Feature 特集

山口馬木也&望海風斗が「アウトランダー」最終章で海ドラ予告ナレーションに初挑戦!2026/03/30 18:30

U-NEXT
山口馬木也&望海風斗が「アウトランダー」最終章で海ドラ予告ナレーションに初挑戦!

 Huluでは、「アウトランダー」ファイナルシーズン(シーズン8)を4月3日から国内最速見放題独占配信。シリーズ完結を記念し、12年にわたる壮大な軌跡を振り返る日本版特別予告編が完成した。「誇り高き戦士・ジェイミー編」のナレーションを山口馬木也が、その対となる「愛を貫く気高き魂・クレア編」のナレーションを望海風斗が担当した。2人はいずれも海外ドラマの予告編ナレーターを務めるのは、今回が初となる。

 全世界の推定販売部数5000万部を突破したダイアナ・ガバルドンのベストセラー小説を原作に、歴史に翻弄(ほんろう)される男女の運命を描いた壮大なファンタジー・ロマンス巨編「アウトランダー」。製作総指揮を務めるのは「スタートレック」シリーズや「GALACTICA/ギャラクティカ」を手がけたSFドラマ界の大御所、ロナルド・D・ムーア。2014年の放送開始以来、スコットランドの雄大なロケーション、細部まで作り込まれた美術・衣装・音楽、そして“テレビシリーズ史上、世界で最も美しい”と称される大胆で甘美なラブシーンなど、圧倒的な世界観で多くの視聴者を魅了してきた。

山口馬木也&望海風斗が「アウトランダー」最終章で海ドラ予告ナレーションに初挑戦!

 24年に発表された、SF、ファンタジー、ホラー作品のアカデミー賞とも言われるサターン賞のテレビ部門では、最優秀アクション/スリラーテレビシリーズ賞と最優秀主演女優賞を受賞。シーズンを重ねてもなお、人気、クオリティーともに衰えることのない名ドラマが、3月6日から全米配信を開始したシーズン8で、ついにフィナーレを迎える。

 今回、ナレーションを担当した山口は、社会現象を巻き起こす大ヒットとなった映画「侍タイムスリッパー」で、幕末から現代へタイムスリップする侍・高坂新左衛門役を演じている。「アウトランダー」で20世紀から18世紀へタイムスリップする主人公・クレアの境遇と重なるとともに、現在放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK)での主・織田信長への熱い忠義を誓う柴田勝家をはじめ、数々の時代劇や大河ドラマで体現してきた「守り抜く義の精神」が、愛する人を守るために剣を執る戦士・ジェイミーの生きざまと合致することから、今回のナレーションが実現した。

 「アウトランダー」のヒーローであり、スコットランドの戦士であるジェイミー。解禁された特別予告は、山口の渋く重厚なナレーションで幕を開ける。映像では、イングランド軍のお尋ね者であり氏族のはぐれ者だった若き日の姿から、やがて氏族の長となり、そして過酷な宿命の果てに宿敵だった赤軍服をまとい、死を予言された「最後の闘い」に身を投じる現在まで、彼がたどった壮絶なハイライトが描かれる。山口の声は、その時々のジェイミーの感情に寄り添い、時には孤独を、時には覚悟を、そのいぶし銀の響きで表現する。

山口馬木也&望海風斗が「アウトランダー」最終章で海ドラ予告ナレーションに初挑戦!

 山口は収録を終えて「やはり自分の声ってなんだか恥ずかしいなと思いながら聞いてました(笑)。ただ、ここはしっかり感情を入れて、ここでは内容を明確にお伝えする、と使い分けることが難しかったです。また、ファイナルシーズンを楽しみにしている人たちに、ワクワクドキドキさせるような持っていき方はないのかなと考えながらやってました」と率直な思いとともに、プロフェッショナルな誠実さをのぞかせた。

 本作では、20世紀と18世紀、二つの時間軸で物語が展開するが、異なる時代の人物を演じる際に意識していることを聞いてみると、「一番は『時間』のことを意識しますね。今は時計があるけれど、昔はないので、例えば夏場だったら日が沈んでいくならだいたい何時ぐらいかな、とか。時代劇はある意味、時間の流れるスピードがちょっと緩やかなのかな、と。あと時代劇で『ちょっとあそこまで行ってくれ』って言われるシーンがあると思いますが、その『ちょっと』は半日以上かかる距離だったりする。それを『えいっ!』って行く、その『時間の概念』が現代とは違うということは、時代劇を作る上ですごく大事にしているところですね」と、数多くの時代劇出演を通して培った感覚を教えてくれた。

 「豊臣兄弟!」で演じている柴田勝家をはじめ、信じるもののために忠義を尽くす人物像と、ジェイミーの生きざまに重なるところがあるかを尋ねると、「ありますね。やはり、その時代を生きた人の『時代錯誤』というか、いろんなもののズレっていうのも、ジェイミーを演じる彼(サム・ヒューアン)の演技を見ていて、すごく面白いなと思いました。大義や愛のために戦っているという普遍的なヒーロー像はちゃんとありつつも『今の世界じゃ通用しないよ』みたいなズレが、勝家とも共通するところがあるなと思いました」と、国や時代を問わず共通する「不器用ながらも真っずぐな男の美学」に共鳴していた。

山口馬木也&望海風斗が「アウトランダー」最終章で海ドラ予告ナレーションに初挑戦!

 また、「愛を貫く気高き魂・クレア編」のナレーションを務めた望海は、元・宝塚雪組トップスター。先月、読売演劇大賞を受賞した「エリザベート」や「マスタークラス」といった名作で、既存の枠組みに囚われず自らの信念で人生を選ぶヒロイン像を次々と体現してきた。彼女が持つ知的な強さと情熱が、20世紀から18世紀へとタイムスリップし、過酷な運命にあらがいながら自らの意志で道を切り拓く主人公・クレアを体現していることから、今回の起用が決定した。また、宝塚雪組トップスター時代に「ファントム」や「ドン・ジュアン」で演じた、孤独や業を背負いながらも深い愛に生きる男性像は、本作で幾度となく過酷な宿命に立ち向かうジェイミーの苦悩や情熱とも重なる。性別の枠を超え、人間の本質的な魂を演じ抜いてきた望海だからこそ表現できる、特別な予告が誕生した。

 解禁された特別予告では、力強く芯のある望海の声が、映像に鮮烈な情感を吹き込む。看護師として、母として、そして1人の女性として、愛する人と共に生きるために過酷な時代の荒波に飛び込むクレア。望海のりんとした響きが、“歴史に翻弄されながらも、愛を信じ続け、自らの意志で未来を切りひらこうとする”クレアの能動的な意志と、気高い魂を浮き彫りにする。

 今回の収録について、望月は「客観的に見ていると、胸が躍るような高揚感があるのですが、いざ自分が声に出してみると、その昂ぶりが意外なほど音に乗らないものだな、と。色々と試行錯誤しながらではありましたが、回を重ねるごとに映像と自分自身のテンションがぴたりと一致していくのを感じて、最後はすごく楽しかったです」と、初挑戦ならではの発見を楽しみつつ、一つ一つのテークに情熱を注いだ収録を振り返った。また、「舞台では広い空間に届ける意識が強いので、こうやってマイクに向かって声を入れていくのとはまた違いました。予告ナレーションでは、言葉の先にちゃんと映像がつながるように、という意識がすごく大事だなと感じました」と、舞台とは異なる表現に真摯(しんし)に向き合ったことを伝えている。

山口馬木也&望海風斗が「アウトランダー」最終章で海ドラ予告ナレーションに初挑戦!

 特に印象に残った言葉として「歴史に翻弄されながらも愛を信じ続けた」の一節を挙げた望海。「エリザベート」で演じたシシィをはじめ、これまでに演じてきた数々の役を彷彿(ほうふつ)とさせる。「昔の話に思われないよう、見ている皆さんがタイムスリップしているような、身近に感じていただくにはどうしたらいいかということをすごく考えています。『エリザベート』に関しては、今の人が見ても共感できる部分がたくさんあったので、その共感できるところを探していって、そこから役を深めていくことが大事かなと思ってやっています。実際、同じ人間がやっていることなので、私たちの中にもあるであろう感情を深掘りしていくのはすごく楽しいです」と、徹底した役づくりの裏側を明かした。

 今よりもはるかに女性が弱い立場に置かれていた200年前に突如タイムスリップしながらも、看護師としての知識と使命感、そして勇気を持って未来を切り開いていくクレア。読売演劇大賞の受賞スピーチにて「マスタークラス」で演じたマリア・カラスの言葉を引用し、「『修練とテクニックとムート(勇気)』をもって作品を作っていきたい」と話していた望海に、これまで自身が演じてきた中で、勇気をくれたもの、心の支えになっているものを問いかけてみると、望海が挙げたのは、宝塚時代のベートーヴェン役(「fff -フォルティッシッシモ-」)で歌った「ハイリゲンシュタットの遺書」。「死に直面して遺書を書いたというより、死を受け止めた上でどう生きていくかを書いた曲。自分を奮い立たせる曲だったので、今でも忘れられません。彼が最後にセリフで『人生は最高だ!』と言って終わるんですけど、良いことばかりじゃなくても、最後の最後に『生き抜いた』と思える人生は、やっぱり歴史に残る人だなと感じますし、心に残っています」と、20年におよぶタカラジェンヌ生活の最後を飾った役への深い思い入れを口にしている。

【コンテンツ情報】
「アウトランダー」ファイナルシーズン

Hulu
4月3日から国内最速・見放題独占配信(以降、金曜に1話ずつ配信)
※シーズン1~7も全話見放題配信中。

U-NEXT

この記事をシェアする

U-NEXT

Copyright © TV Guide. All rights reserved.