【2026秋ドラマを語る】向井康二、岩本照、山中柔太朗、塩﨑太智……注目作は?2026/10/02 17:00

10月期の秋ドラマがいよいよ開幕。話題作が続々と放送を迎える。フジテレビ系で13年ぶりに復活する10月12日にスタートの「救命病棟24時」(月曜午後9:00、初回15分拡大)をはじめ、大型シリーズの続編、実力派脚本家によるオリジナル作、さらには海外との共同制作ドラマまで、多彩な作品がそろう今クール。
YouTube番組「TVガイド目利きゼミ」では、TVアナリスト・武内朗と元TVガイド副編集長・三宅俊郎が、この秋のドラマ界の傾向と注目作品について語り合った。二人の期待度ベスト3も!
秋ドラマの前に……SMAP35周年にしみじみ
三宅 「本題の前に何かあるんですか?」
武内 「昨日、車でラジオを聞いてたんですよ」
三宅 「はい」
武内 「そしたらSMAPの35周年特集をやっていてね。20分以上のメドレーが流れてたんです」
三宅 「そんなに長かったんですか! すごい」
武内 「『Can’t Stop!! -LOVING-』から始まって、『オリジナル スマイル』『がんばりましょう』『Dynamite』『青いイナズマ』と続いて、『SHAKE』が流れた瞬間にちょっとグッと来ちゃって」
三宅 「分かります!」
武内 「そのあとも『ライオンハート』『夜空ノムコウ』『ありがとう』と続くんですよ。本当に名曲が多いなと思って」
三宅 「それだけ曲の層が厚いんですよね」
武内 「改めてSMAP主演ドラマベスト3とかもやりたいなと思いました」
三宅 「それは面白そうです」
秋ドラマは“お帰りなさい”の季節
三宅 「では改めて秋ドラマ全体の印象はどうですか?」
武内 「まず思うのは続編が多いことですね」
三宅 「確かに」
武内 「やっぱり“お帰りなさい”のクールなんですよ」
三宅 「一番大きいのは『救命病棟24時』ですかね」
武内 「13年ぶりですからね。しかも江口洋介さんと松嶋菜々子さんがそろって戻ってくる」
三宅 「これは話題になりますよ」
武内 「ほかにも『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系)の続編がありますし、『相棒』(テレビ朝日系)も帰ってくる」
三宅 「相棒は毎年帰ってきますけどね(笑)。鮭みたいなものです」
武内 「僕が好きな『おいしい給食』(TVK、BS12 トゥエルビほか)もあります」
三宅 「あと、BSですけど『天狗の台所』(BS-TBS)もSeason3です」
今クールは脚本家にも注目
武内 「あと今回面白いのは脚本家ですよ」
三宅 「豪華ですよね」
武内 「中園ミホさんの『アナログナース』(テレビ朝日系)、野木亜紀子さんの『ポリティカルパン』(フジテレビ系)、吉田恵里香さんの『もうパパ!』(テレビ朝日系)」
三宅 「賞レース常連みたいな方々ばかりです」
武内 「しかもドラマの編成を見ていくと傾向が見えてくるんです」
三宅 「ほう」
武内 「21時台はライターズチームによる大型企画作品が多いんですよ」
三宅 「なるほど」
武内 「一方で22時台になると脚本家個人の色が強い作品が目立つ」
三宅 「確かに並べるとそうですね」
武内 「作家性の強いオリジナルドラマが多くて、そのあたりは見どころだと思います」
「俺たちの箱根駅伝」は今クール屈指の大作
三宅 「大作でいうとやっぱり『俺たちの箱根駅伝』(日本テレビ系)ですか」
武内 「そうですね」
三宅 「日本テレビもものすごく力を入れています」
武内 「駅伝そのものだけじゃなくて、中継するテレビ局側のドラマでもあるんですよ」
三宅 「そこが面白そうなんですよね」
武内 「箱根駅伝中継が現在の形になるまでには大変な苦労があったと言われています。そのあたりも描かれると思う」
三宅 「大泉洋さん主演ですし、キャストも豪華ですからね」
武内 「今クールを代表する大型企画の一つだと思います」
海外との連携も広がる秋ドラマ
武内 「最近は海外との共同制作も増えましたよね」
三宅 「そうですね。韓国との共同制作もありますし」
武内 「日本・シンガポール外交関係樹立60周年記念ドラマ『SQUALL』(ABCテレビ)なんかもあります」
三宅 「そうでしたね」
武内 「最初から海外配信を視野に入れている作品も増えてきていますから」
三宅 「これも今の時代ならではですね」
秋ドラマ 期待度ベスト3は?
<三宅俊郎の期待度ベスト3>
第3位 テレ東系「まめとむぎ」(10月2日スタート、金曜 深夜0:12)
三宅 「発酵料理のお店が舞台なんですけど、僕は原作者の作品が好きなんですよ。齋藤飛鳥さんと富田望生さんのダブル主演。発酵をテーマにした作品で雰囲気も良さそうですし、すごく期待しています」
第2位 テレビ朝日系「真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA」(10月23日スタート、金曜 午後11:15)
三宅 「Snow Manの岩本照さん主演。世界を狙う大型忍者時代劇ということで、やっぱり期待しちゃいます。忍者って海外人気も高いですし、監督が西浦正記さんというのも大きいです」
第1位 TBS系「LOST10」(10月16日スタート、金曜 午後10:00)
三宅 「横浜流星さん主演で、脚本が奥寺佐渡子さん、監督が塚原あゆ子さん、プロデューサーが新井順子さん。もう正直ね、面白そうな作品ほど情報を入れたくないんですよ」
武内 「それは仕事としてどうなんですか(笑)」
三宅 「いや、本当に(笑)。できれば何も知らない状態で第1話を見たい」
武内 「それくらい期待しているということですね」
<武内朗の期待度ベスト3>
第3位 テレビ朝日系「もうパパ!」(10月4日スタート、日曜 午後10:15)
武内 「吉田恵里香さん脚本。今の時代の女性の生き方を描く作品になると思います。原菜乃華さん主演。タイトルも含めて気になりますし、楽しみです。M!LKの塩﨑太智さんも出演されます」
第2位 フジテレビ系「ポリティカルパン」(10月7日スタート、水曜 午後10:00)
武内 「脚本・野木亜紀子さんと主演・石原さとみさんの、『アンナチュラル』以来の再タッグ。さらに、プロデューサーがNHKにいらした北野拓さんなんですよ。WOWOWの『フェンス』も北野さんと野木さんでした。今クールを代表する注目作の一つだと思っています」
第1位 TBS系「いろはの恋は時代(とき)をかける」(10月13日スタート、火曜 午後10:00)
武内 「上白石萌音さん主演で、向井康二さんとの共演となる火曜ドラマ。山中柔太朗さんも出演! 江戸時代の女性が現代へやって来るというタイムスリップものなんですが、脚本が長田育恵さんなんです。これまでシリアスな作品も多かった方が、この枠でどういう作品を見せてくれるのか」
三宅 「意外な組み合わせ、新鮮ですね」
武内 「脚本家が新しい挑戦をしている作品としても注目しています」
やっぱり始まってみないと分からない
三宅 「こうやって並べると全然かぶらなかったですね」
武内 「逆に言うと、それだけ楽しみな作品が多いということです」
三宅 「まだ始まってないですからね」
武内 「今なら全部名作候補です(笑)」
三宅 「じゃあまた答え合わせしますか」
武内 「始まって、少し見てからね」
三宅 「全然違ったじゃないかと言われるかもしれない(笑)」
武内 「いやいや、『だから言っただろう!』と言いたいです(笑)」
続編の大型シリーズ、実力派脚本家によるオリジナル作品、海外との共同制作ドラマ、そして各局が威信をかける大型プロジェクト。2026年秋ドラマは、幅広いジャンルの注目作がそろう充実のラインアップとなっている。果たしてMCたちの予想は当たるのか。まずは開幕する秋ドラマを楽しみながら、始まった後の“答え合わせ”も期待したい。
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