菊池風磨主演「ゼイチョー」第5話。徴税第三係メンバーが農園で潜入調査!2023/11/06
菊池風磨が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「ゼイチョー ~『払えない』にはワケがある~」(土曜午後10:00)。11月11日放送・第5話では、日本で働く外国人の住民税未払いが発覚し、主人公・饗庭蒼一郎(菊池)らみゆきの市役所納税課徴税第三係のメンバーが、真相を暴くため農園へ潜入調査を行う。
「ゼイチョー ~『払えない』にはワケがある~」は、2016~17年「BE・LOVE」(講談社)で連載された、慎結氏による「ゼイチョー!~納税課第三収納係~」が原作。主人公・饗庭蒼一郎(菊池)はみゆきの市役所納税課の職員で、滞納されている税金を納めてもらう徴税吏員だ。税金滞納者の経済状況を把握して、自宅を訪問。時に財産を差し押さえ、税⾦を納めてもらうようにうながす。つまり“税金の取り立て屋”。しかし、彼の本当の職務はただ税金を取り立てることではない。「敵じゃない! 味方になりたいんです!」と市民の事情に寄り添って、救う方法を模索。そんな徴税吏員の日々をスリリングに、そして、時には泣いて笑ってと、魂を揺さぶるヒューマンエンターテインメントとして描かれている。
第5話。饗庭の先輩・加茂原(鈴木もぐら)は、行きつけの銭湯で仲良くなったベトナム人・グエン(葵揚)の力になろうとする。農業の特定技能ビザで2年前に来日しているグエンは、国民健康保険税の納め方が分からず滞納してしまっているのだ。加茂原は「今度、市役所に来てよ。ゆっくり教える」とグエンに伝える。
一方、饗庭は近所のスーパーマーケットで百目鬼華子(山田杏奈)とばったり鉢合わせする。値段の安い野菜を買おうとする華子に、みゆきの市の農家「いくしま農園」が作る高価なオーガニック野菜を薦める饗庭。すると、レジの方で「さっさとしろよ!」と男性客の怒鳴り声がする。どうやら日本語が分からないベトナム人店員にクレームをつけているようで、すっかり委縮してしまっているその女性店員・フア(フォン・L)を、華子は気の毒に思う。
翌日、第三係の窓口にグエンが納付の相談にやって来て加茂原は安心するも、饗庭たちが調べてみると、グエンは国保税だけでなく住民税も納めていなかったことが判明する。住民登録されてはいるものの、所得が分からなかったため、市から納付を案内できていなかったのだ。あらためて納付の仕方を説明する饗庭たち。するとグエンは突然思い出したように、「住民税は、農家さんが払っていると思います。契約の時、約束しました」と、住民税は給料から天引きされる契約のはずだと主張。しかし、実際に納められた記録はなかった。
饗庭と華子はグエンが働く「いくしま農園」を訪ねる。農園の代表・生嶋妙子(大島さと子)はもともと夫婦で農園を営んでいたが、2年前に夫を亡くしてからは、日本に来た外国人を雇って切り盛りしている。饗庭が事情を説明すると、生嶋は、住民税はグエン自身で払う契約になっていて、天引きはしていないと言う。契約書にもグエンのサインがあり、饗庭たちはグエンの勘違いとして事態を収めようとする。
ところが、グエンと同じように、給料から天引きされているはずの住民税が未納のままになっているベトナム人女性・チュン(ジョージアナ)が相談にやって来る。
うそをついているのは一体誰なのか? 厳しい環境で働く外国人たちを守るため、饗庭ら第三係が真相に迫る。
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