鹿目凛、審査員の気迫が妖怪に見えた!? 「稲川淳二怪談グランプリ2025」の本選が配信2025/08/13 12:00

TVerでは、8月13日からTVerオリジナルコンテンツ「稲川淳二の怪談グランプリ2025 ~全国最恐怪談師決定戦~」の本選の配信がスタート。でんぱ組.incの元メンバーで、怪談が大好きという“ぺろりん先生”ことイラストレーターの鹿目凛が、番組の見どころを語った。
「稲川淳二の怪談グランプリ」は、2009年から始まったカンテレの夏の風物詩。今年もTVerで独占配信され、今回は“全国最恐怪談師決定戦”を開催。本編配信前に、北は北海道から南は沖縄まで各8地区で選考会を行い、視聴者によるTVer再生回数、番組公式Xのリアクションを基にセミファイナリストが決まった。

――全国から選りすぐりの怪談師が集まりました。収録はいかがでしたか?
「私自身、怪談が大好きなのでアシスタントMCというぜいたくなポジションで番組に携われて、とてもうれしいです。怪談中は、厳しい予選を勝ち抜いてきた皆さんの熱意がひしひしと伝わってきたのもあって、『全員1位になってほしい!』『頑張ってください!』という応援の気持ちでいっぱいでした」
――MCは岡田圭右(ますだおかだ)さん、審査員は稲川淳二さん、山口敏太郎さん、島田秀平さん、三木大雲さん、ますだおかだ・増田英彦さんとそうそうたるメンバーでした。
「本当にレジェンドの方々なので、途中から人間ではなく妖怪に見えてきましたね(笑)。稲川さんが妖怪の総大将・ぬらりひょん。そんなぬらりひょん率いる妖怪メンツ……みたいな(笑)。それほどの気迫を感じました」
――怪談師の中で、印象に残った方はいますか?
「たっくーさんがある怪談を話してくださったのですが、実は私も似た体験をしたことがあって、すごく興味深かったです」
――今回のような怪談を聞いた時、「夜に思い出して眠れなくなる」といったことはないのでしょうか?
「怪談は大好きなんですが、聞くとお風呂や寝る時に気配を感じる気がして……。正直、最初は苦手な部分がありました。でも、聞けば聞くほど耐性がついて、苦手意識がなくなったんです。今ではすっかり大好きです!」

――怪談が苦手な方も、魅力的な話が聞けるこの番組がきっかけで、耐性がつくかもしれませんね。
「そうですね。もともと私はアイドルをやっていたのですが、今は怪談を大きな軸の一つとして活動し、怪談イベントも主催しています。そのため、アイドル時代から応援してくださるファンの方は、ライブから急に怪談イベントへ参加することになり、戸惑わせてしまったかもしれません(笑)。人間は『知らないもの』にこそ恐怖を感じやすい。中には『怖いものが苦手』という方もいらっしゃいますが、怪談に触れる機会が増えると、きっと慣れてくると思うんですよね。そんな『怖いものが苦手だよ〜』という方も含め、皆さんを『こちら側』に連れてこられたらな、と思います(笑)」
――あらためて「怪談グランプリ2025」をご覧になる視聴者の方へ、メッセージをお願いします。
「怪談が怖くて『ヒエッ』と寒くなると思いますが、私はそこに、一種のスポーツのような熱量を感じました。怪談師の皆さんが人生をかけて磨き上げてきた話術や、今大会に懸ける熱い思いが、お話の端々に込められています! この暑い夏、怪談で涼んで、心も体も整ってほしいです。ぜひ、ご覧ください!」

今回、予選を勝ち上がったのは、大人気オカルト系YouTuberで連覇を狙うたっくー、昨年のリベンジを誓う若手カリスマ怪談師・木根緋郷、医師でラッパーのDr.マキダシ、芸人活動をしながら沖縄でバーを経営している下里賢成の4人。彼らがご当地ならではの最恐怪談を語り、トーナメント方式でバトルを繰り広げる。激しいサバイバルを勝ち抜くのは一体誰なのか!?
さらに、エキシビションでは、今大会の審査委員長で怪談界の神様・稲川淳二、都市伝説の貴公子・島田秀平、怪談住職・三木大雲がレジェンド怪談を披露。身の毛もよだつ最恐ホラーに注目だ。
【コンテンツ情報】
「稲川淳二の怪談グランプリ2025 ~全国最恐怪談師決定戦~」
TVer
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