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福山雅治×大泉洋「ラストマン」が今夜最終回！キャストが笑顔のクランクアップ2023/06/25

　本日6月25日の放送で最終回となるTBS系連続ドラマ「ラストマン－全盲の捜査官－」（日曜午後9：00）。このたび、主演・福山雅治、バディを組んだ共演の大泉洋をはじめ、キャストがそれぞれの場所でクランクアップを迎えた。

　「ラストマン－全盲の捜査官－」は、アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI（アメリカ連邦捜査局）特別捜査官・皆実広見（福山）と、皆実のアテンドを命じられた警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗の痛快バディドラマ。人を信じる皆実と、他人を信じず己だけを信じて生きてきた心太朗という、真逆の凸凹コンビが事件を解決していく。サスペンスミステリーの名手である黒岩勉氏による、予想のつかない目まぐるしい展開が見どころとなっている。

　2月のクランクインから約4カ月。撮影を終えた“座長”の福山は「企画段階から、今作が地上波の連続ドラマという場所で、画期的、かつインパクトを与えながらも楽しんで視聴してもらえる作品になればと思っていました。そして、今の日本で起こっているさまざまな社会問題に触れながらも、エンタメとして昇華させる。そんなドラマにしたいと。『ラストマン』という大いなる発明を、プロデューサーの東仲（恵吾）さん、脚本の黒岩さん、キャストとスタッフの皆さんとで創り上げられたことを誇りに思うと同時に、とても感謝しております。ありがとうございました」と万感の思いを込めた。

　そんな福山の“相棒”を務めた大泉は「スケジュールは大変でしたけど、とても楽しい現場で、福山さん、佐久良班の皆さんとの現場はとにかくもう楽しかったです。終わるのが寂しくてしょうがないし、毎週毎週『ラストマン』を放送する日曜日が楽しみで仕方ないわけですよ。まだ金曜日か…みたいな。そんな放送が楽しみなドラマに出られたこともとても幸せでございます。皆さん本当にありがとうございました」と名残惜しげに語った。

　警視庁捜査⼀課の刑事で心太朗のおい・護道泉役の永瀬は「昨日も放送を見たんですけど、あらためて本当にすてきな作品に僕も携わらせていただいたんだなと思いました。福山さん、そして大泉さんという本当に大きくて頼りがいのある背中に4カ月間しっかり食らいついていけるようにと頑張っていたんですけど、振り返るとすごく楽しくて。まさか僕が“ラストマン”になるとは思わなかったです（ドラマ全体の最後の撮影が永瀬1人のシーンだった）。4カ月間ありがとうございました。またどこかでよろしくお願いします！」と充実の表情を見せた。

　捜査支援分析センターの分析官・吾妻ゆうき役の今田美桜は「本当に楽しく濃密な撮影期間で、撮影に行くのが本当に楽しみでした。転んだり、『上馬込』が言えなかったり…いろいろご迷惑をおかけしました。また皆さんに会えることを願って頑張りたいなと思います。ありがとうございました。お世話になりました」とコメント。

　捜査⼀課の馬目吉春役・松尾諭は「こんなんでいいのかなって思うくらい楽しい現場だったんですけど、悔いがいくつかあるとすれば、馬目は実はあまり仕事ができないということに、オールアップ間近にして気付いたという…。もうちょっとできるのかなとか、もうちょっと強いのかなと思っていたんですけど（笑）。悔いが残っていますので、もし続編があるならば最初から駄目な感じで飛ばしていきたいなと思います。皆さんどうもありがとうございました！」と早くも続編を希望。

　警視庁捜査一課・係長の今藤完治役・今井朋彦は「本当に楽しい現場でした。まだ残りもあると思いますし、今日から暑くなってきましたけど体に気を付
けて頑張ってください。ありがとうございました！」とスタッフにねぎらいの言葉をかけた。

　同じく捜査一課の長谷川壮太役・奥智哉は「豪華なキャストの皆さんに囲まれて、緊張と幸せの日々でした。すごく優しく接してくれる先輩方に囲まれて本当に幸せでした。特に松尾さんは、カメラテストの時でも本番の時でも、よくアドバイスしてくださいました。この間のアクションシーンでも『肩の力を抜けよ！』と言ってくださって、本当に優しい先輩でした。この恩をいつか必ず返せるよう、これからも頑張ってまいります。本当にありがとうございました！」と周囲の支えへを明かした。

　皆実が滞在するホテルのバトラー・難波望海役の王林は、初めてのドラマ出演だったということで「こんな大いなる人たちに囲まれて、本当に幸せな時間でした。本当に貴重な経験をありがとうございました」と率直な心境を口にした。

　また、由緒正しい護道家を守る元警察庁長官・護道清二役の寺尾聰は「皆さんとお会いできたのが本当にうれしいです。50年以上この世界で、いろんなドラマでいろんな人に会っていますけど、久しぶりにドラマに出たなっていう感じがしました。実際には出ない回があったりもしましたが、それでも皆さんの顔を見るととてもうれしかったです。この世界には定年がなく、私は引退ということは一切ないので、いけるところまでいってまた皆さんとどこかでぜひお会いしたいなと思っています」と再会を誓い、共にクランクアップとなった上川隆也に向かって「上川くんとこうして出会えて、とても楽しかったですし、いい親子ができたか分からないけど、ありがとうございます」と感謝した。

　警視庁捜査一課・佐久良班を束ねる佐久良円花役・吉田羊は「本当に楽しい撮影で、遊びに来ているのか仕事に来ているのか分からないくらい、本当に毎日が楽しかったです。またシーズン2で会いましょう！　お疲れさまでした！」と作品への愛をにじませた。

　そして、心太朗の兄で泉の父である警察庁次長・護道京吾役の上川は「1話ごとの登場は短いものでしたが、一方でその物語の重心に居続けられ、毎回考えながら演じさせていただいた、そんな役柄でした。また、その短い時間のほぼすべてを寺尾さんを独占するように演じさせていただけたのは、何よりぜいたくな体験でしたし、うれしい時間でした」と名優・寺尾との共演に胸を熱くし、「演じがいのある役柄をありがとうございました。きっと忘れられない作品、役柄になると思います。本当にありがとうございました」と述べて締めくくった。

　最終回。泉が元捜査一課長の山藤（金田明夫）に刺され、予断を許さない状況に。佐久良班と皆実たちは、真相を明らかにすべく動くが、その矢先に警察上層部から事件の調査をストップするよう指示が出る。しかし、佐久良たちはその判断に納得がいかず、捜査を続行。政界のドン・弓塚（石橋蓮司）を黒幕と考えて捜査を続け、事件には暴力団の関与があったことを突き止める。一方、皆実と心太朗は、心太朗の実父・鎌田國士（津田健次郎）を調べていく中で、ある衝撃的な事実にたどり着く。それこそが、まさに事件の真相を明るみに出す一つの鍵となっていく。そして、皆実たちの捜査に不穏な動きを見せる清二と京吾。そんな中、鎌田が重体で病院に搬送される――。

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