SF時代劇「○○のスマホ」第4弾、持ち主は織田信長2023/01/31

NHK総合では、2月6~9日と13~16日に「信長のスマホ」(深夜0:25)を放送する。「もしも歴史上の偉人がスマートフォンを持っていたら?」という設定と、全編スマホ画面のみという演出で好評を博しているSF時代劇「○○のスマホ」シリーズの第4弾となる最新作だ。
これまで、2020年に「光秀のスマホ」(主演・山田孝之)、21年の「土方のスマホ」(主演・窪田正孝)、22年の「義経のスマホ」(主演・川栄李奈)の3作がオンエア。新作である第4弾の主人公は、織田信長だ。

うつけと呼ばれた少年・信長が、スマホを手にしたことでSNSのトレンド天下布武を志し、SNS上で炎上を重ねながら、鬼電を繰り返すパワハラ上司となり、本能寺の変に至るまでを、5分×全8話で描く。なぜ信長は天下布武を目指したのか、なぜパワハラを繰り返す鬼上司になったのか、本能寺の変はなぜ起きたのか? スマホを介すことで見えた新解釈の本作では、NHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜午後8:00ほか)の信長や、話題のあの映画の信長とも全く違う、第3の信長の物語が展開される。

「信長のスマホ」は、ギャラクシー賞フロンティア賞も受賞したスマホシリーズ第1弾「光秀のスマホ」と同じ世界線の物語。あの明智光秀や羽柴秀吉たちが帰ってくる。そして、もちろん「光秀のスマホ」キャストも再集結。織田信長(声)は島﨑信長、明智光秀は山田孝之、羽柴秀吉は和田正人が務める。
さらに、過去スマホシリーズでメインキャストを演じたあの俳優も出演。また、信長に天下布武の夢を抱かせるキーパーソンに、納得の実力派俳優をキャスティング。ほかにも、芸人からミュージシャンまで多彩な方々が戦国の重要人物たちを演じる。一体誰がどんな役回りで登場するのか、声や手足に注目だ。
また、今回もスマホ画面はセンターに据え置かれ、歴史がグッと身近に感じられる笑える小ネタが満載。武田信玄からのクソリプ、光秀の裏垢、比叡山炎上のネットニュース、斎藤道三のラジオ番組、力士がけんかバトルする動画番組など、歴史をスマホコンテンツに落とし込んだネタが次々登場する。「一時停止して何度も見たい」との声が毎回上がる、時代考証を重ねた歴史ネタは今回も健在だ。加えて、過去シリーズにはなかった新たな仕掛けも用意されている。
今回もドラマの放送に先駆け、主人公・信長の一人称Twitterアカウント「スマホを持っている織田信長」が開設された。「どうする家康」に絡んだり、家臣からの留守電やメッセージアプリでのやりとりをアップしたり、自分の活躍を取り上げたネットニュースなどをアップしたり、Twitter上で家臣(フォロワー)を募集し、天下統一を目指す。


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