藤原季節×大東駿介「ギルガメッシュFIGHT」の個性豊かなレギュラーキャスト11人が解禁！2022/12/19
Paraviで12月24日深夜1：15から配信される、Paraviオリジナルドラマ「ギルガメッシュFIGHT」の個性豊かなレギュラーキャスト11人が解禁。1990年代のパワーとドラマの熱狂を表現したキービジュアルも公開された。この1枚だけでも現代のコンプライアンスではヒヤリとするビジュアルをデザインしたのは、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」（NHK）、「最愛」（TBS系）などを手掛けた吉良進太郎氏で、スチール撮影は「全裸監督2」（Netflix）、映画「キングダム」などを手掛けた森恒河氏が担当した。
1990年代のテレビ東京の伝説的深夜番組「ギルガメッシュないと」。そのスタッフたちの実話から着想を得た「ギルガメッシュFIGHT」は、番組制作陣視点のフィクションドラマだ。当時テレビの前でひそやかに見ていた視聴者には垂涎（すいぜん）必至の、「ギルガメッシュないと」を彷彿（ほうふつ）とさせる出演者や、懐かしのコーナーなども登場する。
91年10月、テレビ東洋のプロデューサー・栗田淳一（大東駿介）は女性も見られる情報番組「ギルガメッシュFIGHT」をスタートさせるが、内容は下品で視聴率も全く取れない。打ち切りが迫る中、ある場所で偶然見つけたテレビ東洋のディレクター・加藤竜也（藤原季節）をスカウトし、いきなり演出に抜てきする。加藤の斬新さと“エロ”への熱意に、次第に制作陣もやる気になっていくが、制作費があまりにもオーバーしすぎていた。崖っぷちの状況を打開する加藤の秘策とは…!?
加藤の演出に戸惑いつつも、次第に感化されていく元新聞記者でメモ魔の真面目なディレクター・名高圭介を演じるのは堀井新太。「平成生まれの僕は驚きの連続でした。タバコがあらゆる場所で吸えたり、タクシーの停め方も豪快な方法だったり、ディスコがはやっていたり、テレビの規制が緩かったり。当時の服装やヘアースタイルも抜群にかっこよかったし、僕の好みでした。表現の方法がとても自由なこの時代を実際に経験してみたかった、とそんなふうに思える作品になっていると思います。『カメラは低く、志は高く』です」とコメント。
テレビが大好きでテレビ東洋に入った明るい性格と愛嬌（あいきょう）でスタッフに愛されるアシスタントディレクター・北原役の大下ヒロトは「25年前の僕が生まれた1カ月後に放送終了した伝説の番組『ギルガメッシュないと』。うわさでしか聞いたことがなかった番組が、知れば知るほどいとおしい番組になっていきました。当時のファッション。言葉。会議室の煙。ディスコの点滅。ギラつく人間たち。次々に移り変わる時代の中で、一つの時代の空気をしっかり作れた作品になっていると思います」と作品を紹介。
番組のエロへのこだわりに若干引き気味だが、スタッフや出演者からの信頼も厚い頼れるアシスタントプロデューサー・宇野くるみ役の生越千晴は、「ちょうど私が生まれた頃に始まった番組『ギルガメッシュないと』。伝説の番組を創り上げた人々を演じられたのは私自身とてもうれしかったです。この時代に『ギルガメッシュFIGHT』が皆さまにどのように届くのか楽しみで仕方ありません。何か面白いものを作りたい、人を喜ばせたい、その一心で90年代を駆け抜けた男たち、そして女たちがいたということをぜひ見届けてもらえたらうれしいです」と語る。
スタッフと共に新たな企画を生み出し、成長していく構成作家・轟役の七瀬公は、「お話をいただいた時、誰よりもマネジャーさんが興奮していましたし、少し上の周りの先輩方のリアクションを見てもどれだけすごかった番組なのか、皆からひしひしと伝わってきました。控え室に居ても例えば『何にエロスを感じるのか』など、皆負けじとさまざまな談議等をしていい空気感のまま撮影に臨めたのかなと思います。全身全霊で演じてくださった女の子たちのシーンをスタジオで直接見て、心を打たれたのを覚えています」と収録の様子を伝える。
一見軽薄そうだが、制作サイドに寄り添い、スタッフや共演者を気遣う番組メインMC・宮本秀樹役を務める姜暢雄は、「放送されていた当時は多感な学生時代でしたが、地元では放送されてなくてヤキモキした記憶がよみがえります。放送されてなくてもうわさは広まり、田舎学生たちの妄想が広がっていくばかりで悶々（もんもん）としていました。当時の熱量を失わないよう、まるでタイムスリップしたかのような熱い気持ちでキャストもスタッフも楽しくはしゃぎながら精いっぱい、撮影をしております」と思い出とともに報告。
本当はエロが苦手だが、あるきっかけで伝統芸“高速ベロ”を生み出すことになるお笑い芸人・サワリー尾中役に永野宗典。「この役をいただいた日から、毎日のようにイジリー（岡田）さんの動画などを見て研究して、イジリーさんの楽屋にぶしつけながら突撃して半生をお聞きしたり、スマートフォンの壁紙もイジリーさんにして鏡のように眺め、イジリーさんそのものにトランスフォームすべく訓練してきました」と熱心な役作りをうかがわせる永野は、「日々、ベロの動きは最高速度を更新していきました。2代目イジリー岡田襲名に一番近い男だと思っています。このご縁を大切にし、高速ベロを伝統芸能として継承していく所存であります」と宣言する。
真面目な性格で初のバラエティMCに真摯（しんし）に向き合う巨乳グラビアアイドル・大沢ゆりえ役の出口亜梨沙は、「台本をいただいて読んだ時、熱い男の話だなと思ったのですが、実際現場に入ったら皆さんの熱量がすごくて圧倒されました。私は少し遅れて撮影に参加させていただきましたが、本当にフレンドリーで優しくしてくれる皆さんのおかげで毎回撮影に行くのがすごく楽しみでした。大沢ゆりえはつらいことはあまり表には出さず、努力家でいろんなことを考え、悩みながらも自分ができることを全力でする人なのですが、こんなに抱えて大丈夫なのかな？と心配になりました。私とは正反対のような役でしたので難しい部分もありましたが、その苦悩なども見てもらえたらうれしいです」と期待を寄せる。
類まれなるタレント性や先を見通す力を加藤ディレクターに見いだされ、番組に抜てきされる“Tバックの女王”西岡亜紀役の真島なおみは、「“令和の愛人”がキャッチコピーの私ですが、役作りのために人生初の日焼けサロンに通ったり、Tバック姿を見せるシーンのためにジムでお尻もビシバシ鍛えました。過去の映像もたくさん見て、しゃべる時の音程やアクセント、表情の特徴やしぐさなど、自分なりに研究して臨ませていただきました」と気合十分で、「今作の中で、亜紀ちゃんは誰よりも成長の振り幅が大きかった子なのではないかなと思います。全5話の中で毎回急成長していく彼女とともに、私自身も作品の中の彼女と向き合いながら成長できていたらうれしいです」と話す。
夢と現実に悩みながらも、裸エプロン姿で「夜食ばんざい」のコーナーに登場し、「ランジェリー歌謡祭」では大きな決断を下すことになるセクシー女優・石川あゆみ役は杉本愛莉鈴。「今回の役は自分のやってみたかったことがたくさん詰まっていて、初めてのドラマがこの作品で本当によかったと思っています！」と喜びをあらわにする杉本は、「90年代は私の生まれる前なので、写真でしか見たことないような髪形や肩パッドの入った派手な色のジャケットを着たのですが、すごくかわいかったし、そういう派手な服装がまたはやってほしいです！ 現場では共演者さん、スタッフさん、皆さんとても優しくて最終日は笑いの絶えない1日になりました！」と刺激的な撮影になった様子を見せた。
そして、「番組開始時、私は既にアナウンサーとしての仕事を始めていたのです。社会人にすら、背徳を感じさせる内容であったことにあらためて驚くとともに、当時のスタッフ、キャストの皆さんのチャレンジ精神に脱帽しました」と感激する安東弘樹が演じるのは、報道畑にいながら、突如「ランジェリー歌謡祭」の司会を任される、テレビ東洋ベテランアナウンサー・高田敬。「私は当時の局のアナウンサー役です。その戸惑いや、実際に司会を担当した時の気持ちを表現できていたらうれしいです。今は反省しかありませんが、一瞬でも当時の熱い空気感を共有できて幸せでした」とさまざまな思いが駆け巡ったことを告白。
羽場裕一は、芸能界を取りまとめ目的を遂行のために加藤や栗田たちをも利用するが、義理人情も持ち合わせる大手芸能事務所会長・二階堂に扮（ふん）する。「AM7：30に現場に入ると、すでに数名のボディコン娘たち。熱気ムンムン、お色気ムンムン、ここはどこだー！ 出された衣装はシルバーラメのジャケット、俺は誰だー！ 一気に90年代、ここはディスコのVIPルーム。あれよあれよという間に興奮のるつぼ！ テンションアゲアゲでジェットコースター。家に帰ってぐったりの60代のおじさんでした。まるで夢のよう、あゝ楽しかった」と当時の熱気に再び触れた興奮を表現した。
なお、90年代のパワーにあふれた30秒予告と情報満載の公式サイトも公開。さらに、YouTubeのテレビ東京公式ドラマチャンネルでは、Paraviでの第1話配信開始に合わせての第1話無料配信も決定した。
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