エミー賞作品賞に輝いた「ハンドメイズ・テイル」ファイナルシーズンが8月8日配信2025/06/17 12:00

ブッカー賞を2度受賞した世界的巨匠マーガレット・アトウッドによるディストピア文学の金字塔を原作に、米国・Huluがドラマ化した「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」。そのファイナルとなるシーズン6が、8月8日からHuluで見放題独占配信されることが決定した。
「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」は、2017年度エミー賞で作品賞を含む主要5部門を独占し、同賞で動画配信サービスのオリジナルドラマが作品賞を受賞するという史上初の快挙を達成。シリーズ累計でエミー賞は作品賞を含む15部門受賞76部門ノミネート、ゴールデングローブ賞では主要2部門受賞、6部門ノミネートするなど、さまざまな賞レースを席巻し世界のメディアが絶賛した。
突如として全体主義国家となったかつてのアメリカを舞台に、女性がしいたげられた理不尽な世界と同時に女性の強さを鮮烈に描いた本作は、17年以降に社会現象となった「#MeToo」「#TimesUp」運動や、「人工妊娠中絶を制限・禁止」する法制度への反対運動など、特に近年アメリカでの政策転換や社会的風潮が物語の世界観を現実のものと感じさせると、世界的にも注目され高い評価を得ている。
今回、ジューン(エリザベス・モス)の侍女姿と背景のビビットな赤色に目を奪われるメインビジュアルと併せて、静かなる抵抗から反撃を経て、遂に革命の狼煙(のろし)を上げる壮大なファイナルシーズンの幕開けを彷彿(ほうふつ)とさせるティザー映像が解禁。映像では、ジューンの独白のような語りから始まる。
侍女たちが着ている赤色の服は、上流階級の夫妻に仕えさせられる彼女たちの身分を示すものではなく、侍女の服=赤色は、血の色でもあり、怒りを表す色でもあり、そして侍女たちの戦闘服であると語るジェーン。そして、「私たちは軍隊になった」というジューンのセリフをきっかけに流れる壮大な音楽と立ち上がる侍女たち。ついに革命へと大きく動き出す彼女たちの戦いの物語(=テイル)の堂々たるフィナーレを感じずにはいられない、エモーショナルな映像になっている。
なお、Huluでは「ハンドメイズ・テイル」シーズン1~5も配信中。ぜひこの機会に心揺さぶる衝撃の物語の始まりから結末までを堪能しよう。
【コンテンツ情報】
「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」ファイナルシーズン
Hulu
8月8日から見放題独占配信(8月8日に第1~2話配信、以降金曜に1話ずつ配信)
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