救世主はネコ、レッチリが操り人形!?　大人向け＆カオスなアニメ「ラブ、デス＆ロボット」2025/05/02 12:00

　Netflixでは、デヴィッド・フィンチャーとティム・ミラーが製作総指揮を務める短編アニメシリーズ「ラブ、デス＆ロボット」シーズン4を、5月15日から独占配信する。このたび、場面写真と予告編が公開された。

　ダークとカオスが散りばめられたアニメアンソロジー「ラブ、デス＆ロボット」は、フィンチャーやミラーとともに各エピソードの監督たちが、時にバイオレントに、時にコミカルに、これまで見たことのない映像表現で愛や死をテーマに紡ぐ大人向け新感覚アニメ。このたび解禁された映像は、各エピソードのシーンが次々映し出され、物語と映像の多様さに圧倒されることは確実だ。

　そして、エピソードの一つには、フィンチャー自らが監督を務めた、2003年にアイルランドのスレイン・キャッスルで行われたレッド・ホット・チリ・ペッパーズの伝説的ライブが糸操り人形で再現され、実際にレッチリが声で登場する異色作も。1話平均時間約10分の短編に詰め込まれた、多彩な愛と死の物語に注目だ。

　なお、Netflixでは、映画も今後続々配信予定だ。クリス・コロンバス監督、ヘレン・ミレンやピアース・ブロスナン出演の「木曜殺人クラブ」（8月28日独占配信決定）。ダニエル・クレイグが扮（ふん）する風変わりな名探偵のブノワ・ブランが殺人事件の謎を解き明　かす極上ミステリーの最新作「ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン」（25年独占配信）。ギレルモ・デル・トロ監督・脚本、オスカー・アイザック出演の不朽の名作の映像化「フランケンシュタイン」（11月独占配信）。ノア・バームバック監督＆ジョージ・クルーニー主演の胸を締め付け心を揺さぶるコメディー「JAY KELLY（原題）」（25年独占配信）など、高いクオリティーの多種多様な新作が圧巻のボリュームで登場する。こちらにも期待したい。