池松壮亮がフィギュアのコーチを演じた「ぼくのお日さま」がFODで独占配信2025/08/31

FODでは、9月6日から映画「ぼくのお日さま」を独占配信することが決定した。本作は、「僕はイエス様が嫌い」で第66回サンセバスチャン国際映画祭・最優秀新人監督賞を史上最年少で受賞した奥山大史監督が手掛けた、フィギュアスケートを題材にした心温まる作品で、第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品された。

吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年・タクヤ(越山敬達)、氷上で輝くスケート少女・さくら(中西希亜良)、そして恋人の地元でスケートを教え、彼らを見守るコーチ・荒川(池松壮亮)の三つの心が一つになり、少しずつほどけていく姿を描く。キャストには、映画初主演となる越山、演技デビュー作となる中西、実力派俳優の池松。それぞれが氷上で繊細な演技を披露する。


奥山監督ならではの柔らかく美しい映像世界を作り上げた「ぼくのお日さま」は、2023年の冬と春に北海道各地で撮影された、雪が降りはじめてから雪が溶けるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語。温かくて懐かしい、今までに誰も観たことがない“新しい”日本映画となっている。



【コンテンツ情報】
「ぼくのお日さま」
FOD
9月6日から独占配信
監督・撮影・脚本・編集/奥山大史
出演/越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、若葉竜也、潤浩、山田真歩 ほか
雪が積もる田舎街に暮らす小学6年生のタクヤは、すこし吃音がある。タクヤが通う学校の男子は、夏は野球、冬はアイスホッケーの練習にいそがしい。ある日、苦手なアイスホッケーでけがをしたタクヤは、フィギュアスケートの練習をする少女・さくらと出会う。「月の光」に合わせ氷の上を滑るさくらの姿に、心を奪われてしまうタクヤ。一方、コーチの荒川の下、熱心に練習をするさくらは、指導する荒川の目を真っすぐに見ることができない。コーチが元フュギュアスケート男子の選手だったことを友達づてに知る。荒川は、選手の夢を諦め東京から恋人・五十嵐の住む街に越してきた。さくらの練習をみていたある日、リンクの端でアイスホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て、何度も転ぶタクヤを見つける。タクヤのさくらへの思いに気付き、応援をしたくなった荒川は、スケート靴を貸してあげ、タクヤの練習に付き合うことに。しばらくして荒川の提案で、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習を始めることになり……。

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