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那須川天心 vs 井上拓真戦のサポーティングカード3試合が決定2025/10/13

那須川天心 vs 井上拓真戦のサポーティングカード3試合が決定

 Prime Video は「Prime Video Boxing 14」として、11月24日に東京・TOYOTA ARENA TOKYOで行われるWBC世界バンタム級王座決定戦、同級1位の那須川天心選手 vs 元WBA同級王者で現WBC2位の井上拓真選手のサポーティングカード3試合を発表した。

 セミファイナルとして組まれたのは、中野幹士選手 vs ライース・アリーム選手のIBF世界フェザー級挑戦者決定戦。OPBF東洋太平洋王者でもある中野選手は、現在、同級WBA5位、WBC3位、IBF7位、WBO7位と主要4団体すべてで世界挑戦圏内にいる。今年5月にはアメリカのラスベガスで元世界ランカーから5度のダウンを奪う4回TKO勝ちを収めるなど、目下9連続KO勝ち中のサウスポーだ。一方、「The Beast(野獣)」のニックネームを持つアリーム選手は元WBA暫定世界スーパーバンタム級王者で、現在はIBF世界フェザー級5位にランクされている。攻撃力のある選手同士の一戦だけに1ラウンドから目の離せない試合になりそうだ。どちらが世界挑戦の切符をつかむのか注目の試合となっている。戦績は中野選手が14戦全勝(13KO)、アリーム選手が23戦22勝(12KO)1敗。

 セミファイナルの前には、坪井智也選手 vs カルロス・クアドラスのスーパーフライ級10回戦がセットされた。アマチュア時代に世界選手権優勝の実績を持つ坪井選手は今年3月にプロデビューし、3か月後の6月、わずか2戦目でWBOアジアパシフィック バンタム級王座を獲得。現在はWBO14位にランクされている。対するクアドラス選手はWBC世界スーパーフライ級王座を6度防衛した実績を持つ元世界王者で、2年前にもWBC同級暫定王座を獲得している実力者だ。現在はスーパーフライ級でWBC1位、バンタム級でWBO7位にランクされている。戦績は、坪井選手が2戦2勝(1KO)、クアドラス選手が50戦44勝(28KO)5敗1分。坪井選手のスピードとスキルが勝るのか、それともクアドラス選手の経験が生きるのか、興味深い組み合わせだ。

 また、増田陸選手 vs ホセ・カルデロン選手(メキシコ)のバンタム級10回戦は世界ランカー対決となる。WBA4位、WBC8位、IBF6位、WBO6位の増田選手は9戦8勝(8KO)1敗の戦績が示す通りのサウスポーの強打者で、世界ランカーとの対戦は今回が4度目となる。すでに世界挑戦を視界にとらえており、2026年に計画している大勝負に向けて内容も問われる試合といえる。WBC14位にランクされるカルデロン選手は元WBC世界バンタム級王者のアレハンドロ・サンティアゴ選手(メキシコ)に勝ってWBC中南米王座を獲得するなど、このところ7連勝(4KO)と勢いに乗っている22歳。戦績は16戦14勝(6KO)2敗。今回も増田選手の左ストレートがさく裂するのか、それとも成長著しい若武者カルデロン選手が番狂わせを起こすのか!?

 そして、キックボクシングの“神童”と呼ばれた那須川天心選手がボクシングデビュー以来8戦目でついに世界タイトルに挑む。その相手は“Monster”井上尚弥選手の弟で、元世界王者の拓真選手。昨年10月、堤聖也選手との同期対決で王座陥落した拓真選手は、このWBC世界バンタム級王座決定戦が復帰戦となる。対戦が内定した直後から両陣営に密着、9月25日ザ・リッツ・カールトン東京での記者発表、そしてプロモーションビデオ撮影のバックヤードにも潜入取材。決戦に向けて動き出した天心選手と拓真選手、それぞれが吐露する思いとは。2人の“今”に迫った密着ドキュメンタリーの先行映像を配信する。

【コンテンツ情報】
「Prime Video Boxing 14」

Prime Video
11月24日午後5:00から配信
<配信予定試合>
■WBC世界バンタム級王座決定戦
那須川天心 vs 井上拓真
■IBF世界フェザー級挑戦者決定戦
中野幹士 vs ライース・アリーム
■スーパーフライ級10回戦
坪井智也 vs カルロス・クアドラス
■バンタム級10回戦
増田陸 vs ホセ・カルデロン
※試合順は未定。

独占密着 11.24 PRIME VIDEO BOXING 14 WBC 世界バンタム級王座決定戦 那須川天心 vs 井上拓真 先行映像①
Prime Video
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