与田祐希が明かす「死ぬまでバズってろ!!」で共演の櫻井海音。「動物みたいなかわいさがある」2025/10/17

TVerでは、MBSほかで放送中の与田祐希主演ドラマ「死ぬまでバズってろ!!」(木曜深夜0:59)の第1話を放送終了後から配信開始。承認欲求に取りつかれ、告発系インフルエンサーと化した主人公・浅野加菜子(通称・タパ子)を演じる与田と、生真面目な警察官・渡辺優斗役で共演する櫻井海音が、ドラマの見どころや撮影の裏側を語った。
パスタ店でアルバイトをしながら生計を立てている26歳のフリーター・加菜子。彼女の人生は、偶然撮影したひき逃げ事故の動画がSNS(交流サイト)で大バズリしたことで、一夜にして激変する。鳴りやまない称賛と“いいね”の通知、リポストの数々――。メディアに取り扱われ、初めて味わう快感に溺れた加菜子は、より過激な“正義”を振りかざす告発系インフルエンサー・タパ子へと変貌する。バズるためなら手段を選ばないその行動は、彼女の倫理観を少しずつまひさせていくが、行き過ぎた正義は新たな憎悪を生み、いつしか彼女は匿名の中傷や批判にさらされるように。気付けばタパ子自身が恐ろしい復讐劇の渦中に……!?

――役を演じるにあたって意識していることや、ご自身との共通点はありますか?
与田 「最初は、『自分とは離れている部分が多い役だな』と思いました。加菜子はとにかく人との距離感が近くて、感情の起伏も激しいんです。そういうシーンでは、普段心の内に秘めているものをすべて解放して、大胆な女性になることを意識して演じています」
――とても刺激的な役ですよね?
与田 「すっごく刺激的です。もちろん“いい意味で”ですけど、夜寝る前に『これ、大丈夫か?』とたまに思います(笑)。この作品で私のイメージが変わる人は変わるだろうし、すごく挑戦的な役なので、放送されるのが楽しみでもあり、ドキドキでもありますね」
――櫻井さんはいかがですか?
櫻井 「渡辺は真面目で、ピュアで、しっかりしていて、“全部が僕だなぁ”という感覚です」
――ご自身に近い役どころを演じるお気持ちは?
櫻井 「いや、冗談ですよ!(笑)」
与田 「よかったぁ。ツッコもうかなと思ったけど、真面目に言ってたらかわいそうかなって(笑)」
櫻井 「確かにね(笑)。実際には自分と全然違うというか、すごくかわいげがある役で。このかわいらしさをどうやったら引き出せるか、ということは常にチャレンジしながらやっていますね」
――具体的に、かわいらしさを出すためにやっていることはありますか?
櫻井 「目の開き方や挙動を、いちいちオーバーにしてみたりしています」
与田 「めっちゃかわいいんですよ。動物を見ているようなかわいさがあって、『渡辺かわいい!』と(心の中で)何回か思っていました」
櫻井 「ありがとうございます!」

――撮影に入って、『これはバズりそうだな』と思ったエピソードはありますか?
櫻井 「ギョーザの差し入れでしょう」
与田 「そんなにうれしかった!?」
櫻井 「(東京の)亀戸の方で撮影していた時に、『亀戸餃子が有名だ』とメークさんから聞いて。そうしたら与田さんが、みんなの分を差し入れしてくださったんです」
与田 「私が食べたかっただけなんですけどね。『ギョーザ食べに行きましょう!』と、マネジャーさんを無理やり連れて行きました(笑)。櫻井さんはすごく喜んでくれて、本当に少年のようなキラキラした目で『ギョーザあるのぉ!?』って。そういう部分もかわいいな、と思いましたね」
櫻井 「本当においしかったし、スタッフの皆さんもすごく喜んでいました。ただ、その次のシーンの撮影現場は、すごくギョーザ臭かったです(笑)」
与田 「香ばしかったね(笑)」
――それでは、第1話の注目ポイントや、TVerで何度も見てほしいおすすめのシーンを教えてください。
与田 「第1話は挑戦的というか、インパクト強めのシーンがありますね」
櫻井 「出会いのシーンはそうだよね」
与田 「まだ撮影2日目くらいだったので、渡辺との距離感を監督に相談したら、『グイグイ行け!』と言われたんです。私的にはグイグイ行ってるつもりだったけど、『もっと行ける、もっと行ける』と。でも、『あんな出会いがあるんだ』ということも含めて面白かったです」
櫻井 「あそこから仲良くなっていくというか、渡辺はひかれるのか、ひかれないのか……というところですけど、『ああいう出会いからでも、関係性って発展していくんだ』という面白さはありますね。だって、警察官とインフルエンサーですよ?」
与田 「初対面なのに、あの距離感でしゃべることができるタパ子がすごいなと思うので、ぜひご覧ください!」
【コンテンツ情報】
「死ぬまでバズってろ!!」
TVer
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