柳楽優弥×松村北斗「九条の大罪」バディが撮影現場で生み出した絶妙な“空気感”2026/04/01 18:00

Netflixシリーズ「九条の大罪」(全10話)がいよいよ4月2日に全話一挙配信。配信スタートに先駆け、主演の柳楽優弥と共演の松村北斗(SixTONES)が心境を語った。
「九条の大罪」の原作は、国民的ダークヒーロー漫画「闇金ウシジマくん」の作者である真鍋昌平氏による最新作。主演を務めるのは柳楽は、九条法律事務所で厄介でグレーな案件ばかりを引き受ける弁護士・九条間人役を務める。一方、松村は、その九条のもとで働くことになった優秀なエリート弁護士・烏丸真司を演じる。また、犯罪者を見守るソーシャルワーカーの薬師前仁美役は池田エライザ。裏社会とつながっており、九条に厄介な依頼を持ち込む壬生憲剛役は町田啓太。ある過去から九条と壬生を目の敵にする刑事・嵐山義信に音尾琢真、伏見組の若頭・京極清志にムロツヨシが扮(ふん)する。

出演オファーを受けた際、柳楽は「『九条の大罪』という人気漫画が原作であることはもちろん、以前『浅草キッド』でお世話になったNetflixと、那須田淳プロデューサーと土井裕泰監督というTBSのレジェンド級の方々が、タッグを組んでやられるということだったので。その座組に、とても高揚感を覚えましたし、すごくワクワクしました」と喜びを明かす。 対して松村も「『九条の大罪』って、割とダークな世界観というか、ある意味ダークヒーローの話じゃないですか。そういう世界に『松村北斗を』と思っていただいたことがうれしかったです」と、柳楽同様喜びの気持ちとともに、本作への参加に対する素直な驚きも口にした。

2人の初共演に関して、松村は撮影現場で中心に立つ柳楽の姿に深い感銘を受けたという。「柳楽さんの場合は、もうホント一貫して、優しさと温かさで、現場をくるんでくれていて。そう、柔らかくて優しいんだけど、柳楽さんは、常に現場に熱量を運んでくれるんですよね。柳楽さんが中心に立つことで、その熱量がみんなに伝わって、チーム全体がものすごい熱量に包まれていくという。やっぱりこういう方が、作品の座長を務めるんだなって、すごく感動しました」。
加えて、柳楽の芝居の「切り替え」の鮮やかさについても、畏怖の念を込めてこう語る。「具体的に、どのシーンというわけではないんですけど、この作品って、九条の決めゼリフ的な瞬間が、結構多いじゃないですか。何げない会話をしている中で、ふと九条が決定的なことを言ったりする。その緩急のつけ方というか、その場の空気をパッと支配してグッと刺さるようなセリフを言う、その切り替えはどうなっているんだろうと思って。自分にカメラが向いていない時は、たまに柳楽さんに見入ってしまって、危うく自分のセリフを言い忘れそうになることもありました(笑)」。
重ねて、作品の核となるキャラクター作りにおいて、柳楽と土井監督のやりとりが「本当に忘れられない」そうで、「柳楽さんが、ちょっとずつ九条というキャラクターのお芝居をズラしていって、それを土井監督が『あ、今の九条です』というやりとりをされていて。1回それを決めたら、その後ずっと、その九条なんですよ。あのチューニングの仕方は、ホントすごかったです。今もそれが忘れられないです」と振り返る。
松村の言葉を受け、柳楽も自身のスタンスを述べ、「自分の芝居についても、『ああしよう、こうしよう』って、あらかじめ固めていくのではなく、もし不安なことがあったら、それを1回監督に投げてみて、自分ができることはやってみようっていう。そういうスタンスでやっていました」と回顧。
柳楽もまた、松村が現場にもたらす空気感と人間性に絶大な信頼を寄せている。「北斗くんの空気感が好きなんですよね(笑)。不思議と安心感みたいなものがあって……いつも自然体だからなのかな? それが安心感を与えることにも、つながっているような気がして。あとやっぱり、優しいですよね。現場で北斗くんの優しさに触れていると、僕も優しくなれるというか。それはスタッフの皆さんもたぶん同じだったと思っていて……そういうのって、現場ではすごく大事なんですよね。特に、『九条の大罪』のような、緊張感をキープしながら進んでいくような作品では。だから今回、北斗くんとバディを組むことができて、すごく良かったなって思っています(笑)」。
松村も柳楽との関係性に触れ、「中盤ぐらいに、九条先生と一緒に、カップラーメンを食べるシーンがあって。その頃には、だんだんと距離が縮んでいって、会話も増えてきたような気がしていて。なので印象に残っています」と、役柄とリンクするように深まっていった絆を表した。

そして、「九条の大罪」が持つメッセージでもある社会的意義について、2人は表現者としての真摯(しんし)なまなざしを向ける。
柳楽は「個人的には、『知らぬが仏』と『無知は罪』の間を、行ったり来たりするような感覚がありました。配信ドラマの深度って、僕は少し違うような気がしていて……より攻めた表現ができているというか、視聴者の方が求めているものも、より深いものであるような気がするんです」と語り、本作が到達した表現の深さに自信をのぞかせる。
松村も「今って簡単にSNSで発信して、それに対する反応も簡単に返ってくる時代で、瞬間的なことが、すごく増えている気がするんです。物事を『点』で捉えてしまうことが多くて、なかなか『線』で考えることができない。そういう意味で、九条はいつも依頼人のことを、ちゃんと『線』で考えている。そういう考え方が、このドラマには全体的に入っているような気がしました」と完成した作品への確かな手応えをにじませた。
実力と人気を兼ね備える俳優2人が共鳴し、魂を込めて作り上げた九条と烏丸のバディ。現代の善悪を問い直す衝撃作がいよいよ幕を開ける。
【コンテンツ情報】
Netflixシリーズ「九条の大罪」(全10話)
Netflix
4月2日から世界独占全話一挙配信
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