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萩原利久が“過去に戻る病”抱える主人公に! タイムリープサスペンス「めぐる未来」で早見あかりと夫婦に2023/12/08

萩原利久が“過去に戻る病”抱える主人公に! タイムリープサスペンス「めぐる未来」で早見あかりと夫婦に

 萩原利久が、日本テレビ系で2024年1月18日にスタートする連続ドラマ「めぐる未来」(木曜午後11:59=読売テレビ制作)で主演を務めることが分かった。また、早見あかりが共演することも発表された。

 「めぐる未来」の原作は、21~23年に「週刊漫画TIMES」で連載された、辻やもり氏による同名コミックス。感情の起伏を引き金に“過去に戻る病”を抱える襷未来(萩原)が、妻・めぐる(早見)を救うために過去に戻り、めぐるの死の真相に迫るタイムリープサスペンスだ。

 デザイナー兼イラストレーターの未来には、最愛の妻・めぐるに内緒にしている秘密がある。それは、感情の起伏が激しくなると過去に戻ってしまうという、原因不明の病気を抱えていること。未来はこの病気のために、幼い頃から感情を表に出さないよう心掛けていた。そんな中、ある日、めぐるが職場の非常階段から転落死したという知らせが入る。明るく無邪気な彼女はなぜ死んだのか? 自殺か、事故か――。彼女を追い詰めたのは一体何なのか? 過去をやり直す中で、めぐるの知らなかった一面や人間関係が見えてくる。自分の意思では制御できない“発症型”のタイムリープで、果たして未来はめぐるを救うことができるのか?

 萩原演じる未来は、父からの遺伝で“過去に戻る病”を抱えている。感情の起伏が発症のスイッチとなってしまうため、幼い頃から感情を表に出さないよう心掛けており、他人と関わらない孤独な生活が続いていた。現在はデザイナー兼イラストレーターとして働き、カフェでの作業中、当時アルバイトとして働いていためぐると知り合う。いつしかかけがえのない存在となった彼女と結婚。自らを犠牲にしてでもめぐるを救いたいと思うほどに愛情深い人物だ。

萩原利久が“過去に戻る病”抱える主人公に! タイムリープサスペンス「めぐる未来」で早見あかりと夫婦に

 日本テレビ系の連ドラ初主演となる萩原は、「この作品全編を通して、一つ未来の大きなテーマがありますし、なんとしてでも助けたい!と、タイムリープしていくので、ここはこのドラマの大きなポイントであり魅力かなと思います。それは原作でも台本でも感じています」と作品の印象を語り、演じる未来については「日常だけを見るとそこまで波があるわけでもないですし、比較的同じようなサイクルで普段生活していたであろう人です。ある一つの出来事で、どんどん人間らしさが出ていくというか…。波風もなく、ほぼ人との関わりもなかった中で、めぐるさんと100%以上になっていき、人として変化していく姿がこの作品全体を通して、未来は特に出ていくんじゃないかと思っています」と思いを巡らせる。

 共演の早見に対しては、「イメージ通りって言うと変かもしれないですけど、今日お会いして数時間では、まだ『えー、こんな人だったの!?』みたいなところは今のところまだないかもしれないです」と言い、「めぐるさんっぽさじゃないですけど、明るくて、気さくな方なので、そういう部分はある意味すごくイメージ通りだなと思いました!」とのこと。

 「始まる前の現段階では言えないことが多い」というドラマの見どころに関してh、「タイムリープすることによって生まれてくるドラマっていうのは、この作品の一つの大きな魅力だと思います。タイムリープという要素とサスペンスという要素と、そこから生まれるヒューマンだったりと、いろんな見方があって、普通にストーリーを追っていくのも楽しいと思います。おのおのの人間関係だったり、僕自身そういう部分も丁寧に臨みたいなと思ってるので、作品がオンエアされるころにそれが出るように頑張りますので、隅々まで楽しんでもらえたらいいなと思います」と、さまざまな要素が詰まった作品であることをポイントに挙げる。

 そして、「タイムリープもですし、それによって起きる出来事っていうのも、難しくもあり、でもやりがいのあるシーンになるんじゃないかなと思ってます。ドキドキ、ソワソワ、ハラハラみたいな感じかもしれないです、今」と撮影を前にした率直な心境を明かし、「あまり見たことないドラマになってるかなと思いますし、ちゃんとハラハラしながら、純粋にストーリーを追っていく楽しさがしっかりあるんじゃないかなと思いますので、考えながら楽しんで見てもらえたらすごくうれしいなと思っております」とアピールしている。

萩原利久が“過去に戻る病”抱える主人公に! タイムリープサスペンス「めぐる未来」で早見あかりと夫婦に

 一方、早見が扮(ふん)する未来の妻・めぐるは、出版社の編集部に勤務。未来とは対照的に、ドジなところはあるが明るく無邪気で外交的。ずっと孤独に生きてきた未来に初めて寄り添った人物であり、現在は未来と相思相愛だ。

 早見は「タイムリープする理由になる出来事について、2人がこの困難にどうやって立ち向かって解決していくかが全く読めません。サスペンス要素をすごく楽しんでもらえると思いますし、それによってもともとマックスである2人の愛が100%以上になっていくという、そこがすごくすてきだなと思っています。現状まだ最終話の台本まで私の手元に届いていないので、どういうふうなクライマックスを迎えるのか、すごく私自身も楽しみです。本当に思い合っている2人の愛も、とても魅力的な部分だと思います」と作品の魅力を紹介。

 演じるめぐるは「1歩間違えるとちょっと嫌われちゃうのかなって思うぐらい自分に素直に生きていて、天真らんまんで快活な女の子」と表しつつ、「でも、その快活で素直なところに本当にうそがないというか、一つの曇りもない素直な女の子なので、みんなに愛される。職場でもちょっと浮いちゃうような発言をしても、『めぐるちゃんだからいいよね』って思われるとか。それこそ未来の心を開かせたのもめぐるだったからだと思います。彼女には他の人にはない魅力があって、でもそれを本人はあまり気付いていないと思います。普通にただ生きているだけ。それが彼女の魅力かなと思います」と分析する。

 萩原に対しては「寡黙なイメージを勝手に持っていたので、不安だった」そうだが、「打ち合わせの際に、監督はじめ皆さんから『そういう子じゃないよ、実は明るいしボケたがりだよ』という情報をお聞きしました(笑)。今日ちゃんとお会いして、しっかりお話する機会もあり、さらに今ちょっと特殊な取材を受けてきたんです。2人で(笑)。その時の反応を見たりして『あ、聞いていた通りだな』と思いました(笑)」と笑顔を見せる。

 撮影に向け、「死んでしまう役をどう演じるのか、どう死ぬのかっていうことは今は明言できませんが、どう撮影するのだろう、大変だろうと思いながらも、そのチャレンジをできるのが面白いかなと思ってこのお仕事を受けさせてもらったので、すごく楽しみです。あとは、未来は知っている状態で2回目を繰り返しているけど、めぐるは初めてだから何も知らない状態っていうのも結構難しいなって思っていて。そこもドキドキはしていますが、どうなるのか楽しみでもあります」と期待に胸を膨らませ、「まだまだ言えないことが正直多いので、『随分抽象的なことを言ってるな』と思うかもしれないんですけど、とにかく見たら分かるので、まずは1回目を見てくださいっていう、本当にそれに尽きます」と訴えている。

萩原利久が“過去に戻る病”抱える主人公に! タイムリープサスペンス「めぐる未来」で早見あかりと夫婦に

 原作の辻氏は「『めぐる未来』のドラマ化、本当にうれしいです。完結後にドラマ化のお話をいただいたので、『まだ終わっていないんだ!』『もう一度、めぐる未来の世界が描かれるんだ!』とワクワクしました。深夜ドラマの雰囲気をイメージしながら漫画を描いていたのもあり、すてきな役者さんと、スタッフの皆さまで描かれる『めぐる未来』を1人の視聴者として、とても楽しみにしています。原作を読んだ方も楽しめるものになっていますので、お楽しみに!」と、ドラマ化の決定に大きな喜びを感じている。

 作品を手掛ける山本晃久プロデューサーは「“過去に戻る病”で最愛の妻を救う――。企画を考えていた時、この“発症型のタイムリープ”という斬新な設定に心ひかれ、あっという間にこの世界観にどっぷりとつかってしまいました。連載が待ち遠しくなり、ぜひともドラマ化したい!と強く願う自分がいました。その願いが形となって実現する時が来ました」と作品への思いを告白。

 加えて「主人公の未来は、“過去に戻る病”に縛られ、人との接触を避け孤独に生きてきた人物です。そんな孤独に光を差し込んでくれたのが最愛の妻となっためぐる。そのめぐるが突然死んでしまったことで、自分の背負ってきた忌まわしきこの病と向き合っていくことになります。すべては愛する妻を救う、そのためだけに。このいちずで真っすぐな愛が、妻を救うのか、それとも…。これがこのドラマの最大の見どころとなります」と述べる。 

 続けて、「繊細な感情の機微を表現する萩原さん、太陽のように明るくて周囲を温かくしてくれる早見さん、お二人とも原作から飛び出してきたかのように役柄にぴったりで、これからどのような夫婦の化学反応が生まれるのか楽しみで仕方ありません」と2人への信頼感をうかがわせ、「過去に戻る度に新たな事件が起こるという予想外の展開、めぐるはなぜ死んでしまったのかという考察、そして回を追うごとに深まっていく夫婦の絆。毎週、目が離せない内容となっていますので、ご期待ください」と力を込めている。

 なお、TVer、番組公式サイトで公開されたティザービジュアルは、漫画のコマを中心に構成され、衝撃的なサスペンスの始まりを予感させるビジュアルになっている。ナレーションは真戸原直人(アンダーグラフ)が担当している。


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