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芦田愛菜、サグラダ・ファミリアの建設に関わる日本人彫刻家に“熟練インタビュー”!2025/06/01

芦田愛菜、サグラダ・ファミリアの建設に関わる日本人彫刻家に“熟練インタビュー”!

 TVerでは6月1日から、テレビ朝日系で5月31日に放送された「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(土曜午後6:56)3時間半SPを配信する。同回では、海外特別プロジェクト第4弾として、MCの芦田愛菜が、番組初の海外ロケでスペイン・バルセロナへ。「未完の世界遺産」と言われるサグラダ・ファミリアに特別潜入した。

 「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」は、大人顔負けの知識を身につけた子どもの“博士ちゃん”から、MCのサンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)と芦田が生徒としてさまざまなことを学んでいくバラエティー。

芦田愛菜、サグラダ・ファミリアの建設に関わる日本人彫刻家に“熟練インタビュー”!

 サグラダ・ファミリアを目の当たりにし、「すごーい!」と感嘆する芦田とゲストの渡辺直美。外観にはいくつもの彫刻が施されており、バルセロナの自然を象徴するカメレオンの彫刻、さらに柱の下にはカメの彫刻が。これは、サグラダ・ファミリアの設計者・ガウディが残したメッセージ。そのカメは “雨どい”としての機能的役割を担っているのだが、芦田はさらに「教会を作るのに時間がかかってもいいからカメのようにゆっくりでもいいから進み続けていこう」というメッセージが込められていると解説。そんなメッセージを込めたガウディに、渡辺も「いいメッセージすぎる! グッときちゃう」と感嘆する。

芦田愛菜、サグラダ・ファミリアの建設に関わる日本人彫刻家に“熟練インタビュー”!

 そんなサグラダ・ファミリアの彫刻を担当している日本人がいる。その人物は外尾悦郎氏。日本で美術教師をしていたが、彫刻家になる夢を諦めきれず、24歳でスペインへ渡った外尾氏は、サグラダ・ファミリアに何のつてもなく出向き「ここで働かせてくれ」と直談判したという。彫刻の腕を見せ、現場で実力が認められ、次第に重要な彫刻を任せられるようになった。

 本を読んで得たサグラダ・ファミリアの彫刻に込めた外尾氏のこだわりや、ガウディへの思いなどを次々と披露する芦田。VTRを見た富澤は「今日、中入る?」と、せっかく内部撮影の許可があるのになかなか内部に潜入しないことにツッコミを入れる。それに対して芦田は「外だけでも語れることがたくさんあって……」と、サグラダ・ファミリアの情報量の多さを訴えた。

芦田愛菜、サグラダ・ファミリアの建設に関わる日本人彫刻家に“熟練インタビュー”!

 そして、いよいよ内部へ。芦田が「思っていた3倍大きい!」と語った内部は、枝分かれした柱に支えられ、またステンドグラスから光が差し込み、幻想的な雰囲気を作り上げていた。まるで自然の中を歩いているような内部構造だ。「自然は神が作ったもの」と考えていたガウディは、サグラダ・ファミリアをなるべく自然に近い形にすることを目指していたという。

芦田愛菜、サグラダ・ファミリアの建設に関わる日本人彫刻家に“熟練インタビュー”!

 現在もサグラダ・ファミリアの彫刻を担当する外尾氏に、芦田がインタビュー。現在2026年に完成すると言われているメイン塔の内部デザインを手掛けている外尾氏に、その中の一つ「イエスの塔」の内部デザインについて聞いてみると「ほかの教会はイエスを見ることしかできないけど、このサグラダ・ファミリアはイエスの心の中に入れる。そういうものを目指しています」とのこと。さらに、デザインに込めたこだわりのほか、「外尾さんにとって“完成”とは?」という深い質問もぶつけた芦田。そんな芦田のことを、外尾氏は「熟練のインタビュアー。素晴らしい!」と褒め称えた。

 この様子をVTRで見ていた伊達も「すごくいいインタビュー!」と絶賛。富澤は「大神回!」と太鼓判を押した。

芦田愛菜、サグラダ・ファミリアの建設に関わる日本人彫刻家に“熟練インタビュー”!
芦田愛菜、サグラダ・ファミリアの建設に関わる日本人彫刻家に“熟練インタビュー”!

【コンテンツ情報】
サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん
TVer
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