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バカリズム脚本×山田裕貴主演「ベートーヴェン捏造」がPrime Videoで独占配信2025/12/18 12:00

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バカリズム脚本×山田裕貴主演「ベートーヴェン捏造」がPrime Videoで独占配信

 Prime Videoは、山田裕貴が主演を務める、Amazon MGMスタジオ・松竹による共同製作の実写映画「ベートーヴェン捏造」を、2026年1月23日から独占配信することを発表した。

 「ベートーヴェン捏造」は、19世紀ウィーンで巻き起こった音楽史上最大のスキャンダルの真相に迫る歴史ノンフィクションの傑作である、かげはら史帆氏による「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」(河出文庫)を原作に、ベートーヴェンの面白さに魅せられたバカリズムが脚本を手掛けた。「かもしれない女優たち」(15年)、「地獄の花園」(21年)、「ケンシロウによろしく」(23年)に続き4度目のバカリズムとのタッグとなる音楽を用いた演出にも定評がある関和亮氏がメガホンを取り、25年9月に劇場公開された。

 重すぎる愛をベートーヴェンに捧げ、彼の死後に真実をうそで塗り固めて崇高な天才像を作り上げた忠実な秘書・シンドラーを山田が、シンドラーから崇拝される天才音楽家・ベートーヴェンを古田新太が演じるほか、シンドラーに疑惑を抱くアメリカ人音楽ジャーナリスト・セイヤー役の染谷将太など、日本を代表する実力派俳優たちが集結し、近代ヨーロッパを舞台に実在した西洋の人物を熱演している。

 また、シンドラーの献身によって初演を成功させ、誰もが知る名曲となった「交響曲 第9番『合唱付き』」(通称・第九)をはじめ、清塚信也氏がピアノ演奏する「ピアノソナタ第23番ヘ短調『熱情』より『ベートーヴェン捏造 メインテーマ』」など、ベートーヴェンの珠玉の名曲を楽しむことができる。

 脚本を担当したバカリズムは「古田さんが演じたベートーヴェンは音楽の才能が無ければ最低な人間ですし、山田さんが演じたシンドラーは爽やかな好青年だけれど、時間が経つにつれて異常性が加速していきます。2人とも人間として何かが欠落した良いキモさがあるので、それをご堪能ください」とキャストを絶賛。

 主演の山田は「バカリズムさんの“学生男子の妄想から始まる”設定によって、僕らはドイツ人になることができました。バカリズムさんの素晴らしいアイデア、ユーモアのある人物描写を楽しんでいただけたらうれしいです」とユニークな脚本の魅力を伝えている。

【コンテンツ情報】
「ベートーヴェン捏造」

Prime Video
2026年1月23日から独占配信
※配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合あり。
※作品の視聴には会員登録が必要。

<あらすじ>
 耳が聞こえないという難病に打ち勝ち、歴史に刻まれる数多くの名曲を遺した偉大なる天才音楽家・ベートーヴェン(古田新太)。しかし、実際の彼は下品で小汚いおじさんだった…!? 世の中に伝わる崇高なイメージを“捏造”したのは、彼の忠実なる秘書のシンドラー(山田裕貴)。どん底の自分を救ってくれた憧れのベートーヴェンを絶対に守るという使命感から、彼の死後、そのイメージを“下品で小汚いおじさん(真実)”から“聖なる天才音楽家(うそ)”に仕立て上げていく。しかし、そんなシンドラーの姿は周囲に波紋を呼び、「われこそが真実のベートーヴェンを知っている」という男たちの熾烈(しれつ)な情報戦が勃発。さらには、シンドラーのうそに気付き始めた若きジャーナリスト・セイヤー(染谷将太)も現れ、真実を追究しようとする。シンドラーはどうやって真実をうそで塗り替えたのか? 果たしてそのうそはバレるのかバレないのか!?

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