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井上尚弥、世紀の一戦へ! 世界バンタム級4団体王座統一戦をdTVで独占生配信2022/10/13

井上尚弥、世紀の一戦へ! 世界バンタム級4団体王座統一戦をdTVで独占生配信

 エイベックス通信放送株式会社は10月13日、12月13日に東京・有明アリーナで開催される「NTTドコモ Presents PXB WORLD SPIRITS WBA・WBC・IBF・WBO 世界バンタム級王座統一戦 井上尚弥 vs ポール・バトラー」の模様を、dTVで独占生配信することを発表した(月額料金内で視聴可能)。

 “怪物(モンスター)”の異名で知られ、”日本ボクシング史上最高傑作”の呼び声も高い井上選手は、2014年4月にWBC世界ライトフライ級王座を獲得。1度防衛してからタイトルを返上して階級を上げ、同年12月にWBOスーパーフライ級王者に。同タイトルを7度防衛した後に返上し、18年5月にWBA世界バンタム級王座を奪取。3階級制覇を成し遂げた。

 井上選手はその後、複数の世界王者、元世界王者によるトーナメント「ワールドボクシングスーパーシリーズ(WBSS)」に参戦。準決勝でIBF世界王者マヌエル・ロドリゲス、決勝でWBAスーパー王者のノニト・ドネア選手を打ち破り、WBSSバンタム級初代チャンピオンに輝くとともに、WBA・IBF統一世界王者となった。そして、両王座の防衛を重ねて迎えた今年6月、WBA・WBC・IBF王座を懸けたドネアとの再戦に勝利し、日本人初の3団体統一世界王者に。WBSS決勝で苦しめられた強豪ドネア選手を2ラウンドでKO。この試合は世界に衝撃を与え、アメリカのボクシング専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンドランキング(全階級を通じて誰が最も優れた選手かを格付けするランキング)で1位の評価を受けた。これも日本人初の快挙だった。

 3本のベルトを巻いた井上選手の次の相手が誰になるか注目されていたが、目標に掲げていた、WBO王者・バトラー選手との統一戦が実現した。23戦全勝(20KO)の井上選手に対し、バトラー選手は34勝(15KO)2敗。今年4月に当時の王者、ジョンリール・カシメロ選手と対戦する予定だったが、彼が規定違反で出場が取り消されたため、急きょ設けられた暫定王座決定戦に臨んで判定勝ち。カシメロ選手の王座剥奪に伴い、正規王者に昇格した。

 相手も世界王者であり侮ることはできないが、過去の戦績、直近の試合内容を単純に比較すれば、井上がバンタム級では初の世界4団体統一王者となる可能性は高い。リングに立つたび新たな歴史を築くモンスターが、どんな戦いを見せてくれるか。必見のビッグマッチだ。

 全国のドコモショップなどを通じて、日本人初の4団体統一を目指す井上選手を応援する「井上尚弥選手 全力応援キャンペーン」も実施。SRS席などの観戦チケットプレゼントや新規入会キャンペーンなど、多数のプログラムを用意する。キャンペーンの詳細は配信ページ(https://video.dmkt-sp.jp/ft/1213pxb)をチェック。

井上尚弥、世紀の一戦へ! 世界バンタム級4団体王座統一戦をdTVで独占生配信

 なお、dTVでは、10月25日に 「PXB PHOENIX BATTLE 93 (第93回フェニックスバトル) 」を午後5:30から生配信(月額料金内で視聴可能)。第93回となる本大会のメインカードでは、前IBF王者・岩佐亮佑選手が、元世界フェザー級1位のゼネシス・カシミ・セルバニア選手に挑む。このたび、この「PXB PHOENIX BATTLE 93」の生配信を記念し、過去に実施された「PXB」(https://www.phoenixbattle.jp/)の試合映像のアーカイブ配信が決定している。


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