「あなたを奪ったその日から」平祐奈が明かすSnow Man・阿部亮平との初共演で感じたこと2025/04/28

TVerでは、北川景子が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ「あなたを奪ったその日から」(月曜午後10:00=カンテレ制作)を配信中。大森南朋が演じる結城旭の長女・結城梨々子役の平祐奈が、撮影現場でのエピソードや、共演シーンの多い玖村毅に扮(ふん)する阿部亮平(Snow Man)の印象などを語った。
中越紘海(北川)は、突然起きた食品の事故で3歳の娘を失い、人生が一変。原因となった惣菜店の経営者・旭(大森)を憎むあまりに彼の周りをうろつき、やがて旭の子どもを誘拐してしまう。憎しみから始まったはずの復讐(ふくしゅう)だが、その中で図らずも新しい形の愛情が芽生え、物語は予期せぬ方向に展開。旭は紘海の想像通りの悪人なのか? サスペンスフルな物語の中で、“ただの復讐劇”ではない親子愛を届ける。

――シリアスなシーンが多いと思いますが、撮影現場はどのような雰囲気ですか?
「重いシーンが多いのですが、現場はとても穏やかで、キャスト・スタッフみんな仲がいいです。本編のシリアスさが想像できないくらい、和やかな雰囲気に包まれています」
――その雰囲気を作っているムードメーカーは誰なのでしょう?
「萌子役の倉田瑛茉ちゃんや子役の子たちがいると、やはり現場がほっこりしますね。本当に、天使のようです! 先日の記者会見では(東砂羽役の)仁村紗和さんがムードを作ってくれていましたが、一緒に撮影するシーンがあまりないんですよね。私がご一緒する方でいうと、(望月耕輔役の)筒井道隆さんがムードメーカーかもしれないです。いつも面白い話をしてくれて……いや、お話というか、筒井さん自身の性格が面白い(笑)。そのおかげで、自然とみんなが笑顔になっています」
――印象に残っている筒井さんのエピソードはありますか?
「筒井さんは、常に何かに対して疑問を抱いているんですよ。自分のセリフじゃなくても、梨々子のセリフに対しても『なんでこんなこと言うのかな?』『なんでこんなことするのかな?』など疑問を持っていて、そのおかげで気付かされることもあって『私のことまで考えてくれて、ありがとうございます』という感じです(笑)。疑問のほかにも思っていることがダダ漏れで、みんなで笑っています」
――梨々子の家庭教師・玖村を演じる阿部さんとは、おそらく一番共演シーンが多いと思います。今作が初共演とのことですが、印象は?
「阿部さんは家庭教師役が本当にお似合いの、真面目で誠実な好青年です。家庭教師役ということで、現場ではみんなから『先生』と呼ばれています。そんな阿部さん演じる玖村先生を、梨々子はどん底に落としていくのですが……。登場したばかりの爽やかで優しい印象から、梨々子にどん底に突き落とされてからの印象のギャップが本当にすごいです。セリフの言い回しや表現もガラリと変わり、また新しい魅力が出てくるんですよね。そのグラデーションがすてきだと思いました」
――撮影現場では、どんなお話をされていますか?
「阿部さんはとても物知りなので、何を聞いても優しく答えてくださいます。『あな奪』チームでクイズ番組に出演したのですが、本当に頼れるお兄さんでした。たくさん助けてもらいました」

――では、「あらためてあなたを奪ったその日から」をTVerで楽しむ方に向けて、メッセージをお願いします。
「萌子役の瑛茉ちゃんがとにかくかわいくて! 自慢の妹です。皆川灯役の石原朱馬ちゃんも愛らしくて、2人には本当に癒やされています。TVerでは繰り返して何度も見られるので、視聴者の皆さんもぜひ2人に何度も癒やされてほしいですね。瑛茉ちゃんに『どのシーンがお気に入りだった?』と聞いたら、第1話にあった『玉ねぎを切るシーン』ですって(笑)。切る音がスカッとするみたいで、巻き戻して何回も見たと言っていました。そういう楽しみ方もできますし、また子どもを持つ親御さんが見ると、きっと紘海さんに共感して切なくなると思います。メッセージ性が詰まったドラマになっているので、ぜひそれを受け取ってほしいです。話が進むにつれて怒涛の展開になっていきます。私自身、続きが気になって台本を読む手が止まりませんでした。視聴者の方々もきっと次回が待ち遠しくなると思いますので、TVerで何度も見返してもらい、次のお話を楽しみに待っていただけたらうれしいです」

【コンテンツ情報】
「あなたを奪ったその日から」
TVer
第1話配信中
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