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足立梨花がデビュー15周年&30歳の節目に演じる母親役。「グランマの憂鬱」で意識していることとは?2023/04/13

足立梨花がデビュー15周年&30歳の節目に演じる母親役。「グランマの憂鬱」で意識していることとは?

 足立梨花が、フジテレビ系連続ドラマ「グランマの憂鬱」(土曜午後11:40=東海テレビ制作。4月15日・第2話は深夜0:00)に出演中。萬田久子が扮(ふん)する“グランマ”こと百目鬼ミキが、身近で切実な問題を愛ある「喝!」で一刀両断する痛快人情ドラマで、しゅうとめであるミキと同居することになった百目鬼由真を好演している。そんな足立が、デビュー15周年、30歳という節目の年に演じる母親役について、そして共演する萬田や娘役の加藤柚凪とのエピソードを語った。

足立梨花がデビュー15周年&30歳の節目に演じる母親役。「グランマの憂鬱」で意識していることとは?

 「グランマの憂鬱」の原作は、高口里純氏による同名コミック。美しく雄大な里山風景が広がる百目鬼村で、代々総領職を務めるミキのもとには、現代を生きる人々の切実な悩みが寄せられる。「老害なんていわれるようなババァには死んでもなりたくないね」という彼女が、豪快かつ繊細に持論を繰り出し、孫の亜子(加藤)と共に、あらゆる世代の家族、移住者、訪問者と向き合い、愛ある喝で身近な問題を一つ一つほぐしていく。

 「私も30歳になりましたし、リアルなお母さん役が求められているのかなと思っています。そういう意味ではどのように役作りをしていこうか、ちょっと悩みました」と明かす足立は、役づくりについては「物語の中での言動にも余裕があったり、逆になかったり…。そのバランスを考えながらお芝居をするのは、今回が初めてかもしれません。台本のまま演技をするというよりも、頭の中で一旦考えるということを意識的に行うようにしています」と語る。

足立梨花がデビュー15周年&30歳の節目に演じる母親役。「グランマの憂鬱」で意識していることとは?

 演じる由真のキャラクターに関しては、「以前はバリバリ働いていて、でも結婚して子どもも産まれて、さらに横浜から夫の実家の村に引っ越してきてお母さんと同居を始めて…。撮影していても感じるのは、『これって結構勇気のいる決断だなぁ』ということですね。家の近所に何でもそろっていた都会の生活から、自然豊かな村に移住して、たぶん田舎特有のしきたりもあると思うんです。でも、そうしたことをあまり大変だと思っていないところが由真のすごいところで、臨機応変に溶け込んでいくんですよね。村の皆さんには『大奥様と同居してやっていけるのかしら?』と心配されているだろうけど、由真自身はそこまでミキさんを怖がっていないんじゃないかな。本当に素直に、いろいろな人とお話ができるいい人という印象です。ちょっと天然な部分もありますが(笑)」と好感を抱いている様子。

 ミキと由真の関係性にも触れ、「いやぁ…、やっぱり大変だと思うんですよ。でも、それぞれの思いがしっかりとあって、相手を思う気持ちがきちんと伝わっていれば分かり合えるんじゃないかなと、ミキさんとのシーンを撮影しながら思うようになりました。第1話でも『嫁姑(よめしゅうとめ)が仲良くなる必要なんてない、うまくいっている程度でよし』というミキさんのセリフがあったのですが、台本を読んだ時に『なるほど、そうだよね』と、とても共感できました。とにかくミキさんの言葉で不安がかき消されるというか、そんなに頑張らなくてもいいよと言われているような、ほっこりする場面がたくさんありますね」と思いを巡らせている。

足立梨花がデビュー15周年&30歳の節目に演じる母親役。「グランマの憂鬱」で意識していることとは?

 撮影現場は「笑いの絶えない、楽しい現場」ということで、「萬田さんもすごくお話が好きな方で、今ハマっている韓国ドラマのことを熱く語ってくださいます。そして柚凪ちゃんは、カメラが回っていない時でも亜子そのもの! 現場は萬田さんと娘役の柚凪ちゃんを中心に笑顔が広がっていく感じで、この空気感が画面を通じて届くといいな、って思っています」と報告。

足立梨花がデビュー15周年&30歳の節目に演じる母親役。「グランマの憂鬱」で意識していることとは?

 そして、「今回のドラマはグランマからも、そして亜子ちゃんからも、教わることがたくさんあるドラマかなと思っています。由真はそんな2人に寄り添うような存在なので、皆さんも同じ気持ちでドラマを見ていただけたらうれしいです」と期待を寄せ、「4月は新たな場所でスタートを切る人が多い季節。友人関係でも職場でも、いい距離感を保って相手を敬う気持ちがあれば、絆も生まれるし仲良くなれると思う。由真がミキさんはもちろん、村の人たちにとけ込んでいく感じも見ていただければと思います。そして皆さんもグランマの『喝!』が飛んでこないように、気を付けて日々過ごしてくださいね(笑)」と呼び掛けている。

足立梨花がデビュー15周年&30歳の節目に演じる母親役。「グランマの憂鬱」で意識していることとは?
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