芳根京子&本田響矢「めおと日和」続編で描かれる、変わらない2人と新たな“うぶキュン”2026/10/15 05:00

2025年4月期に放送された芳根京子主演の「波うららかに、めおと日和」(木曜午後10:00)の続編が、フジテレビ系で本日・10月15日にスタートする。
交際0日婚から始まった江端なつ美(芳根)と瀧昌(本田響矢)の初々しい恋模様を描き、“うぶキュン”な2人の姿が大きな反響を呼んだ本作。待望の続編では昭和12年を舞台に、結婚2年目を迎えたなつ美と瀧昌の新たな日々が描かれる。
今回は、なつ美を演じる芳根と瀧昌を演じる本田にインタビュー。続編決定への思いや、約1年ぶりに撮影現場に戻った心境、本作での見どころについて話を聞いた。
「続編ないの?」と言われるたびに、言いたくても言えなかった(笑)(芳根)

──続編の制作決定の発表から非常に大きな反響があったと思います。少しずつ情報が解禁されていく過程を、お二人はどのようにご覧になっていましたか?
芳根 「やっと皆さんにお伝えできる! と思いました。別の現場でも、いろんな方から『見ていたよ』とか『大好きなんです』と言っていただくことが多く……その時はまだ続編があると言えなかったので、『続編ないの?』と聞かれるたびに言いたくても言えなくて(笑)。発表された時は少し肩の荷が下りたような感覚がありました」
本田 「続編発表をする前日くらいに、江端家の居間の写真が急にSNSに出てきたんです。そこからどんどん皆さんの反響がすごくて、この写真だけでこんなにもたくさんコメントをいただけることに驚きましたし、『明日、どんなふうに皆さんに受け取ってもらえるんだろう』と、すごくワクワクしていたのを覚えています」
──発表前はお二人もドキドキされたんですね。
芳根 「皆さんがどう受け止めてくださるのか心配もあって……。SNSの反応を見るとすごく盛り上げてくださっていたので、ホッとした部分もありましたし、それまでドキドキしていたところに、安心というものが芽生えた日だったなという記憶があります」
本田 「前作を見てくださっていた周りのスタッフの方や共演者の方からも『待っていました』という声をいただけたので、すごくうれしかったです」
前作で築いた関係性があるからこそ描ける、2人の“成長”

──今作を通して描かれるなつ美と瀧昌の関係性の変化については、どのように考えていますか?
芳根 「『めおと日和』の世界観や、2人の空気感は変わらずにあります。前作は2人の関係をゼロから築いていく期間だったのですが、今回は関係を築いた後の物語なので、お互いの信頼関係や安心感をより強く感じています。お互いが成長したからこそ乗り越えられる壁もあるのではないかなと。2人の絆がより深くなっているというのが、前作からの変化ですね」
本田 「皆さんが愛してくださっていたところは、僕たちも変わらずにいたいと思っています。一方で、前作から成長している部分や、変わらなければいけない部分もある。その両方を大切にしながら撮影しています」
「これこれ!」約1年ぶりに“あの家”に戻った瞬間

──クランクインコメントで、お二人とも家のセットを「すごく懐かしい」とおっしゃっていました。セットに入った瞬間に、前作の空気感が戻ってきたのでしょうか?
芳根 「『これこれー!』ってなったよね(笑)。家のセットに入ると、一気にいろんなことがよみがえりました。クランクインする前までは緊張していたのですが、着物を着てあの場所に行って、隣に瀧昌さまがいれば、スッと戻れました。私たちの日常が帰ってきたという感覚になりました」
本田 「僕も初日はすごくドキドキしていました。1年ぶりに同じ役を生きるという経験は初めてなので、感覚がすぐに戻るのか不安もあったのですが、なつ美さんと話したらモヤモヤしていたものがなくなりました。会話をした瞬間に『これだ!』という感覚になって、そこからは撮影が楽しみだと思えるようになりました」

芳根 「ティザー映像の撮影の時は、お互いに別の作品に出演している中での撮影だったので、ポワポワしたまま1日を過ごしたんです。だから余計に『大丈夫かな? 戻れるかな?』と不安があったのですが……」
本田 「分かります。瀧昌のセリフの『問題ありません』が、すごく自分の中でふわふわしていたなって(笑)」
芳根 「本田くんでも瀧昌さまでもない、新しい人物の『問題ありません』を聞いた瞬間があったよね(笑)」
本田 「その時は、『やばい……初日どうなるんだろう』ってドキドキしたのですが、実際は全然そんなことなかったです」
芳根 「大丈夫だったね」
“うぶキュン”を支える、ワンシーンごとの緊張感

──距離が縮まりながらも、お二人の初々しさはずっと保たれていると思いますが、芝居をする上で意識していることはありますか?
芳根 「深見芙美子役の生田絵梨花ちゃんに『2人には倦怠(けんたい)期っていうものがあるのかな?』と聞かれたんです。言われてみて改めて、日常を一緒に過ごす時間が少ない2人の間には、常に新鮮さを持ち続けなければいけないんだなと気付かされました。お互いが一つ一つのシーンで緊張感を持てていることが、いい方向につながっていると思います」
本田 「台本には書いていないけれど、『この行動に瀧昌はドキドキするだろうな』とか、細かな緊張感やドキドキ感をキャッチするようにしています」
芳根 「特にこのドラマはワンシーンが長いので、物理的にも『間違えたらダメだ』というドキドキがありますし、『このシーンは核になる部分だな』と思いながら演じることもあります。そういう緊張感も大事なのかなと」
「変わらないでいてくれてうれしい」約1年ぶりの再会で感じたこと

──お二人ご自身の距離感の変化や、お互いの印象の変化はありますか?
芳根 「いい意味で変わらないんですよね。前作が終わってからここまで1年少しの間、本田くんもたくさんの経験をされていますし、久々に会って『ツンツンしていたらどうしよう』と思ったんですけど(笑)、何も変わらずにいてくれました。経験を積んだ本田くんの姿はこれからもっと見えてくると思うので、すごく楽しみでもありますし、私も負けないように頑張らなきゃなと」
本田 「芳根さんも変わらずにいてくださっています。でも、新たな発見はありました」
芳根 「何を言うか分かった! 私が汗をかくことに驚いているんですよ」
本田 「そうです(笑)。汗をかいたところを初めて見たんです。芳根さんは汗をかかないと思っていました」
芳根 「前作の撮影期間は寒かったんですよ。汗はかきます!」
「考察ドラマだっけ!?」隅々まで見てくれるファンに驚き

──続編が発表されてから、ファンの皆さんの期待がどんどん高まっている印象があります。反響をどのように受け止めていらっしゃいますか?
芳根 「こんなにもたくさんの方に届いていることを実感できる瞬間がたくさんありました。皆さんからの応援がすごくパワーになるんだなというのを、この作品を通して感じさせていただいています」
本田 「僕も放送後にSNSでトレンドに上がっているのを見て、『本当にすごい』と驚いていました」
芳根 「分かる! 自分事じゃないような感覚があったよね」
本田 「ドラマのタイトルはもちろん、“なつ美さん”や“瀧昌さま”という役名がトレンドに入ってくるのがすごくうれしかったです。それと、自分たちよりも細かく見てくださっていることに驚くことも多くて。『ここはこういうふうに伝わるといいな』と思いながら演じる部分もありますが、それ以上に皆さんがキャッチしてくださるんです」
芳根 「私たちって考察ドラマやっているんだっけ!? というくらい、隅々まで見てくださっていて」
本田 「前作のタイトルバックだけでも、いろんなコメントをいただけました。そういった部分まで、まるっと楽しんでいただけているのを感じてうれしかったです」
続編では新たな“うぶキュン”も

──今作ならではの、新しい“ときめきポイント”を挙げるとすれば?
芳根 「“うぶキュン”は変わらずだよね!」
本田 「そうですね。瀧昌としてもなつ美としても、そして見てくださる方にとっても、新鮮に楽しんでいただける“うぶキュン”なシーンが、いっぱいちりばめられているんじゃないかなと」
芳根 「前回のタイトルバックは、こんなに反響があると思わなかったと監督も言っていましたし、私もいろんな方から『すごく計算し尽くされているんだね』と言われたのですが、私たちはただ楽しんでやっていただけなんです(笑)」
本田 「その抜け感が、逆に考察したくなるのかもしれないです。『もしかして……?』って」
芳根 「前作の最終話で『夢中』をみんなが口ずさんでいるのも、やっている側はどうなるかは分かっていないんです。監督の脳内だけにイメージされていたので、最終的につながったものを見て、『すごい!』って。私たちも多分、視聴者の方と同じくらいの反応をしています」
──本作でも、エンドロールなどに期待してもよいでしょうか!?
芳根 「前作を楽しんでくださった方に、喜んでもらえるような仕掛けをやってみようと考えています。いろんな挑戦ができるドラマですので、私たちもワクワクしながら乗っかりたいなと思っています」
第1話あらすじ(10月15日放送)

昭和12年の夏。結婚2年目を迎えた江端なつ美(芳根)と瀧昌(本田)は、ちゃぶ台をはさんで穏やかな夕飯の時間を過ごしていた。おかずの味付けのこと、親しい芙美子(生田)と深見(小関裕太)の結婚祝いのことなど、思い思いに語り合う2人。何気ない会話を交わすうち、2人は初めて手紙のやり取りをした1年前のことを思い出す。
結婚間もない頃、今以上に不器用だった2人は、素直になれない照れくささから“普段言えない想い”を手紙につづっていた。恥ずかしさのあまり消したり隠したりして投函したものの、互いに相手のカモフラージュに気づき、思いがけずうれしい本音を知ってしまったという、温かな思い出だ。胸の奥にしまっていたその秘密がふとした拍子にこぼれだし、自分の本音が知られていたと悟った瀧昌は大あわて。赤面しながら、思い出の手紙を大切そうに抱えるなつ美を家中で追いかける。さらに、なつ美から意外な一言が飛び出し、瀧昌は動揺を隠せなくなってしまう。
その後も銭湯での思い出話に花を咲かせ、夕涼みに出かけた二人は坂井嘉治(戸塚純貴)が営む甘味処にも顔を出す。変わらない夫婦の時間を愛おしむように過ごす2人だったが……。

【プロフィール】
芳根京子(よしね きょうこ)
1997年2月28日生まれ。東京都出身。近年の出演作はドラマ「RE:リベンジ-欲望の果てに-」(フジテレビ系/24年)、「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS系/25年)、「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系/25年)、映画「雪の花 -ともに在りて-」(25年)など。
本田響矢(ほんだ きょうや)
1999年6月20日生まれ。福井県出身。近年の出演作はNHK連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合ほか/24年)、「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系/25年)、「GIFT」(TBS系/26年)など。
【番組情報】
「波うららかに、めおと日和」
フジテレビ系
10月15日スタート
毎週木曜 午後10:00~10:54
取材・文/miyata
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