3月3日のひな祭り。マスコットのブレッキーがお内裏様に扮(ふん)し、ベリーちゃんと共に会場をかわいく盛り上げていた。また、会場にあるブースでは、選手にちなんだグルメメニューの販売や、子どもから大人まで参加できる「防災アクションイベント」も実施。試合前の選手たちの和やかなウォーミングアップ、試合後の選手たちのファンへのあいさつも見どころだった。物販ブースでも多くのファンがさまざまなグッズを選んで楽しんでおり、編集部も限定スナックとカードを購入した(比江島選手のカードが出ました!)。
会場のブレックスアリーナ宇都宮へは、宇都宮駅東口から2023年8月に開業した「芳賀・宇都宮ライトレール(LRT)」に乗車して2駅で到着。この楽しいアリーナの空間をぜひ体感し、熱く応援してほしい。
【放送・配信情報】
「Bリーグ2023-24シーズン」
●地上波
とちぎテレビ(栃木ローカル)
3月23・24日 午後3:00~
「宇都宮ブレックス×仙台89ERS」
4月6・7日 午後3:00~
「宇都宮ブレックス×秋田ノーザンハピネッツ」
NHK沖縄(沖縄ローカル)
4月6日 午後6:10(ティップオフ)
「琉球ゴールデンキングス×千葉ジェッツ」
NHK広島(広島ローカル)
5月5日 午後1:10(ティップオフ)
「広島ドラゴンフライズ×琉球ゴールデンキングス」
●BS放送
NHK BS
3月24日 午後2:05(ティップオフ)
「横浜ビー・コルセアーズ×長崎ヴェルカ」
4月21日 午後3:05(ティップオフ)
「宇都宮ブレックス×アルバルク東京」
5月4日 午後3:35(ティップオフ)
「横浜ビー・コルセアーズ×川崎ブレイブサンダース」
BS12 トゥエルビ
3月24日 午後2:05(ティップオフ)
「広島ドラゴンフライズ×名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」
●CS放送
J SPORTS https://www.jsports.co.jp/
●配信
バスケットLIVE https://basketball.mb.softbank.jp/
バスケットLIVE for Prime Video https://www.amazon.co.jp/gp/video/storefront?benefitId=basketlivejp&ref
J SPORTSオンデマンド https://jod.jsports.co.jp/
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