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赤楚衛二が「風間公親-教場0-」で木村拓哉と初共演。「すごく気持ちよくお芝居をさせていただいています」2023/03/08

赤楚衛二が「風間公親-教場0-」で木村拓哉と初共演。「すごく気持ちよくお芝居をさせていただいています」

 赤楚衛二が、フジテレビ系で4月10日にスタートする連続ドラマ「風間公親-教場0-」(月曜午後9:00、初回は30分拡大)に出演。刑事指導官・風間公親(木村拓哉)とバディを組む新人刑事・瓜原潤史を演じ、木村と初共演を果たす。

 木村主演で2020年と21年に新春スペシャルドラマとしてオンエアされた「教場」。原作は、13年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹氏の「教場」シリーズだ。警察小説の新境地として、シリーズ累計130万部突破のベストセラーとなっている。「風間公親-教場0-」は、主演・木村、脚本・君塚良一氏、演出・中江功氏のタッグで連ドラ化。警察学校の“教場”ではなく、キャリアの浅い若手刑事が突然、風間とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システム“風間道場”という新たな舞台での、風間の姿を映し出す。風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。

赤楚衛二が「風間公親-教場0-」で木村拓哉と初共演。「すごく気持ちよくお芝居をさせていただいています」

 赤楚が演じる瓜原は、地域課の警官として、空き巣の常習犯逮捕の手柄を立てて署長から表彰され、犯罪捜査を学ぶため捜査一課の“風間道場”への異動を命じられる。自分の身なりには無頓着で、いつも髪がボサボサ。緊張しやすい性格で、殺人事件の最前線で風間の厳しい指導を受ける環境に、いつも胃痛がしている。空き巣の常習犯を逮捕した際も、容疑者に対して、怒鳴ったり詰めたりせず、相手に寄り添って接したことで、犯人を自白させた。そんな心優しい性格の瓜原は、風間の前でも自分流の捜査方法で、容疑者に寄り添いながら接するが、殺人事件の現場ではその方法はなかなか通用せず、事件の容疑者に小ばかにされる始末。瓜原が決定的なミスをしても、風間は「1人の犯人を取り逃がしても、次の世代の捜査能力を育てる方が大事な場合もある」と言い放つ。その言葉の意味が理解できない瓜原は、時に風間とぶつかりながら、その指導の本当の意味を理解していく。

赤楚衛二が「風間公親-教場0-」で木村拓哉と初共演。「すごく気持ちよくお芝居をさせていただいています」

 「『教場』は一視聴者として見ていたので、“まさか自分が出演させてもらえるとは”と思いました。と同時に今回木村さんとのバディということで、指導官と新人刑事という関係性のプレッシャーもすごく感じました」とオファーに襟を正す赤楚。加えて、「台本を読んでいて、事件のひもとき方の構図が新鮮だなと思いました。犯人とそれを追う刑事のやりとり、構成が新しくて面白く、風間指導官が新人刑事に与える言葉、一つ一つに意味があり、台本を読み進めていくと、こういうふうに事件がひもとかれていくんだと、伏線回収のようなところもあります。瓜原自身の感情の変化の流れも奇麗に描かれているので、読んでいて物語に引き込まれました」と作品の印象を明かす。

 また、木村との初対面には「緊張しましたね。瓜原自身が緊張で胃が痛くなってしまうという人物なんですけど、僕自身もそんな気持ちになりました。初めてお会いしたのは本読みの時だったんですけど、全然自分の調子が出なかったことを覚えています。“わぁ、本物の木村さんだ”って思ってしまいました」と振り返りつつ、「撮影に入ると、“このシーンはこうやってみようよ”とコミュニケーションを取ってくださり、すごく気持ちよくお芝居をさせていただいています」と現場の雰囲気のよさをうかがわせる。

 そんな木村が扮(ふん)する風間とのシーンも多いが、「お芝居の説得力がとにかくすごいなと思いました。現場でも指導官として居てくださって、刑事として、こういう時はこうするんだというところを教えてくださいました。かといって、手取り足取り教えるというわけではなく、現場にいい緊張感が保たれつつ、木村さんが本当に指導官に見えてくるように、そして僕が自然と瓜原として、風間さんに接することができるような状態を作ってくださっているなと、本当に感謝しています」と役柄同様に、木村から学ぶことも多い様子。

赤楚衛二が「風間公親-教場0-」で木村拓哉と初共演。「すごく気持ちよくお芝居をさせていただいています」

 そして、自身の役柄については「すごく人間味があり、“若さゆえの青さ”がある人物です。そして、瓜原が抱える過去の出来事から、人に対して優しくありたい姿勢だったり、そんな優しさがある半面、頑固で少し直情的な部分も持っていたり、感情の揺れ動きが大きく出る人間です。真っすぐな男であり、少し落ち着きのない男だと思います」と分析。

 今回の発表で、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太と、風間とバディを組む新人刑事5人のキャストが出そろった。赤楚は、あらためて「僕が演じる瓜原は、どこにでもいるような今どきの若者なんですが、その若者がいかに風間さんに歯向かいながらも、惑わされ、苦しんでいくのか、その振り回され方を楽しんで見ていただきたいです。そして、そんな瓜原が、どのように大人への第一歩を踏み出せるのかというのを見ていただけたらなと思います」とメッセージを寄せている。

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