宇佐卓真＆平野宏周W主演で苑生の「被写界深度」がドラマ化2025/05/20 08:00
FODでは、6月20日から、宇佐卓真と平野宏周のダブル主演によるドラマ「被写界深度」を独占配信することが決定した。
「被写界深度」の原作は、苑生氏初のWeb連載作品で、年間920万PVを記録し、2017年には大洋図書からコミックス化した話題作。明るく人気者だが、どこか虚しさを抱えながら日々を過ごす早川秀一郎を宇佐が、クールで無愛想だが大好きなカメラにいちずに向き合う紺野遼平を平野が演じる。監督は「25時、赤坂で」「みなと商事コインランドリー2」（テレ東）を手掛けた川崎僚氏、脚本は「ライオンの隠れ家」（TBS系）の一戸慶乃氏が務める。
高校生の早川は、ある過去の出来事のために、大好きだった音楽を自ら捨て、心を閉ざしてしまっていた。時には、その空白を埋めるために、誰かれ構わず体を重ねることも。それでも心は満たされず、息が詰まるような苦しさに襲われたある日、早川は校舎の屋上へと向かう。空と海が美しく解け合う誰もいないその場所では、捨てたはずの音楽を自然に口ずさむことができた。そんな屋上で出会ったのは、同級生の紺野。無愛想だが、大好きなカメラに真っすぐ向き合う紺野に、早川は強烈にひかれていく。
しかし同時に、好きなことや夢に対して全くブレない紺野と自分を比べ、どうしようもない嫉妬（しっと）と劣等感を募らせる。複雑な感情に押しつぶされそうになった早川は、ままならない思いをぶつけてしまう。その日以来、2人の関係は友情から別のものへと変化する。そして、時は過ぎ、紺野は希望通りに美大でカメラを学んでいるが、早川とは疎遠になってしまっていた。しかし、ある出来事がきっかけとなり、彼らの運命が再び交わろうとしていて……。
宇佐は「早川と同じような悩みを持つ人がこの作品を見た時に、そっと寄り添えるような作品にしたいという思いで精いっぱい演じました。そして、紺ちゃんと早川の関係がどうなっていくのか最後まで見届けていただけたらうれしいです！ よろしくお願いします」とアピール。
また、平野も「川崎監督をはじめとするすてきなスタッフさんやキャストの方々に支えていただき、現場での日々はとても濃い時間でした。原作を読ませていただいた時の2人の自然な美しさや、学生ならではの葛藤や哀しみの感情を大切にしながら丁寧に演じさせていただきました。『被写界深度』の魅力をたくさんの方々に届けられたらうれしいです。ご覧になった方が自分自身を大切に思えるようにと願っております」と思いを伝えている。
【コンテンツ情報】
「被写界深度」（全8話）
FOD
6月20日から配信（金曜午後8：00に最新話配信）
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