東野幸治、見取り図にガチ説教!?　天下をとる極意を熱弁2025/05/26

　TVerでは、テレビ朝日ほかで5月25日放送の「見取り図じゃん」（日曜深夜0：10）を配信。同回は、東野幸治がゲスト出演している。

　芸能界のてっぺんを目指す見取り図の冠番組「見取り図じゃん」。今回の企画は、見取り図が豪華な師匠に弟子入りし、天下への極意を学ぶ「師匠シリーズ」だ。

　番組の企画とはいえ、見取り図は本気。その熱意を感じ取った東野は、冒頭から「今のままじゃ無理ですよ」「天下をとろうと思ったら急がんと！」と熱弁。まさかのスタンスに戸惑う2人に対し、「軽い一企画でしゃべって終わらそうと思ったら大きな間違いやからね！　ガチでいきましょう」とハッパをかけた。

　東野と見取り図は、大阪時代から番組で共演していた仲。「（見取り図は）東京行ってもどこ行ってもちゃんとできるし、なおかつ爪痕も残すし、上手にスベれる若手ってなかなかいないんですよ」と高評価。見取り図が東京進出して数年経つが「もっと売れてると思ってた」「もっと売れなアカン」と実力を認めつつも、叱咤（しった）激励した。

　続けて「正直、（天下をとる流れとして）千鳥、かまいたち、見取り図（になる）と思ってた。それが何かのかけ違いなのか『水曜日のダウンタウン』でダイアン・津田（篤宏）がスパークしてもうた。ここ近年の津田のスパークによって、見取り図の道が大きくそれたのよ。いいタイミングで再会できたなと思ってる」と、今まさにふんどしを締め直す時期だとした。

　そんな東野が、お笑い界の「天竜人」を目指すことを大前提とした「これだけはやるな3カ条」を提唱。一つ目は「尻軽になるな」だった。東野は「『アメトーーク！』（テレビ朝日系）出てる？　出てる場合じゃないで」「『アメトーーク！』のひな壇の上に座ってたらおしまいやで」とバッサリ。ゲストで出るなら、特別扱いされるスペシャル感が必要だと教えた。

　「さまざまな番組出演を経験するからこそ、実力がつき、スタッフからの信頼を勝ち取れる。それこそが天下への近道ではないか？」との質問には、仕事を選ばないと、いつの間にか丸くなってしまうと分析。そのほかにも、「日本テレビのあの人が出てる番組は出るな！」など、具体例を挙げてしっかり指導。ここだけの東野オリジナルの天下論の真髄は、芸人だけでなく“トップを目指す”すべての人に刺さるはずだ。

　なお、次回の「見取り図じゃん」は6月1日放送。東野幸治ゲスト回の後編となる予定だ。

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