「新幹線大爆破」Netflix3週連続日本第1位! メーキング映像&デザイン画が公開2025/05/15 10:00

4月23日からNetflixで配信スタートした、草彅剛が主演を務めるノンストップサスペンスエンターテインメント「新幹線大爆破」。配信3週目に突入してもその勢いはとどまるどころか加速中だ。このたび、2種類のメーキング映像とデザイン画が公開された。
「新幹線大爆破」は、原作となる同名タイトルの大ファンである樋口真嗣監督が“リブート”という形で現代社会への再構築として大幅アレンジ。主人公である、はやぶさ60号車内で爆破を回避すべく奮闘する車掌・高市和也を、「日本沈没」(2006年)でも樋口監督とタッグを組んだ草彅が演じている。
すでに作品を一度鑑賞したファンたちは、新たな作品の楽しみ方を見いだしたようで「新幹線車内で鑑賞。実際の乗車中に見ると臨場感が増すよ」「秋田新幹線に揺られながら鑑賞。仙台のシーンで実際に仙台を通過したり、最高の視聴環境。いやー、マジで怖かった……」と、実際に新幹線に乗車しながら視聴するファンが続出しているそうだ。実際の車体の揺れや、ロケ地を通過する臨場感が、さらに作品に没入感を与えてくれるのだという。作品は、今週の週間グローバルTOP10でも、日本1位(映画)、グローバル6位(映画/非英語)を獲得した!
そして、このたび解禁されたのは、2種類のメーキング映像。1種類目は爆弾を仕掛けられたはやぶさ60号のセットの外に組み立てられた、巨大LEDにフォーカスを当てた映像だ。実際に本物のはやぶさの車両と同じ部品を使用してつくられたセットだが、その車両の両壁には、巨大なLEDが敷き詰められていた。このLEDに、実際のはやぶさから見ることのできる車窓の風景を投影することで、セットである新幹線がまるで動いているかのような臨場感を与えている。
もう1本は、本作のVFXに焦点を当てたもの。VFXを活用することで実現したリアルなはやぶさの映像はどのように生まれたのか、その過程が分かる貴重映像だ。本編でも印象的な、はやぶさが火花を散らしながら走るシーンや、車掌・高市が乗客たちを列車の連結部分につながれたはしごを使い救出しようとする、手に汗握るシーンの裏側が分かるこの映像もぜひチェックしてみてほしい。
さらに、本編のエンドクレジットの【爆弾監修:庵野秀明】を発見して驚いたファンも多いのではないだろうか。その庵野秀明氏直筆の爆弾デザイン画も公開された。「速度計連動式起爆装置付爆弾」と書かれたメモには、実際に本編で登場した爆弾が描かれている。




これらのこだわりが、作品への緊張感を極限状態まで引き上げるが、その極限状態と裏腹に、とてもかわいらしい“カメオ出演者”がいる。JR東日本の新幹線車両基地である「新幹線総合車両センター」のPRキャラクター・しんきちくんだ。E5系と200系新幹線をモチーフにデザインされたキャラクターが、実は「新幹線総合指令所」の中に登場する。総括指令長・笠置雄一(斎藤工)らの緊迫した空気の中にこっそり姿を見せているしんきちくんを探してみるのも面白い。

作品の細部にいたるまでこだわり抜かれた「新幹線大爆破」。実際に新幹線に乗車しながらの鑑賞や、これら細部に着目しながらのリピート鑑賞など、さらに多くの形でもっと作品を楽しんでみてはどうだろうか。
【コンテンツ情報】
Netflix映画「新幹線大爆破」
Netflix
4月23日から世界独占配信中
出演/草彅剛、細田佳央太、のん、要潤、尾野真千子、豊嶋花、黒田大輔、松尾諭、大後寿々花、尾上松也、六平直政、ピエール瀧、坂東彌十郎、斎藤工
監督/樋口真嗣
原作/東映映画「新幹線大爆破」(監督/佐藤純彌、脚本/小野竜之助、佐藤純彌/1975年作品)
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