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YOASOBIの主題歌で朝ドラ「ブラッサム」が咲き誇る! Ayase「真っすぐ宝物のような楽曲」2026/09/28 13:00

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YOASOBIの主題歌で朝ドラ「ブラッサム」が咲き誇る! Ayase「真っすぐ宝物のような楽曲」

 本日・9月28日、NHK総合ほかにて連続テレビ小説「ブラッサム」(月~土曜午前8:00ほか)が放送スタート。初回放送では、YOASOBIが手がけた主題歌「咲き誇れ」に乗せて、主演の石橋静河が軽やかなダンスを見せるタイトルバック映像が初公開され、注目を集めている。放送に先駆け、YOASOBIが取材会に出席し、楽曲制作の裏側や作品への思いを明かした。

 本作は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした物語。主人公・葉野珠(石橋)は明治30年、山口の岩国に生まれた。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と継母によって育てられる。女学校を卒業後、代用教員として働き始めるが解雇され、故郷の岩国を追われることに。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から作家の道を切り開く。大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産、そして借金……と、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合い、小説家として花を咲かせていく。

YOASOBIの主題歌で朝ドラ「ブラッサム」が咲き誇る! Ayase「真っすぐ宝物のような楽曲」

 「咲き誇れ」を制作するにあたり、コンポーザーのAyaseは岩国に足を運んだという。「本当に失礼ながら、今回のお話をいただくまで、宇野千代さんのことを存じ上げなくて」と打ち明けるAyaseは、「実際に先生の書かれた小説であったりとか、『生きて行く私』を読ませていただいて、同じ山口県民としてもそうだし、楽曲を担当させていただく人間として、先生の生きた場所にちゃんと行かないとこれは書ききれないな」と訪れることを決心した理由を吐露。実際に赴くと「生家も見させていただきましたし、半月庵や錦帯橋など先生の生きた町を見て、そこの空気に触れて。そこに行って帰ってきた次の日に、全編完成するぐらいに……町の空気に触れたことで一気に書き上げられたぐらい、すべてが影響をもたらしてくれましたし、先生の生きた証みたいなものを広げていくことができました」と回顧した。

 また、Ayaseは「僕の中での宇野先生との出会いの一歩」だという「生きて行く私」を読んだ時のことを、「宇野先生との出会いは、僕の人生においてもターニングポイントになったと言っても過言ではないくらい鮮烈で衝撃的な出会い」と回想。「何も持たなくていいというか、人生というのを名詞的ではなく動詞として捉えて、今を生きていく、未来をずっと見ているというような、そのポジティブさ。どんな困難があっても、その軸がぶれないという生き方」に感銘を受けたといい、「僕も将来のことだったり、楽曲制作で思い悩んだりもあったりして、浮き沈みの激しいタイミングだったので、すごく勇気づけられましたし、今でも何かがあるタイミングで、グッと精神を落ち着かせて自分の中に宇野先生を憑依させるじゃないですけど、先生だったらどういうふうに今の困難を楽しむんだろうかということを考えて生きていけて、すごく日々や未来が嬉々として考えられる、計画していけるようになったので、すべてにおいて、いい影響を与えてもらえました」と告白。

YOASOBIの主題歌で朝ドラ「ブラッサム」が咲き誇る! Ayase「真っすぐ宝物のような楽曲」

 朝ドラの主題歌を担うことについて問われると、Ayaseは「毎日見てくださる方にすれば、毎日耳にする歌で、その朝聞くものとしてということも考えたんですけど」と口にしながらも、「結局は本当に宇野先生の思いのままに書いたと言いますか」と述べ、「事前に台本をいくつか読ませていただきましたし、先生の町にも行かせていただいて、自分の思うこの楽曲、このドラマ『ブラッサム』に対してどういった歌があると良いか。宇野千代という人がいて、そこから生まれた葉野珠という人の人生をいろんな人が見ていく中で、どういう音楽があって、物語が始まっていくとすてきかなということに真剣に向き合って作ったという気持ちです」と詳説した。

 歌唱面について、ボーカルのikuraは「毎朝、葉野珠さんの人生のストーリーが描かれていく中で、どんなシーンでも必ずタイトルバックで歌は流れますし、どんなストーリーの中でも力強く生きた宇野千代さんの魂がちゃんと乗るようにということはすごく意識しました」と歌う上で意識したポイントを明かした。「ただ、その力強さで押すということではなくて、軽やかにスキップしながら、楽しく歩んでいっている葉野珠さんをイメージしながら歌ったので、それが皆さんの中で朝家を出る時とか起きた時に背中少しふわっと押してくれるような、そんな歌声になっていったらいいなと願っております」と思いを口にしている。

YOASOBIの主題歌で朝ドラ「ブラッサム」が咲き誇る! Ayase「真っすぐ宝物のような楽曲」

 一方、ikuraは、「モデルとなった宇野千代さんの生き方、生きざまが本当に格好良くて」と感じたといい、「幸せも不幸せも全部自分で抱えて、抱きしめて、自分でする一つ一つの選択を、それがいいものになったとしても、そうじゃなかったとしても、全部を受け入れて、力強く真っすぐ生きていくというところは、歌声を乗せるにあたって、リスペクトがあるからこそ、その物語を歌わせていただくからこそ、自分の感情とリンクさせながら歌わなければいけないという思いで歌っていて」と歌唱時の思いに言及。

 続けて「そうやって自分が葉野珠さん、宇野千代さんとして、セリフのように歌詞を歌った時に、自分の口から出ていくその言葉に、すごく勇気づけられたりだとか、背中を押されたりだとか、そういった感覚がすごくあって、すごく自分自身も勇気をもらいました」と自身の体験を明かすと、「この楽曲を毎朝聞いていただいて、小さい子から大人まで、みんなが口ずさんだ時に、出てくるその歌詞に、歌いながら強くなっていけるような、そんなフレーズ、歌になっていってくれたらなと」と視聴者にも刺さることを願った。

 完成した楽曲についてAyaseは、「僕にとって、真っすぐ宝物のような楽曲。作れて良かったとしっかり思える楽曲」と紹介。「メロディーを思い付いて、構成を思い付いて、どういった音が使いたいと思って、歌詞のフレーズが決まってという全行程がすらすらと作れて」という、最近の楽曲の中でも群を抜いた速さでの完成を「たまにそういうことはありますけど、楽曲側に呼ばれている感じなんです」と表現すると、「僕から生み出しているんだけれど、宇野先生と一緒に書いているとまで言うと恐縮ですけど、呼ばれて帰ってるような、あるべくしてなっていく感覚みたいなのがあって」と付け加えた。そして、「これからも僕らにとってすごく大事な楽曲になると思いますし、実際に曲を聞いてくださった方にとっても大事な曲になってくれたらいいですね」と願いを込めた。

 タイトルバックを見た感想として、ikuraは「満開の桜の中で(石橋が)満面の笑みで踊られていて、珠が人生を謳歌(おうか)してるその姿を見ることができて、私たちの音楽が共にあって、本当に幸せな気持ちになりました」と喜びを表現。一方、Ayaseは「『咲き誇れ』という楽曲はドラマあって完成するものだと思っているので、タイトルバックを見た時に、その完成品を見た時に、ようやく楽曲が完成したなというふうに思いました。本当に素晴らしい映像でした」と語った。

YOASOBIの主題歌で朝ドラ「ブラッサム」が咲き誇る! Ayase「真っすぐ宝物のような楽曲」

 取材会では、「YOASOBI」というユニット名で朝ドラ主題歌を担当することについても質問が飛び、「絶対(その質問が)あると思っていました(笑)」と笑顔を見せた2人。ikuraは「名前の由来に遊び心を忘れずにというところがあるので、朝であっても昼であっても夜であっても、私たちらしく楽しんでいきたいです」とほほ笑んでいた。

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