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【東京オリンピックを振り返って】スケートボードの西矢椛、開心那らが新種目で素晴らしい活躍。10代の躍動・メダル獲得に日本中が歓喜2021/08/09

 サーフィン、BMXフリースタイル、スケートボード、スポーツクライミング、3×3バスケットボール、空手――東京2020オリンピックは、さまざまな競技、種目が新たに採用され、その多くで日本勢が活躍した。

 中でもスケートボードは、男女計4種目で金3、銀1、銅1個のメダルを獲得。女子のメダリスト4人が全員10代ということも特筆すべき点で、西矢椛がストリートで金メダルに輝き、13歳11カ月で日本人最年少メダリストとなった9日後、開心那がパーク銀メダルを獲得して12歳11カ月に記録を更新した。この記録は当分、破られないだろう。

 残念だったのはコロナ禍であったこと。外出が自粛されていなければ、西矢、開らの活躍に刺激された同年代の若者たちや、その下の世代の子どもたちが公園や道に集まり、スケートボードに熱中する姿が見られたはず。もちろん無観客だったことも残念だった。満員の観衆の声援と拍手が会場を包んでいたら、選手たちはより素晴らしいトリックを披露してくれたはずだ。

 ほかにも多くの場面で、特に日本が惜しくも目標に届かなかった場面で観客の声援が後押ししていたら…と思わされた。スポーツに「たられば」は禁物であり、逆に声援が重圧になった可能性もあるのだが、今大会を振り返るたび、「観客がいたら」「観客になりたかった」と思うことは避けられないだろう。

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