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藤村忠寿と西田二郎がふぉ~ゆ~を徹底解説…!? 後編はツッコミ組の福田悠太&辰巳雄大の魅力を2026/08/07 12:00

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藤村忠寿と西田二郎がふぉ~ゆ~を徹底解説…!? 後編はツッコミ組の福田悠太&辰巳雄大の魅力を

 8月13日に日本武道館にて、一夜限りのライブを開催する4人組グループ・ふぉ~ゆ~福田悠太辰巳雄大越岡裕貴松崎祐介)と、「水曜どうでしょう」のディレクター・“藤やん”こと藤村忠寿氏、「ダウンタウンDX」の元プロデューサーの西田二郎氏がタッグを組み、「テレビの未来×ふぉ~ゆ~の未来」をコンセプトに送るトークドキュメンタリー「ふぉゆどう」(TOKYO MXほか)。

 前編では、西田率いる“ボケ組”越岡と松崎の魅力をたっぷり語り、後編では藤村率いる“ツッコミ組”福田と辰巳について、番組収録を経て見えてきた魅力を。そして番組の今後の展望について話を聞いた。

――お二人が言うところの“ツッコミ組”の福田さんと辰巳さんは、いかがですか?

西田 「僕が普段、ふぉ~ゆ~のことを考える時に誰から考えるかといったら、辰巳くんから考えてます。辰巳くんは、いろんな理由の中から今の辰巳くんになってるけど、そっち側じゃない辰巳くんを、どのようにして出すのかっていうことやなと思って。でも、いったい何をやったらそんな辰巳くんが出てくんねやろ……って。そんなことをずーっと考え続けてるんですよ。もちろん他の人のことも考えていますけど、順番で言うと、辰巳くんからなんです。そこが見えたら、ふぉ~ゆ~のまた違う面が出てくるんちゃうかなって。それは、辰巳くん単体でやるような企画かもしれへんし、何なんやろな……って。まだ答えは出てないですし、難しい。辰巳くんともそんな話はしたことないですから、彼自身は実際どう思ってるのか分からへんけど。僕は、人以上にその人のことを考えますので」

藤村 「今、二郎がそうやって言ったからあれだけど、僕は辰巳くんが怒るところを見たいなっていうのがあって。絶対怒らないんですよ、彼。それは本当の怒りではなくて、『ちょっといい加減にしてくれよ!』みたいな、辰巳くんがそういうふうに、はっちゃけた立場になると、おもろいなとは思うね」

西田 「なるほどな!」

藤村 「例えば、先頭で引っ張ってんのに、誰もついてこねぇ! みたいな(笑)」

西田 「水槽の中にメダカとオタマジャクシを入れて、オタマジャクシが勝手に餌をパクパク食べよったりするやん。そんなんに激ギレするとかな。『お前ら分かってんのかよ!』って(笑)。今、世の中のことにキレるってなったら、なかなか難しいじゃないですか。でも自然の摂理に対して怒ってんのは別にかまへんわけやん(笑)」

藤村 「あはははは!」

西田 「確かに、そういう辰巳くんは見たいよね」

藤村 「彼は頭の回転がすごく速いので、世の中の俺らが気付かない不条理に怒ってほしいなっていうのはあるよね(笑)」

西田 「今度『ふぉゆどう』で水槽見てやってもらおうか。『辰巳くん、この水槽見て。たぶん君なら怒れると思うよ』って。自然は怒れるところいっぱいあるからね(笑)!」

藤村 「気遣いの奴だからさ、気を遣わない自然界に対してね」

西田 「辰巳くんの倫理観で自然を見たら、キレることだらけですよ」

藤村 「辰巳くんが怒る何かを見つけるために街ブラするだけの話とかね(笑)」

西田 「でも、自然にキレるっていうのは、これからのストレス発散にはいいかもしれんで?」

藤村 「人とか社会にじゃなくてね。でも、こうやって4人それぞれと人間として正面から付き合えるっていう関係性ができると、それを重ねていくうちに、今までのバラエティーではない、何かの面白さっていうのはたぶん出てくんだろうなって。一人一人、少し見える感じがあるから、もうちょっとやっていきたいなっていう感じですよね」

西田 「そうやねぇ」

藤村 「で、福ちゃん(福田)はとにかくおしゃべりだからね。結局福ちゃんが話のきっかけみたいな何かを持ってくるんだよ。二郎が言ったみたいに何も考えずにどんどん降ってくるから。福ちゃんは俺、ずっと真面目な話をしていてほしいなっていう感じがある。変な欲を出してほしくないというか(笑)」

西田 「福ちゃんは欲があってはいけないんですよ。欲というものを認められない人格(笑)。辰巳くんとかは野望みたいなのを持ってもいいんです。でも、福ちゃんは野望なんて言っちゃダメ(笑)。野望じゃなくて、自然に言っちゃってた、っていう感じじゃないと」

藤村 「そうなんだよね」

西田 「でも今、ちゃんとその感じで行けてるから」

藤村 「だからこっしー(越岡)もそうだけど、福ちゃんも非常に自然体で。もうこれでいいんだっていう感じがすごく見えるから。顔付きがさ、福ちゃん全然、気張ってないというか。収録中も、もうちょっと顔、かっこつけたほうがいいんじゃないか? みたいな感じになってきた(笑)。フツーの顔して、フツーにしゃべってるからね」

西田 「確かに落ち着いてるよね」

藤村 「それがリーダーたるゆえんなのかなっていう。俺、最初はなんで福ちゃんがリーダーなのか全然分かってなかったけど、『今1番この地位は安全だよ』って福ちゃんが言ってるみたいな感じがあるというか。福ちゃんが1番最初にそれを表してるみたいなのがあって、それを見て、みんなも『福ちゃんが言うなら大丈夫か』みたいな。なんだかんだ言いながら、しっかりどっしりとしてるところ、意外とあるなぁと」

西田 「うん、そうそう!」

藤村 「でも、20歳も違うおじさん2人が入ってくると、彼らの中でも個性っていうのが逆にはっきりするみたいなところはあるよね。4人だけだといろんなポジションをやらなきゃいけないところはあるけど。だからきっと『ふぉゆどう』では、無理して何かする必要はないんだ、カバーしなくても、このポジションで俺はボール回せばいいんだ、っていう安心感があるんじゃないかなって。俺と二郎っていう全く違う親方がそれぞれにいて良かったなって(笑)」

西田 「これが芸人さんとか違うタレントさんやったら、やっぱりちょっと気使うと思いますから。この感じは、ふぉ~ゆ~にとって今まであるようでなかったかもしれへんな」

藤村 「彼らは今までもすごく頑張ってきたわけだし、あの世界の中では年長のほうですから引っ張っていかなきゃいかんと。だけど自分たちはまだデビューも……っていう中で、安住の地というか、腰を落ち着けられる場所みたいな感じにこの番組がなっててくれれば、彼らの素の部分が1番出やすいような気がするね」

藤村忠寿と西田二郎がふぉ~ゆ~を徹底解説…!? 後編はツッコミ組の福田悠太&辰巳雄大の魅力を

――「ふぉゆどう」では、ふぉ~ゆ~の皆さんの素が出ているというか、とても気楽にやっている感じはすごく伝わってきますし、お二人の愛が4人にも伝わって、それが視聴者にも伝わっているのが感じられます。

西田 「愛はね、間違ってていいんですよ(笑)。正しくないといかんってみんな言うし、みんな愛情を正しく注ぐとか思うじゃないですか。愛っていうのはね、その時点で間違っているから愛って言うんですよね」

藤村 「あっはははは!」

西田 「僕ずっと思っててん。藤やんもそうやと思うよ。わが子に対してもそうやろうけど、要は父親としての愛っていうよりも、藤村としての愛、西田としての愛、があるわけじゃないですか。これってゆがんでて当たり前でね。ふぉ~ゆ~に対しても、彼らはそれを受け止めてくれてるかもしれんけど、たぶんやっぱり間違っていますよ(笑)。テレビっていう箱の中で考えたら」

藤村 「箱の中で考えると、確かにちょっと間違ってると思います」

西田 「愛を出したらあかんからね、テレビは(笑)」

藤村 「だから、あなたみたいに出演者の中でも2人に偏愛をしてるのは、よくないですよ(笑)。福ちゃんと辰巳くんにもうちょっと声掛けてあげないと。……いや、でもね、二郎には声掛けてほしくないの、あんまり。辰巳くんは、あなたを見ててたぶん気楽になってる。『二郎さん勝手にまた言ってんなぁ、またボケてんな』って。福ちゃんもそこにわりと近い部分はあると思う。マツ(松崎)じゃないところにも、おじさんが1人、ツッコミどころがいるってことで彼らは非常に安心をして、実力を発揮しやすいと思うよ」

西田 「俺、マツに対して全然特別なことないんですよ。マツがボケても腹も立つわけじゃないし、なんか言わなあかんから、『なるほどなぁ』って言ったら、みんなに『優しい!』って言われて(笑)。俺的には全然優しくやってるわけじゃないから。要はボケの上にもう1回ボケ塗っていってる形になってるわけでしょ?」

藤村 「そうそう」

西田 「それが、彼ら的には新しい形になってるわけでしょ? 『マツに優しすぎる!』っていうのができたってことね(笑)」

――では最後に、「ふぉゆどう」の今後の展望を聞かせていただけますか。

西田 「やっぱり『ふぉゆどう』のイベントみたいなのしたいやんな?」

藤村 「そうね、イベントもそうだし、僕らとしては、彼らとこの番組をやるっていうことは一つ、すごく意義があることで。彼らをアイコンとして、全国の系列の違う局が集まるための番組であるという。そこが他の番組とは違う側面としてあるわけですよ。もちろん番組を面白くするとか、ふぉ~ゆ~をどういじっていくか、というところが番組の主題になるのは当たり前なんだけど、俺はそれとは全く違うところで、全国のローカル局が集まって一つの番組を作っているという、このチームをどうやって面白い方向に持っていくのか、すごく興味を持っているんです。視聴率とかそんなことはどうでもよくて、新しい枠組みで、ローカル局が集まって一つコンテンツを作るという、その先人として何ができるのかなと。大きなことではなくてもいい。例えば、ふぉ~ゆ~がイベントに出なくても、全国の局が集まってイベントを開いてもいいじゃん、みたいな。今も番組の中で、各局からその土地のおいしいものを送っていただいて紹介して、っていうことをやっているけど、各局がいろんなものを持ち寄って一堂に集まるイベントとかね。普通の番組とは違う、もう一つの柱もちゃんとやっていきたい」

西田 「それはそうやね。まだ全然お会いできていないけど、各地方のテレビ局の人たちの熱量もすごく高くて。これからきっとどこかの地方へ伺った時の温度って、全然違ってくると思うので、こういったものが広がっていってくれたらいいかな。『ふぉゆどう』っていう形は今までテレビの中でなかったような形になっていますけど、これがきっかけになってこういうパターンが他に生まれてくるかもしれませんしね。でも、テレビ側の人間から言うと、こういう形のものを作るにはふぉ~ゆ~じゃなきゃいけなかった」

藤村 「そうかもね」

西田 「ふぉ~ゆ~以外いなかったんじゃないでしょうかね。要は全国のみんなにあいさつして、いろいろ伝えたいっていう気持ちをまず持たなアカンじゃないですか。でも、例えば、韓国ではもうスターになっている、みたいな人たちだったら、ローカル局さんがどうであったって、もう彼らは彼らじゃないですか。でも、ふぉ~ゆ~はここから伝えていきたい、というところがあると。要は、自分たちで一緒になって広げていくということができる。ローカル局の皆さんも一緒になって、今まで見たことないものを一緒に見ていこう、という思いを共有できる。ほかにこんな人おる⁉ っていう」

藤村 「そうそう。ふぉ~ゆ~じゃなきゃダメな理由は、“愛される”っていうことですよ。地方各局がふぉ~ゆ~をそれぞれ応援しながら愛していくっていう象徴だと思うんですよね。40歳のアイドルで、まだデビューしていないSTARTO ENTERTAINMENTさんの中の唯一の希望の星みたいな。そうすると、われわれは彼らを愛する理由ができるみたいな」

西田 「最初から分かってやったんじゃなくて、結果ですけど、だからローカル局さんも、こんなん普通でやったら形にならないものも、やっていこう! ってなったんじゃないですかね。どこかで“テレビの神様”が、『今テレビっていろいろ言われてるけど、どうすんねん。どないしよ』って思ってた時に、『おぉ、なんや知らんけど、アイツら、おもろいの連れてなんかやろうとしてんねや。形にできるようにしてやろうやないか…』みたいな感じでできたのかもしれませんね(笑)。その象徴がふぉ~ゆ~っていう」

藤村忠寿と西田二郎がふぉ~ゆ~を徹底解説…!? 後編はツッコミ組の福田悠太&辰巳雄大の魅力を

――西田さんがふぉ~ゆ~と出会ったのが運命でしたね。

西田 「出会ったのも運命やし、ライブの後に話した時の、4人のあの“目”がなかったら、ここまでやってないですね」

――その目は今も変わってないですか。

西田 「変わってないですねぇ。僕は愛があふれるって言われてるやろうから、自分の中でドライにしとこうと思って、あんまり顔見やんとこ、とか勝手にしてますけどね。照れるから(笑)。でも、好きなものって見てまうじゃないですか(笑)」

藤村 「あははは! そうやって二郎が愛してるのが分かるから、各局もそうだし、週刊TVガイドさんだって『ふぉゆどう』の特集を組んでくれたわけだしさ。愛する存在として、ふぉ~ゆ~がいて、『ふぉゆどう』っていう番組があるってなれば、それで十分っていうか、それがうちの目的なんだろうなって。二郎の偏愛ぶりを見て、俺もようやく分かってきたっていうか(笑)、方向性がはっきりしてきた」

西田 「僕がすごい偏愛の人みたいに思われてしまってるけど(笑)、でも確かにあるかもしれませんね。愛は間違っててええから(笑)。あと、藤やん、いつか『ふぉゆどう』で週刊TVガイドの表紙を飾りたいよね!」

藤村 「あははは! すごいなぁ。それができたらうれしいね」

西田 「ぜひ出られるように続けていきましょう」

【番組情報】
「ふぉゆどう」

TOKYO MX1 ほか
毎月第1日曜 午後6:30〜7:00
出演:ふぉ〜ゆ〜
出演・演出:藤村忠寿
企画・プロデュース:西田二郎
※TVerで見逃し配信あり。

Interview/四戸咲子

【最新雑誌情報】
「週刊TVガイド 8/21号」
8月12日発売
誌面では、ふぉ~ゆ~と西田二郎さん、藤村忠寿さんによる「ふぉゆどう」収録アフタートークに加え、四つの「どう?」でひもとくクロストークも。読み応えたっぷりの総2万字超えインタビューを掲載!

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