池松壮亮、浜辺美波、柄本佑が感激!「クレヨンしんちゃん」×「シン・仮面ライダー」が夢のコラボ実現2023/03/09
テレビ朝日系で3月18日放送の「クレヨンしんちゃん」(土曜午後4:30)で、「シン・仮面ライダー」との夢のコラボが実現。池松壮亮、浜辺美波、柄本佑と、アニメの主人公・野原しんのすけが感動の共演を果たす。
1992年の放送開始以来、世代を超えた人気者としてお茶の間で愛され続ける「クレヨンしんちゃん」は、“土曜日夕方の顔”としてすっかり定着。しんのすけの痛快ぶりは、放送から30年を超えた現在も、ますますパワーアップしている。
一方、「シン・仮面ライダー」は3月17日から全国公開。「シン・ゴジラ」(2016年)、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(21年)などの大ヒット作品を世に送り出してきた庵野秀明氏が脚本・監督を担い、1971年放送開始のテレビドラマ「仮面ライダー」をベースに、全く新しいオリジナル作品として制作された。
今回のコラボアニメ「しん・仮面ライダーだゾ」では、主人公・本郷猛/仮面ライダーを演じた池松、ヒロイン・緑川ルリ子役の浜辺、一文字隼人/仮面ライダー第2号に扮(ふん)する柄本が、映画の役柄そのままに登場。しんのすけを筆頭としたおなじみのキャラクターたちとハイテンションなやりとりを繰り広げる。
2月某日、池松、浜辺、柄本がアフレコ現場へ。アフレコブースの中に入ると、表情は真剣そのものだ。スピーディーなストーリー展開に、それぞれ「難しい!」「あせっちゃう!!」「早い!!!」と苦笑いしつつ、制作サイドから入るセリフの細やかな修正を、3人とも台本に丁寧に書き込んでいた。
池松が「汗かいてきた…」と言うほどに、徐々に現場は熱を帯び、「行くぞ! SHOCKER!!」という声を合わせるセリフや、「トォー!!」という仮面ライダーおなじみの掛け声も池松と柄本が息を合わせてこなしていく。これにはブースの外で見守るスタッフ陣も「カッコいい!」と絶賛。浜辺も、ルリ子をクール&勝気な性格の魅力を漂わせて体現し、奥行きのあるキャラを見事に作り上げた。
今回のストーリーは、SHOCKERによって“オーグ”となってしまった園長先生とまつざか先生が、しんのすけや風間くん、マサオくんら園児を乗せたバスをジャック。そこに“雲オーグ”がやって来て、しんのすけたちを誘拐しようとするが、本郷と一文字が現れる。仮面ライダー、仮面ライダー第2号に変身した2人は、雲オーグと対峙(たいじ)するが、片やルリ子は“用意周到”に園児たちを救うべく別行動をしていて…。しんのすけ×仮面ライダー×アクション仮面の共闘という夢の豪華共演は見逃せない。
アフレコ後、やり切った満足げな表情が印象的だった池松、浜辺、柄本を出迎えた元気いっぱいのしんのすけに、3人は一気にテンションアップ。彼らをねぎらいながらも、「オラみなみおねいさんに会いたかったゾ~」と体をスリスリ。浜辺も「私も会いたかったよ!」と応えるなど、仲むつまじい姿を披露した。
また、しんのすけから、自分と同じ5歳の頃はどんな子どもだったかを聞かれると、池松は「しんちゃんのまねをして母親に怒られた」、浜辺は「引っ込み思案な子どもだった」、柄本は「しんちゃんの声まねをしていた」とエピソードを語るなどコミュニケーションを図り、最後には、しんのすけからレクチャーを受け、全員合わせて「見れば~♪」とのセリフとともに、体をフラダンスのようにゆらゆら。アフレコの疲れも一気に吹き飛んだ様子で、現場は笑いに包まれた。
今回のコラボについて、池松は「とても光栄でした。“仮面ライダー”に自分がなった時も驚きでしたが、まさか『クレヨンしんちゃん』にまで出演する日が来るなんて! すごく楽しかったです。めいっ子たちに自慢したいと思います。何かを意識している暇もなく『しんちゃんと掛け合いしてる!』と思ったら、もう終わっていました(笑)。しんちゃんと柄本さんと『せーの!』で合わせて決めゼリフもやらせていただきました。楽しかったです」と興奮気味にコメント。
「クレヨンしんちゃん」にまつわる思い出については、「長い間、この国の子どもたちの人格形成に大いに影響を及ぼしているアニメだと思います。僕もその1人ですし、周りもみんなしんちゃんのまねをしていました。しんちゃんみたいにお尻を出して、母親に『やめなさい!』と怒られていたことをよく覚えています(笑)。いつまでも大切なことを忘れずにふざけててくれる、しんちゃんには、いつまでも子どもたちの味方でいてほしいです」と語り、「まさかのコラボレーション! もう二度とないであろう、“しんちゃん×仮面ライダー”の夢の共演をぜひ、お楽しみください」と呼び掛けた。
浜辺は「いろいろな『クレヨンしんちゃん』の主要なキャラクターたちとの共演がすごくうれしかったです! 何よりも、アクション仮面さんとご一緒できたのが楽しかったです。今回も、すごくカッコよかったです! 実際の『シン・仮面ライダー』の劇中では、笑ったりとかはあまりなく、もう少しクールなイメージでしたので、しんちゃんとの掛け合いは優しさも重視していました」とアフレコを振り返った。
続けて「もちろんずっと大好きなアニメですが、最近、映画『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001年)、『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』(02年)、『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(14年)を見たところなんです。子どもはもちろんなのですが、大人が見ても面白くて笑えるし、切なくて泣ける部分も満載で、エモーショナルさが本当に素晴らしかったです。それを見た後で、今回のお話をいただいたので、本当にびっくりしましたし、余計にうれしかったです!」と目を輝かせ、「しんちゃんのキャラクターとライダーが、まさに大集結と言っていいと思います! 豪華な回になって幸せでしたし、私自身も出来上がりが楽しみです。池松さんと柄本さんが掛け声を合わせてらっしゃる部分もカッコいいですし、私も一生懸命頑張りましたので、ぜひ楽しんでいただければうれしいです!!」と期待を寄せた。
柄本も「『クレヨンしんちゃん』の世界に自分がいるというだけで楽しかったですね。アクション仮面の笑い声が昔からすごく好きで、今回、ご一緒できたことはなに、何よりの宝物になりました。通常のやりとりよりも、セリフの声を張るというのは意識していました。それと展開が早いので、スピード感は重視しましたね」と振り返った。
「クレヨンしんちゃん」にまつわる思い出は、「幼少期に、しんちゃんの声まねをずっとしていました。声変わりとともにできなくなり、悔しい気持ちになったのを今でも覚えています。それと、しんちゃんに感化されて、ある時期までは自分のことを『オラ』って言ってたんですよ。友人と映画版を一緒に見に行って、お互いに涙を隠しながら鑑賞していたことなど、今回はいろいろと、懐かしいことを思い出させていただけました」と明かし、「物語の設定も、きちんと仮面ライダーの世界観にも通じていて、ありがたかったです。いろんなキャラクターが一堂に会した、“お祭り感”があると思いますので、お楽しみに!」とアピールしている。
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