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大人気ミュージカル「薄ミュ」に主演! 21歳・木村聖哉に迫る【前編】2026/08/29 11:00

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大人気ミュージカル「薄ミュ」に主演! 21歳・木村聖哉に迫る【前編】

 舞台を中心に活躍の幅を広げている若手俳優・木村聖哉が、ミュージカル『薄桜鬼 真改』黎明録で主演を務める。ミュージカル『薄桜鬼』といえば、幕末を駆ける新選組隊士たちの生きざまを描いた物語と、勢いのある若手俳優たちの芝居や圧巻の殺陣が魅力の人気シリーズだ。この度、新選組の前日譚を描く「黎明録」が、2015年以来、約11年ぶりに上演されることに。「薄ミュ」としても14周年を迎え、さらに注目を増す本作への出演への思い、そしてフレッシュな役者・木村聖哉の魅力について、前編・後編にわたりお届けする。

――長きにわたり人気を誇るミュージカル『薄桜鬼』シリーズ。その最新作となるミュージカル『薄桜鬼 真改』黎明録で主演のオファーを受けた際、率直にどのようなお気持ちでしたか?

「どの作品に出演が決まっても嬉しいのですが、今回は特に嬉しかったです。それに加え、主演と聞いた時はめちゃくちゃ驚きました。夢かと思ったくらい(笑)。マネージャーさんからご連絡をいただいたのですが、『主演です』と言われた瞬間、10秒くらい時が止まりましたもん。長く愛されているミュージカル『薄桜鬼』シリーズということでプレッシャーももちろんありますが、それだけ期待してくださってのことだと思うので、しっかり応えていきたいと思います」

――ミュージカル『薄桜鬼』という作品について、出演前からどのような印象を持っていましたか?

「過去作を映像で見させていただくのはもちろんですが、実際に劇場で観劇させていただいたこともあって。今はアニメ版を勉強しているところです。そして『薄ミュ』といえば、やっぱり殺陣。僕は元々殺陣が好きなので、出演させていただくことになる前からとても興味がありました。今回は役柄的にあまり刀を振る機会はないと思うのですが、あの殺陣の迫力を伝えるためにも、やられる方に全身全霊で挑みたいです」

――劇場で観劇されたとのことですが、「薄ミュ」のどんなところに魅力を感じましたか?

「キャラクターの個性が立っていて、一人一人がすごく分かりやすいですよね。初めて見る作品だと、キャラクターと名前を一致させるまでに時間がかかったりするのですが、『薄桜鬼』はすぐにキャラクターが入ってきたので、物語を楽しむことができました」

大人気ミュージカル「薄ミュ」に主演! 21歳・木村聖哉に迫る【前編】

――共演者の皆さんの印象を教えてください。

「稽古が始まってみないと分かりませんが、井澤巧麻さん(山南敬助役)と三井淳平くん(斎藤一役)は、以前、別の作品でもご一緒したことがあるんです。他にも二階堂心さん(永倉新八役)と藤田浩太朗くん(原田左之助役)とお会いしたことがあるので、心強いですね。ちなみに僕が演じる龍之介と深く関わることになる芹沢鴨役の谷口賢志さんとは、先ほど取材で初めてお会いさせていただきましたが、役の印象とは違ってとても優しい方でした(笑)。頼りがいのある大先輩ばかりの座組なので、自分にできることを頑張りたいと思います」

――発表された時、周囲の反響で印象に残っているものはありますか? また、座長・主演として意識していることはありますか?

「役者仲間からは『主演⁉ すごいじゃん!』と言ってもらえて嬉しかったです。でも初めてのミュージカル作品の座長ですし、稽古も始まっていないので、まだ実感が湧かなくて……。いざ稽古が始まったら、どういう立ち位置でいればいいのかも分からず、不安でいっぱいなのが正直なところです。これまで見てきた先輩たちや座長の姿を思い出してはみるのですが、座組によっても毎回違うので、『座長はこうすれば大丈夫』っていうものが分からないんですよね。だからこそ、座組の中に入った時に自分にできることを見つけられたらいいなと思います」

大人気ミュージカル「薄ミュ」に主演! 21歳・木村聖哉に迫る【前編】

――木村さんは、どんなふうに共演者の方と距離を縮めていくタイプなのでしょうか?

「それが僕……とても人見知りなんですよね(笑)。だからまずは役の関係性で関わることが多い方と、お芝居をしていく中で距離が縮められたらいいなと思います」

――今回の「黎明録」は、新選組が京都で活躍するまでの前日譚が描かれます。木村さんが演じる井吹龍之介が、芹沢鴨に拾われることから物語が始まりますが、まず龍之介とはどんな人物でしょうか?

「龍之介は自分の中に芯があって、ここは曲げたくないっていう部分を持っている人。だからこそ、あんなに強くて怖そうな芹沢鴨に対しても、正面から自分の思いをぶつけることができるんです。新選組の隊士たちに囲まれても、ちゃんと自分を貫けるところがいいですよね。一方で、人の気持ちをちゃんと感じることもできる人なので、一緒に過ごして隊士たちそれぞれの思いを知っていくことで、龍之介の考え方にも徐々に変化が出てくるんです。そんな時も、ただ周りに影響されて変わるのではなく、龍之介自身の芯にある思いと向き合って、納得した上で変わっていく。そういう変化や成長がすてきだなと思っています」

大人気ミュージカル「薄ミュ」に主演! 21歳・木村聖哉に迫る【前編】

――ご自身と役柄との共通点や、反対に大きく異なる部分はどこでしょうか?

「共通点、ありますよ! お酒が飲めないところ(笑)。性格的な面だと、自分も『役者としてこうありたい』っていう芯は持っているので、そういうところでしょうか。何があっても役者という仕事を辞めたくないし、諦めたくないと思っているので。ただ、龍之介のように突然何も知らない環境の中でつっぱるのは大変ですよね。僕ら役者も、作品が変わるごとに環境やそこにいる人たちの顔ぶれもガラッと変わりますが、そこでは穏やかでいたいなと。仲良くしてくださる方がいるから、自分らしくいられるんだと思うし。それに僕は、本当に人に恵まれているんです。新しい環境に行った時は、そういう人たちとの出会いを大切にしながら現場で過ごしています」

――共演者の方からはどんな印象を持たれることが多いですか?

「あまりギャップはない方だと思います。いい意味でも悪い意味でも素直なので(笑)。第一印象から変わらず素直っていう印象なんじゃないかなぁ(笑)」

 明日公開の後編では、さらなる作品への思いと、木村さん自身のパーソナルな面も話を聞く。

大人気ミュージカル「薄ミュ」に主演! 21歳・木村聖哉に迫る【前編】

【プロフィール】
木村聖哉(きむら せいや)

2004年9月10日生まれ。東京都出身。子役として2010年にドラマやCMでデビュー。主な出演作は、映画『光を追いかけて』(成田洋一監督)、『僕だけがいない街』(平川雄一朗監督)、ドラマ「青のSPー学校内警察・嶋田隆平ー」(カンテレ・フジテレビ系)、「世界はひばりを待っている」(NHK BSプレミアム)、連続テレビ小説「まれ」(NHK総合ほか)をはじめ、近年は舞台でも活躍しており、舞台「わたしの幸せな結婚」-帝都陸軍オクツキ奇譚-(2023年)、「Multi-Unit Apartment N*2」(2026年)に出演。現在上演中のミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs立海 前編では、切原赤也役を務めている。

【公演情報】
ミュージカル『薄桜鬼 真改』黎明録
日程:2026年10月16日(金)~25日(日)
会場:天王洲 銀河劇場
公式HP:https://www.marv.jp/special/m-hakuoki/

出演:
井吹龍之介:木村聖哉/土方歳三:百名ヒロキ 沖田総司:中本大賀 斎藤一:三井淳平 藤堂平助:平松來馬 原田左之助:藤田浩太朗 永倉新八:二階堂心 山南敬助:井澤巧麻 山崎烝:田口司 近藤勇:久保田秀敏/新見錦:竹内尚文 雪村綱道:白崎誠也/芹沢鴨:谷口賢志
アンサンブル:千枝義人 岩崎大輔 SHIMa 齊藤大士 HAYATO 橋本征弥 成尾征吾 成瀬龍世
声の出演/ゲスト出演(10月25日のみ)風間千景:佐々木喜英

取材・文/実川瑞穂 撮影/蓮尾美智子 ヘアメイク/古橋香奈子(LaRME) スタイリスト/MASAYA

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