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「救命病棟24時」が13年ぶりに復活! あらためて見たい神回まとめ2026/09/19 12:00

「救命病棟24時」が13年ぶりに復活! あらためて見たい神回まとめ

 フジテレビの新・月9ドラマとして「救命病棟24時」の最新作が10月12日午後9:00からスタートする。2013年の第5シリーズ以来13年ぶりの復活が話題となっている。

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 1999年にスタートし、連続ドラマ5シリーズ、スペシャルドラマを5作品放送してきた「救命病棟24時」。全シリーズを通して、孤高の天才外科医・進藤一生(江口洋介)や救命医・小島楓(松嶋菜々子)を中心に「救命救急の医療現場で命に向き合う医師や看護師たちの姿を描く」というテーマは一貫して変わらない。だが、シリーズごとに舞台となる病院やシチュエーション、進藤や楓を取り巻く登場人物はガラリと変わっている。同じシリーズでありながら、それぞれの作品で違うテイストが味わえるのが面白いところだ。また、第1シリーズから「朝がまた来る」「いつのまに」「何度でも」「その先へ」「さぁ鐘を鳴らせ」といずれもDREAMS COME TRUEが主題歌を担当し、本編を彩っている。

 ここでは、過去多くのエピソードが放送されてきた同シリーズの中から、過去シリーズの“神回”エピソードを厳選し、見どころを紹介する。

第1シリーズ最終話(1999年3月23日初放送)
天才外科医・進藤の脳腫瘍が悪化、一方で意識不明だった妻が……

 第1シリーズの舞台となるのは、都立第三病院救命救急センター。研修医としてこのセンターにやってきた楓が、指導医である進藤の下、1人の医師として成長していく姿が描かれる。医師、看護師役で須藤理彩、沢村一樹杉本哲太、金田明夫、清水章吾、八嶋智人、大島容子、北原一咲、西田薫が出演する。

 日々救命の患者に向き合う進藤だが、妻の早紀(高田美佐)は交通事故に遭い意識不明の状態で入院中。さらに進藤自身の脳に腫瘍が見つかり、放射線治療をするも効果がなかったことが明らかになる。

 そうした状況を受けての最終話。進藤は脳腫瘍の手術を受けるよう勧められるが、早紀の看病を優先して「手術はしない」と言い張る。そんな中、早紀の指が動いたことに気付いた進藤が「元気になって一緒に帰ろう」と彼女を抱きしめる。感動のシーンだ。

 その後、ある患者を心臓血管外科へ搬送中の楓が、エレベーターの事故で中に閉じ込められてしまった。患者の血圧が下がり始め、危険な状態に。楓は携帯電話で進藤に状況を説明すると、進藤は「心臓と心膜との間の血液を抜け」と指示する。進藤と楓の緊迫したやりとり、それを受けて楓が患者を処置する一連のシーンは必見だ。

 処置は成功し、進藤から「よくやった」と褒められる楓。しかし、その直後に進藤は倒れ、脳外科でオペを受けることに……と、これでもかというほど怒涛の展開が続く。また物語後半では、回想シーンとしてこれまでの数々の名場面が挿入されるが、この部分を見るだけでも、このドラマの熱量を存分に感じられる。

第2シリーズ最終話(2001年9月18日初放送)
医局長の急逝、集団パニックからの胸アツ展開で高視聴率を記録

 第2シリーズは、港北医大救命救急センターにやってきた進藤と香坂たまき(松雪泰子)との対峙(たいじ)を軸に描く。第1シリーズから引き続き、須藤理彩が看護師役で出演するほか、伊藤英明、田畑智子、小日向文世、宮迫博之、谷原章介、渡辺いっけいらが登場する。

 最終話は、医局長の小田切(渡辺いっけい)がクモ膜下出血で倒れ、医師たちの懸命の処置もむなしく脳死状態になってしまう……という重く悲しいエピソードからスタート。

「救命病棟24時」が13年ぶりに復活! あらためて見たい神回まとめ

 小田切の死後、神宮教授(津嘉山正種)の命により、救命の新医局長として咲坂(中丸新将)が着任する。べッドの回転率を上げ、保険点数の高い薬を使うなど徹底した営利主義の方針を打ち出す咲坂だが、これは赤字を少しでも削減し、学長選挙で神宮の票を増やすためだった。このやり方に進藤は反発し、ある日咲坂の了解なしに1人の患者を受け入れる。勝手なことをしたと責める神宮に対し、進藤は「人の命を救う現場には物欲も企みも嫉妬もない。患者を助けたい、ただそれだけだ」と言い放った。

 そして迎えた学長選挙の当日、工場から漏れ出した化学物質・ホスゲンの中毒になったと思われる大勢の患者が一斉に運びこまれ、救命はパニック状態に。その時、神宮のスタットコール(応援要請)によって第一外科の医師たちが駆けつけ、救命に協力する。さらに進藤と神宮が協力して同じオペに臨むという胸アツ展開に!

 見せ場の多かったこの回は、25.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)の高視聴率をマークしている。

第3シリーズ第8話(2005年3月1日初放送)
震災を描いたシリーズの中で、進藤の信念や“家族のつながり”“希望”を映し出す


 第3シリーズでは「東京で都市直下地震が起こる」という状況下で、災害治療に奮闘する東都中央病院高度救命救急センターチームの姿を描く。第1シリーズで研修医だった楓が一流の救命医として進藤とともに活躍。ほかに香川照之、京野ことみ、小栗旬大泉洋、川岡大次郎、MEGUMI、小市慢太郎、鷲尾真知子、仲村トオルらが出演する。ちなみに、ドラマ「コードブルー-ドクターヘリ緊急救命-」の登場人物・横峯あかり(新木優子)は「このドラマを見て医者を志した」との設定で、それを打ち明けるシーン(「コードブルー-ドクターヘリ緊急救命-」シーズン3・第7話)で流れる映像は、この第3シリーズのものが使われている。

「救命病棟24時」が13年ぶりに復活! あらためて見たい神回まとめ

 このシリーズで挙げたいのは第8話。地震発生から25日がたち、被災時から人命救助にあたっていたセンターの医師たちには倦怠ムードが漂い始めていた。そんな医師たちを一喝し、自らの信念を持って患者を診続ける進藤。第6話で婚約者を亡くしたばかりの楓をもこき使い、ほかの医師からあきれられる一幕も。

 そんな中、大動脈瘤破裂の患者を救うため、進藤と楓が連携してオペをするシーンは見応え十分だ。患者の処置を終えた進藤は「生き残った人間には、全力を尽くして生きる責任がある。そうしなきゃ、亡くなった人に申し訳ない」と楓に告げる。実は国際人道支援医師団からアフリカ再赴任の要請を受けていた進藤だが、「この病院の機能が回復するまで東京に残る」と決心。まさに進藤の熱い信念が胸を打つ回だ。

 加えて病院でボランティアをしていた矢島(おかやまはじめ)が迎えに来た妻と一緒に故郷に帰るシーンや、病院に運び込まれた身元不明の女性が息子と孫に再会するシーンなど、家族のつながりや希望を感じさせる“温かい回”でもあった。

 第4シリーズ(09年)は、海南医大高度救命救急センターが舞台で、進藤に匹敵する救命医・澤井(ユースケ・サンタマリア)が登場。進藤・楓・澤井の3人を中心に、医師不足、病床不足、モンスターペイシェント、医療ミス、医療裁判など、救命医療が直面する問題に焦点を当てる。

「救命病棟24時」が13年ぶりに復活! あらためて見たい神回まとめ

 第5シリーズは、国立湊大学付属病院救命救急センターの医局長となった楓を主人公に、異色の救命医・夏目(時任三郎)との対峙(たいじ)を描く。ここでは挙げなかったが、いずれも見応えあるエピソードが多数そろっている。

「救命病棟24時」が13年ぶりに復活! あらためて見たい神回まとめ

 そして、連ドラ6作目となる最新シリーズでは「働き方改革」「世代間の違い」「次世代の成長」「命の選択」などのテーマが描かれる予定。江口洋介と松嶋菜々子がダブル主演を務めるが、2人の再結集は2010年のスペシャル以来、実に16年ぶりとなる。

 これまで数々の試練を乗り越えてきた進藤と楓だが、長い時を経て2人の関係性はどう変わっているのか、またタイパや合理性を求める今の若手医師、看護師たちとどのように向き合っていくのか、注目されるところだ。

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【コンテンツ情報】
「救命病棟24時」

FOD
第1~5シリーズまで配信中

「救命病棟24時」第6シリーズ
フジテレビ系
10月12日に放送スタート(初回15分拡大。以降、月曜午後9:00~9:54)

文/水野幸則

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