「DOCTOR PRICE」北山宏光が語る“同じ時代を走ってきた”岩田剛典との共演2025/07/27 23:25

　TVerでは、岩田剛典が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「DOCTOR PRICE」（日曜午後10：30＝読売テレビ制作）の第1～3話まで配信中。主人公・鳴木金成（岩田）の極東大学病院時代の同期・依岡健役を演じる北山宏光が、ドラマ初共演となる岩田とのエピソードなどを語った。

　「DOCTOR PRICE」は、原作・逆津ツカサ氏＆作画・有柚まさき氏の同名漫画をドラマ化した作品。医師に値段をつけ、病院に売る医師専門転職エージェントで元医師の鳴木は、毒舌だが、優秀な事務スタッフ・夜長亜季（蒔田彩珠）と共に、巧みな交渉術で病院相手に医師を売りさばき、大金を稼いでいく。実は、鳴木が医師を辞めた理由は、3年前に同じ大学病院で働いていた父が医療過誤を起こし、同僚からも世間からも追い詰められて命を絶ったこと。医療過誤に不審な点を見つけた鳴木は、亡き父のために真相を追い始める──。

――本作への出演が決まった際の気持ちを教えてください。

「とてもうれしかったです。岩田くんとは歌番組やプライベートでお会いすることはありましたが、一緒にお芝居するのは初めて。こういう形で関わることができて、すごく楽しみだと思ったのが最初でした」

――北山さんが演じる依岡は、原作にはいないドラマオリジナルのキャラクターとなります。

「原作は読んだのですが、その中にはいない。しかし、このストーリーに入っていくキャラクターということで、役づくりをする上で何に縛られることなく、自由に作っていけることも楽しみに感じました」

――岩田さんとドラマの現場で一緒に過ごしていかがですか？

「岩田くんのセリフ量がすごいので、きっと裏では追い込まれているはずなのに、いざ撮影が始まると役に定まっているので『プロだな……！』と思います。岩田くんの長ゼリフの後に自分のセリフがあると、すごく緊張しますね（笑）。鳴木は原作ではクセが強く描かれていますが、岩田くんのフィルターを通すとこんなキャラクターになるんだと。驚いたと同時に違和感なくすんなり納得できて、素晴らしいと思いました。原作を実写化するよさが出ていると感じましたね。そんな岩田くんが演じる鳴木と、僕が演じる依岡がどのように関わっていくのかに注目してほしいです」

――岩田さんと現場でどんなお話をしましたか？

「グループでの経験、活動内容など、岩田くんとは境遇が近いんですよね。ライブの作り方や演出のこだわりなどを聞いたりしていました。世代も同じですし、音楽業界で同じ時代を走ってきたので。僕にストーリーがあるように、岩田くんにもストーリーがあると思ったので『あの時どうだったの？』とか、いろいろお話しました」

――ドラマの内容についてや、俳優としての話はしましたか？

「『俳優として』なんてそんな深いことは話しません（笑）。今作は岩田くんのセリフが本当に多いので、『どうやって覚えているの？』『覚えるのは早い方？』と話したくらいです」

――タイトルの「DOCTOR PRICE」にちなみ、“DOCTOR”から健康にまつわる質問を。生活の中で実践している健康法、ルーティンがあれば教えてください。

「なるべく翌日にストレスを持ち込まないために、夜に絶対やりたいことを一つやるようにしています。だいたいお昼を過ぎると『夜ごはん何を食べよっかな？』と考え出して、そのために昼を我慢したり。そこから夜ご飯を食べると、ストレスからの解放感がすごいです（笑）。また、少しでも仕事を忘れる時間を作ると、僕はリフレッシュできますね」

――続いて “PRICE”からお金にまつわる質問です。最近、奮発して購入したものはありますか？

「このドラマを大きい画面で見るために、大きいテレビを買いました！」

――TVerもスマートテレビやストリーミングデバイスを使用するとテレビで見ることができます。TVerを活用されたことはありますか？

「もちろん！　見逃した番組があるとTVerを使って見ています。ドラマも見ますし、バラエティーだと『酒のツマミになる話』（金曜午後9：58/フジテレビ系）、『相席食堂』（火曜午後11：17/ABCテレビ）、『出川哲朗の充電させてもらえませんか？』（土曜午後7：54/テレ東系）とか……やばい、言い出すと止まらない（笑）。それくらいいろいろな番組を楽しませてもらっていますね」

――最後に、TVerで本作を楽しむ方に向けて「何度でも繰り返し見てほしい」と思う見どころをお願いします。

「第1話に、主要キャストがほぼ大集合しているシーンがあります。僕もその場にいたのですが、興奮しました。それぞれが演じるキャラクターの“立ち位置の緊張感”をかもし出しており、その空気を感じてほしいです。また、鳴木との関係性がスタートした3年前の依岡を演じるシーンもあるのですが、関係性の違いや髪型の違いなども注目ポイントだと思います。2人のストーリーのベースとなるところなので、僕も演じていて楽しかったです」