村重杏奈×高橋真麻×丸山礼、“8kg増量”から“金八”エピソードまで本音トークさく裂!2025/05/12 11:00

TVerで配信中のオリジナル番組「うちの会社ってさぁ!~内緒の話ランチ会~」は、MCを務める村重杏奈と高橋真麻が、働く女性たちの“内緒の話”をおしゃべりしながら解きほぐしていくトークバラエティー。KDDI×TVerの共同制作プロジェクト第2弾としてスタートし、共感&痛快コメントが人気を集めている。
舞台は会社のランチタイム。働く女性から届く音声メッセージ“文句ちゃん”の声を聞きながら、村重と高橋がおしゃべりのお供となるスイーツを食べつつ本音でトーク。彼女たちを困らせる“困ったさん”には鋭いツッコミを入れたり、ゲストと笑い合ったりと、まさにリアルな“お昼休みのガールズトーク”が繰り広げられる。
5月12日から順次配信される第9~12回では、丸山礼がゲストとして登場。「上昇志向の後輩にナメられている」「仕事ができない常識知らずの上司」など、リアルなお悩みに本音で応えた。その収録後に行われた取材会には、3人がそろって登場。笑いが絶えないにぎやかなトークで、ジェネレーションギャップの驚きやコンビネーションの裏話、さらにはプライベートの“内緒の話”まで、たっぷりと明かしてくれた。

——村重さん、高橋さんのお二人に加えて、丸山さんも参加して、どんな雰囲気の収録になりましたか?
高橋 「村重ちゃんと礼ちゃんがそんなに仲がいいって知らなかったので、本当に2人の女子会に参加している気分で、すごく楽しかったです。今回は文句ちゃんのお悩みへの回答はもちろん、私の使っている携帯(電話)ケースが手帳型だっていうので盛り上がっちゃって(笑)。前回もゲストに岡田結実ちゃんが来て“若いな~”って思ったんですけど、今回は一番ジェネレーションギャップを感じた回でしたね」
丸山 「不思議なんですよね~、年上の方って手帳型ケース持つ人が多い気がして。なんで手帳にしたがるんだろうって(笑)。機密文書でも入ってるのかと思うくらいで、開く時のひと手間が私は苦手なんです。古いとか笑ってるわけじゃなくて、単純な疑問でした!」
高橋 「いやいや、私はね、下痢止めと口内炎の薬を入れてるのよ(笑)」
村重 「それを全部話してくれるのがもう本当にやばいですよ(笑)。普通、下痢止めの話なんてしないから! 私たち衝撃でしたもん」
丸山 「堂々としてて本当にカッコよかったです」
村重 「今日は礼ちゃんがいたおかげで、空気感がいつもとまた違って、本当にリアルな女子会って感じでした。でも、やっぱりセクハラおじさんの話題とか、何歳になってもそういう人はいるんだなって実感して“どうやったらちゃんと伝えられるんだろう”って、あらためて考える時間にもなりました。気付かず言っている人もいるし、文句ちゃん側が寄り添ってあげる場面も多いですよね。私もその立場なので、もっとちゃんと伝えられるように勉強したいなって思いました」
丸山 「TikTokでもこの番組めっちゃバズってるのに、本人たちが意外と知らなかったのがびっくりで(笑)。私もめっちゃ見てたんですよ。コメントもたくさん付いてるし! そんな人気番組に呼んでもらえてうれしかったですし、村重が『うちこれ嫌い!』ってズバッと言うのもスカッとしました。あと真麻さんがちゃんと正しい日本語の使い方を教えてくださって、『やっぱり年上の方と話す時はちゃんとしなきゃいけないんだな』と思いました。私は若手とベテランの間にいる世代なので、その悩みも共感できて、コミュニケーションのかわし方も学べました」

——村重さんと丸山さんは本当に仲が良さそうですが、どうやって距離を縮めたんですか?
丸山 「最初は友達つながりで知り合ったんですけど……」
村重 「悩みが似てる部分もあったし、礼ぴょんの悩みを分かってあげられる瞬間があるなって思いました」
丸山 「同世代の女性タレントさんって、なかなか心を開きづらいこともあるんですよ。どうしてもポジション争いがあるし……。私は皮肉な笑いで、村重は明るく盛り上げる感じで、タイプが違うからこそいいバランスが取れてるのかも。年齢も近いし、面白いと思うことも似てるから、夜中に『焼き肉行こう!』って言っても、すぐ付き合ってくれるんです」
高橋 「いいですよね。やっぱりこの業界って、どこかライバル視しちゃう部分があるから、完全に心を許せる人ってなかなかいないもの。貴重な存在ですね」
村重 「礼ぴょんって、全部喜んでくれるんです。『こういう仕事が決まったよ』って話しても、『よかったじゃん!』って本気で喜んでくれる」
丸山 「腹踊りもできますよ! 真麻さんも一緒にやります?」
高橋 「そこだけ聞くとすごい話だよね(笑)。でも全然やるけど!」
村重・丸山 「アハハハハ!」
——高橋さんと村重さんのコンビネーションは、回を重ねるごとに変化を感じますか?
高橋 「最初は村重ちゃんってテレビで見る限り、天真らんまんなイメージしかなかったんです。でも一緒に番組をやる中で、家族や友人のこともちゃんと考えている“しっかり者”な一面が見えて、すごく感動しました。キャラクターとは違う面が見えたのもうれしかったし、意外と同じ感覚や趣味があることも知れて。この番組がなかったら絶対分からなかったことなので、出会えてよかったなと思います」
村重 「めちゃくちゃうれしいです! 私の中では真麻さんって“ちょっと厳しそう”ってイメージがあったんですよ。LINEの返し方とかもきっちりしてるし、“人にも厳しいのかな?”って思ってたんですけど、全然そんなことなくて、めちゃくちゃ気さくで面白くて。エピソードがまたレベル高くて、“友達が魚釣って戻そうとしたら間違えてケータイ投げちゃった話”とか(笑)。質問の仕方もすごく勉強になるし、私もLINEの文章とかちょっと工夫して“大人っぽく”送ろうって思えるようになりました」
丸山 「真麻さんがそんなに年上なのが驚きでした。キャリアを積んで、ご家庭もあって、お子さんもいて……立場は全然違うけど、社会の荒波をくぐり抜けてきた2人だなと思って見てました。悩みに対しても明るく共感してくれるのが本当にいいなって。私もYouTubeでお悩み相談とかやるんですけど、“こういう返し方があるんだ!”って学びになったし、村重みたいに『嫌い!』って代弁してくれるのも、やっぱり最強だなって思いました」
高橋 「逆に言うと、2人の回答が“いやいや、それは組織の中じゃ無理だから!”って思う時もあって(笑)。でもそういう新しい視点が斬新で面白いなって思いましたね。いろんな考え方があるな~って」

――続いて、番組タイトルにちなんで、丸山さんの“内緒の話”を教えてください。
丸山 「友達が多すぎて、毎日外食に誘われるんですよ。それで気付いたら8kg増えちゃって……最悪です(笑)。村重さんが9kg減でトップニュースをさらっていったので、私は8kg増でトップニュース狙いたいです。ダイエット企画とか来ないかな~って思ってます!」
高橋 「顔が小さいからか、全然太ったように見えないよ」
丸山 「顔は施術でなんとかしてるので(笑)。でも体がどんどん大きくなって、ミシュランマンみたいになっちゃってます。星が取れたらいいな~なんて(笑)。本当にスタイリストさんに申し訳なくて、『最近むくんでるんです…』って言い訳してるんですけど」
村重 「分かる! 太ってる時って『むくんでるだけ』って言いがちだよね(笑)」
丸山 「本当は、しっかり太ってます(笑)」
——ところで、皆さんが相談に答える時、特に意識していることは?
高橋 「まずは、悩んでいる人の話を最後まできちんと聞くことを大事にしています。やっぱり、話をしているうちに気持ちが楽になることもあるので。その上で、自分が経験したことや似たような感情を交えてアドバイスをするようにしています」
村重 「私は基本ズバッと言っちゃうタイプなので(笑)。でも、相談してきてくれる方がみんなそうしてほしいわけじゃないので、『村重ならこう言うけど、でも言えない時もあるよね』って寄り添うようにしています。前は突き放しがちだったんですけど、それはよくないなと思って、最近は気を付けてます」
丸山 「私は『やばいね~』ってまず共感して聞く感じです。そこから『てことは、こういうこと?』って寸劇っぽく笑いに変えることが多いですね(笑)。学生時代も嫌みを言ってくる人とかいたけど、それも『でもあの人ってこんな面白いところあるよね』って言って、和ませるタイプでした」
高橋 「それいいよね。会社に1人、礼ちゃんがいたらめっちゃ助かると思う!」
丸山 「本当ですか!? クローン化目指して頑張ります(笑)」

——逆に、ご自身が“困ったさん”になっているな…と感じる瞬間はありますか?
高橋 「私は芸人さんたちにいじってもらう側だったんですけど、気付けばもう43歳で“お局感が出てきたな?”と思う時があります(笑)。キャピキャピしてるつもりでも、後輩からしたら気を使っているかもしれないし……。私自身は天真らんまんにやっているつもりでも、周りに気を使わせているのかもって、ふと考えることが増えましたね」
丸山 「真麻さんって、アナウンサーだけど本当に“二刀流”って感じ。気品があるのに面白いし。育ちが違うから~(笑)」
村重 「そう! ユーモアもあって、しかも品がある。私たち、どうしても下品になりがちだから(笑)。本当に憧れます」
村重 「私は……毎日お酒飲むのが好きなんですけど、ついこのあいだも1人で行きつけの居酒屋で飲んでたら、店員さんと話してるうちに仕事の話でめっちゃ熱くなっちゃって。深夜0時にマネジャーさん呼んじゃって、3時半まで語り合っちゃいました(笑)。後日、『あの日のあなたは金八先生だった』って言われて、ちょっと恥ずかしかったです。マネジャーさんだから良かったけど、後輩とかだったらめっちゃ困ったさんですよね」
丸山 「私は本当に物をよくなくしてしまうタイプで……。地球が向いてないんじゃないかってくらい(笑)。パスポートを忘れちゃったり、衣装をタクシーに置きっぱなしにしちゃったり。集中すると、ほかが抜けちゃうので、いつかマネジャーさんが文句ちゃんとして投稿してきそうで、ひそかにビクビクしてます(笑)」

――皆さんのやりとりがとても軽快で、番組でのトークがさらに楽しみになりました! 最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
高橋 「全12回が無事に終わりましたが、まだまだたくさんお悩みを抱えている方がいると思います。機会があればまた続けたいですし、視聴者の皆さんが“分かる!”と少しでも共感してくれたらうれしいです」
村重 「この番組を通して思ったのは、やっぱり文句ちゃんに必要なのは“はけ口”なんだなってこと。私たちが聞いてあげることで少しでもスカッとしてもらえたらうれしいです。ぜひ、愚痴って、お酒を飲んで、スイーツ食べて、自分を甘やかしてください」
丸山 「やっぱり怒ってる話を聞くと甘いものが食べたくなるんだな~って思いましたし、聞いているうちに自分もどんどん怒りが湧いてきちゃって(笑)。毎回、おいしいスイーツも登場して、もう“スイーツパラダイス”みたいな番組だなと思ったので、皆さんもぜひ甘いものを食べながら楽しんでいただきたいです!」




取材・文/斉藤和美
【コンテンツ情報】
「うちの会社ってさぁ!~内緒の話ランチ会~」(全12回)
TVer
配信中(以降、月曜新エピソード配信)

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