柳楽優弥&松村北斗が撮影前に欠かさずしていたこととは? 「九条の大罪」配信直前イベント2026/03/23 15:45

柳楽優弥が主演を務めるNetflixシリーズ「九条の大罪」が4月2日から世界配信。配信に先駆けて行われたイベントには、主演の柳楽のほか、共演の松村北斗、池田エライザ、音尾琢真、ムロツヨシ、土井裕泰監督が登壇した。
「九条の大罪」は、漫画「闇金ウシジマくん」の作者・真鍋昌平氏による最新作が原作。九条法律事務所の弁護士・九条間人(柳楽)のもとに訪れるのは半グレ、ヤクザ、前科持ちなどの社会のはぐれ者たちだ。ある日、九条法律事務所に東大法学部主席で弁護士となった烏丸真司(松村)がやって来て、共に働くことに。次々と反社会的な人物の弁護を行い、罪を軽くしていく九条と、彼のスタンスに疑問を抱きながらもサポートしていく烏丸。現代社会の闇を映す多様な事件を通じて、依頼人の弁護に向き合う2人の姿を描く。

イベントでは各キャラクターの印象的なセリフとともにキャストが登場。柳楽は本作の出演について「『九条の大罪』の企画書をいただいた時、ものすごい高揚感を感じました。これが新たなJドラマの幕開けになるのではないかと。今の時代に生まれる価値、見る価値のある作品に参加できたと感じています」と熱を込める。
演じる九条に関しては「“何が善で何が悪か”という道徳が九条を通して考えられる。白黒はっきりと言えないことが多いけれど、それがこのドラマの面白み」とコメント。印象に残ったセリフには「依頼人を守るのが弁護士の仕事ですから」を挙げ、「九条は依頼を引き受ける人を限定していない。その中で九条としても成長がある。もちろん烏丸先生が言っていることも正しくて。ただ九条は九条の道を行き、その中で善悪を見極めていく」と紹介。

九条の相方・烏丸を演じる松村は、「(烏丸は)平均的な見方が多かったのかなって。見てくださる方と同じ目線に立っているというか。ただ、物語が進む中で烏丸なりの偏見やモラルが形成されていく。そこが作品を見る人と深くリンクするのか、反していくのかも見どころ」とPR。
松村は柳楽と今回が初共演。柳楽の印象について聞かれると「圧倒されっぱなしでした」と話し、「バディとして何かを共有して過ごす時間も作ってくださって」と感謝。演技については、「選ばれた人だけのお芝居だなと思って。俺はこれになれないんだ、みたいな気持ちになるぐらい、嫉妬が止まらないような憧れの方でした」と羨望(せんぼう)のまなざしを向ける。
一方の柳楽は約半年の撮影を回顧し、「北斗くんとバディを組み、九条と烏丸のような関係性で撮影を乗り越えられたのは本当に幸せな時間でした。人柄も好きだし、全部好きです!」と松村へラブコール。
また、武道経験者である2人。撮影前には必ず“四股(しこ)を踏む”習慣があったことを明かす。2人をそばで見ていたという池田は「私は見つかってはいけないと思って。四股が始まった瞬間に逃げていました(笑)」と告白。

そんな池田は、犯罪者を見守るソーシャルワーカー・薬師前仁美役。「九条先生に対して結構強めにものが言えるのは、薬師前ぐらい。薬師前は人を観察する癖がある。観察している薬師前と、すべては言わないけどちょっと漏れ出ている九条先生。2人の関係性が作品の中でも少し特殊でちょっとかわいらしい瞬間なのかも」と分析する。

音尾は九条を目の敵とする刑事・嵐山義信役。警察官だったという自身の父を役づくりの参考にしたといい、「父を見ていると忍耐力がすごい。人と話していても自分からボロを出さないんですよ。その印象は嵐山刑事に通じるものがある」と力説。

伏見組の若頭・京極清志を演じたムロは、本作で自身の強みである“笑い”を封印。全身刺青(いれずみ)の底知れぬ怖さのあるキャラクターを怪演している。「皆さんが見てくださっている僕のイメージとは真逆になるかも。こういう役をいただいたことは本当にうれしく、やりがいがあり、久々に柳楽くんとの共演というのもあり、楽しみでした」とうれしそうに話す。
ただ、オファー時はためらいもあったそうで、「『いや、さすがに』を3回言いました(笑)」と告白。それでも、「『ムロさんが京極をやるのを見たい』と言っていただいたので、このすてきな船に乗ってみようと」と本作出演の経緯を打ち明けた。

そして、ムロの京極役を心待ちにしていたという柳楽は、「狂気的なキャラクターに向き合うムロさんからは殺気を感じました。現場でも仲良く話そうという空気と真逆で。しっかりと役に向き合っていらっしゃった」とムロの芝居を絶賛する。

本作を手がけた土井監督は「フィクションの中だけで存在するキャラクターではなく、加害者も被害者もすべて私たちの隣人。私たちが生きている世界で起きていることだということを常に意識しながらエンターテインメントとして面白くするということを考えていました」と演出のこだわりを明かす。

イベント終盤には本作のテーマ“法とモラルのはざまで揺れる”にちなみ、キャストが独自のルールを発表する企画も。柳楽のルールは“撮影の朝はコンビニエンスストアのおにぎりを必ず2個食べる”。「癖になっちゃって。絶対それを食べないと不安になるんです」と熱弁するも、監督以外から共感を得られず。

“ケータイではなく目覚まし時計でアラームをかける”という独自ルールを紹介したのは松村。「壊れては買い直すを繰り返していて。ちょうど去年時計を買い替えました」というエピソードも披露。松村のルールを聞いた音尾は「携帯電話のアラームでいいじゃん」と全く共感できない様子で首をかしげる。唯一、共感の札を挙げたムロは「できれば自力で起きたい。もしくはもう起きてしまう年齢になっている」と話し、会場は笑いの渦に。

最後には、柳楽が視聴者へ向けて「今、日本のドラマは世界の方々に見られている。そんなタイミングで僕は『九条の大罪』で思いっきり攻めたいと思っています。『九条の大罪』チームと作品を応援してくださる方々と、みんなで盛り上げていきたいので、ぜひNetflixでドラマをご覧ください」とメッセージを送り、イベントは和やかな雰囲気のなかで終了した。
【コンテンツ情報】
Netflixシリーズ「九条の大罪」
Netflix
4月2日から世界独占配信
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