キム・テリ&ホン・ギョンが声優に! Netflix初の韓国アニメ映画「あの星に君がいる」2025/05/18 12:00

Netflixの韓国作品として初の“オリジナルアニメーション映画”「あの星に君がいる」を5月30日から世界独占配信される。配信に先立ち、目を奪う美しい映像と繊細な音楽とともに、希望と切なさがあふれる予告編とキーアートが解禁された。
「あの星に君がいる」は、キム・テリ(「二十五、二十一」「ジョンニョン:スター誕生」)とホン・ギョン(「D.P.-脱走兵追跡官-」「弱いヒーロー Class1」)が声を務める、宇宙飛行士とミュージシャンの遠距離恋愛を描くロマンチックで壮大な感動ラブストーリーだ。


舞台は2050年のソウル。火星を夢見る科学者であり宇宙飛行士のナニョン(声/キム・テリ)と、夢を失った元ミュージシャンのジェイ(声/ホン・ギョン)は、出会ってすぐにひかれ合うが、ナニョンが願い続けてきた火星探査への扉が開いたことで、2人の関係には悲しい変化も訪れる。

母のように宇宙を冒険することを夢見る少女・ナニョン。しかし、母は火星探査中のトラブルにより、地球に戻ることはかなわなかった。それから数年後、成長したナニョンは、母の痕跡を見つけようと、火星探査に行くための努力を重ねる毎日を過ごしていた。そんななか、ナニョンはある理由で夢を諦めた元ミュージシャンで、今は音楽機器の修理業を行う青年・ジェイと出会う。2人は、ナニョンが母から受け継いだ古いレコードプレーヤーをきっかけに、互いの心に寄り添いながら、次第に距離を縮めていく。

解禁された映像では、「ナニョン、君は特別な人だよ」「ジェイは……もう歌わないの? いつの日か、誰もがジェイの歌を聴けるといい」という言葉からも分かる通り、ナニョンとジェイが絆を深めていく姿が、独創的かつ美しい映像と、優しい音楽とともに映し出されていく。2人の関係は永遠にも思えたが、ある時ナニョンが火星探査プロジェクトの宇宙飛行士の1人に選ばれる。夢がかなった喜びとともに、2人の間には文字通り“距離が生まれてしまう”。映像でも、不吉に弾けるジェイのギターの弦、そして宇宙へ向かうナニョンに迫る危機が映し出され……。果たしてこの愛の行方は?

“韓国のゴールデングローブ賞”といわれる韓国最高峰の映画やドラマシリーズを競う総合芸術賞・百想芸術大賞において、今年、テレビ部門の最優秀演技賞に輝いたキム・テリが自身初となる声優に挑戦。近年数々の注目作へ出演し、Netflix映画「グッドニュース」への出演も控える気鋭のホン・ギョンとの共演で壮大なラブストーリーが紡がれている。2人はキャラクターの感情をより深く豊かに表現するために、事前録音や実写撮影の工程にも参加し、徹底的な役づくりを行ったという。
そして、監督・脚本を務めるハン・ジウォンは、「Clearer than You Think(英題)」といった作品で独特の繊細なスタイルを確立してきた人物。近年はサンダンス映画祭に招待され「The Sea on the Day When the Magic Returns(英題)」が上映されるなど、その才能のきらめきを世界で輝かせている。気鋭のキャストとスタッフが結束し、丁寧かつ繊細に生み出した“超遠距離ラブストーリー”に、夜空の星を眺めるように、目と耳と心をときめかせてほしい。
【コンテンツ情報】
Netflix映画「あの星に君がいる」
Netflix
5月30日から世界独占配信
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