原田泰造主演で「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」を実写化。古い常識をアップデート!2023/11/06
原田泰造が、フジテレビ系で2024年1月6日にスタートする土ドラ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)で、主人公の沖田誠を務めることが分かった。
「おっさんのパンツが~」は、2人組アーティスト・練馬ジムがLINEマンガで公開中(毎週月曜更新)の同名漫画が原作。2023年10月末時点で、国内累計閲覧数5240万回以上に上り「おっパン」の略称で親しまれる、実写化への熱望の声が上がっていた人気作だ。登場人物、それぞれの思いにそっと寄り添うような温かさ、自分自身や他者のさまざまな価値観と向き合うきっかけにもなると、幅広い読者から多くの共感を呼んでいる。家族からも嫌がられる古い価値観を持った堅物のおっさん・沖田誠(原田)が、 ゲイの青年と出会ったことによって、これまでの自分の常識をどんどんアップデートしていく姿を描く、すべての人たちの「好き」を肯定し応援するハートフルなホームコメディードラマとなる。
原田が演じる誠は、昭和生まれの51歳。事務機器リース会社の営業戦略室長で一家の大黒柱である誠は「男は男らしくあるべき!」という考えで生きてきた。そんな固定概念のせいで、“かわいい”が好きな息子、“腐女子”ガチ勢な大学生の娘、男性アイドル推しの妻からは“堅物男”として敬遠されている。
「自分はただ家族を守りたいだけなのに」――。誠は、何事にも真っすぐだがデリカシーがなく、その言動は周囲に不快感を抱かせる。古い常識や偏見がこびりついており、家族からも嫌われてしまっている中、あるゲイの青年との出会いが、誠の人生を大きく変える。昭和のおっさんは令和にアジャストできるのか!? そして、愛する家族の信頼を再び勝ち取ることはできるのか。家族を理解するため、ゲイの青年やキャラの濃い登場人物たちと交流し悪戦苦闘しながら、昭和のおっさんが古い考えを新常識に更新し成長していく。
自分の考え方をアップデートしようと一念発起する誠について、原田は「オファーをいただき、とてもうれしかったです。原作と台本を読み『すごく面白いな、ぜひやりたい!』と思いました」と声を弾ませ、実際に収録が始まり「家族や同僚と距離が生まれてしまい、それに悩む主人公の堅物のおじさんが、ゲイの青年との出会いをきっかけに、ゆっくりですが、一歩一歩とアップデートしていくさまが面白い。演じていてやりがいがあります。ほかのキャストの皆さんもキャラクターがとても濃いので、みんなで一緒に作り上げる『おっパンワー ルド』を、視聴者の方々も一緒に楽しんで、『おっパン』のファンになっていただきたいです! 」と呼び掛ける。さらに、「誠だけでなく、みんながそれぞれ自分なりにアップデートし、お互いの『好き』を肯定する、見ていて気持ちが優しく、じんわり明るくなるドラマです。『おっパン』を見て、何かをアップデートするきっかけになれば、すごくすごくうれしいです。ぜひご覧ください!」とアピールしている。
原作の練馬ジムの2人は「ドラマ化してくださってありがとうございます」と口をそろえ、ネーム担当は「自分たちの『こうあってほしい』を描き始めて、それがドラマという形になり、たくさんの人たちが関わってくださることにとても驚いています。転がり続けるけどただじゃ起きない、何かひっつかんで立ち上がる主人公・誠を原田さんが演じてくださるのをとても楽しみにしております!」と喜んでいる。
また、作画担当も「いまだに自分たちの作品がドラマ化することに実感が湧きません。主演が原田泰造さんだと聞いた時はすごく驚きましたが、原田さんが主人公の誠を演じている姿がすごくリアルに想像できてうれしかったことを覚えています。自分たちが描いたキャラクターを実際に俳優の皆さんが演じてくださるなんて初めてのことなのでワクワクもドキドキもあります。漫画の中でかなりコミカルに動いているカルロスがどう表現されるのかとても楽しみです」と期待を寄せ、「LINEマンガでたくさんの読者さんからコメントをいただいたからこそ、ドラマ化という素晴らしい機会をいただけたと思っています。原作とは違うシーンがあったり、俳優さんの演技でキャラクターに新しい魅力が加わったり、すでに読んでくださっている方もそういった違いを楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。私たちも一視聴者としてとても楽しみです」と、感謝と手応えを口にしている。
ドラマを手掛ける松本圭右プロデューサーは「『お』となになると、自分で自分を変えられなくなります。『つ』い、自分の常識でものごとを判断してしまいます。『ぱ』っと見で人のことを決めつけてしまったりもします。『ん』ー。これはまずい…。自分をアップデートしなければ!」と、「おっぱん」をお題に、あいうえお作文を披露。
続けて「昭和の“おっさん”が新しい“常識”と出会い、少しずつレベルアップしていくロールプレーイングドラマです。LGBTQ、推し活、二次元LOVE、メンズブラ…。今の時代、昭和を生きてきた“おっさん”から見れば理解不能なことも多いのかもしれません。そこで『自分とは関係ない』と扉を閉じてしまうのか、『今の時代を理解しよう』と飛び込むのか…。誠は勇気ある勇者なのだと思います。『自分は変われる』と信じた勇者なのだと。不器用だけれど家族を愛し、ダメダメだけれど変わろうと努力する誠を原田さんに演じていただき、誠の行動に、時にダメ出しをしながら、時に一緒になってドキドキしていただきながら、中年男のゆるやかな成長物語を楽しんでいただければ幸いです」と説明。に「奇しくも“おっさん”の冠を持つ(他局の)超人気作と同時期の放送。偉大な先輩の胸を借りるつもりで、約3カ月の放送を走り切りたいと思います。そして、あの作品と同じように“おっパン”も皆さまに愛される作品になれば幸せです!」と気合十分だ。
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