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「○○なふたり」石川瑠華×鈴木仁×土居志央梨が語る「変化」と「居心地のいい距離感」2026/09/03 17:00

「○○なふたり」石川瑠華×鈴木仁×土居志央梨が語る「変化」と「居心地のいい距離感」

 ドラマ「最後から二番目の恋」シリーズ(フジテレビ系)や連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK総合ほか)などで知られる人気脚本家・岡田惠和さんの書き下ろしによる1話2分のオリジナルショートドラマ「○○なふたり」。2026年3月に第1弾が配信され、YouTube総再生回数2400万回を突破した人気シリーズの第2弾がこのたび公開に。これを記念して、「シェアオフィスの再会編」に出演する石川瑠華鈴木仁土居志央梨の3人に話を聞いた。

「実はみんな初対面で、会って2日目です(笑)」(土居)

「○○なふたり」石川瑠華×鈴木仁×土居志央梨が語る「変化」と「居心地のいい距離感」

――今日もこれから撮影があるとお聞きしましたが、現場はどんな雰囲気ですか?

土居 「撮影は全部で2日しかなくて、私はもう終わっているんです。2人も今日で終わるんだよね?」

石川 「はい。順調に撮り終えていて、あと1シーンです。」

土居 「それこそ3人のシーンは、1時間ぐらいで撮り終わっちゃいましたし(笑)」

――皆さんかなり打ち解けた雰囲気なので、撮影期間が2日とは驚きです。

土居 「実はみんな初対面で、会って2日目です(笑)」

「○○なふたり」石川瑠華×鈴木仁×土居志央梨が語る「変化」と「居心地のいい距離感」

――そうなのですね(笑)。では改めて、「○○なふたり」に出演が決まった時のお気持ちからお聞かせいただけますか?

石川 「第1弾の存在を知らなかったので、『岡田惠和さんのショートドラマ? ってどういうことなんだろう』と思って。台本の内容が、これまで自分があまりやってこなかったような、温かくてほっこりするようなお話だったので、撮影の日が楽しみでした」

土居 「私もこういったショートドラマは初めてでした。でも、岡田さんのドラマをずっと拝見してきたので、シンプルにうれしかったですし、ぜひやりたいと思いました」

――脚本を読んで、“岡田節”のようなものは感じましたか?

土居 「セリフがすごい等身大というか、無理をしないで言えるので、そこがとても魅力的だなと感じていて。私は『最後から二番目の恋』が大好きなんですけど、あの作品も、あの年代の人たちの等身大というか、女性も男性も関係なくとてもリアルなんですよね。それが今回の脚本でも表れていて、すごくすてきだなと思いました」

――確かに、変に格好つけていないところが逆にすてきですよね。

土居 「そうそう。ピュアに、素直に、一生懸命頑張っている人たちが、岡田さんの脚本にはよく出てくる印象なので、今回もそう感じました。出演が決まってから第1弾を拝見したのですが、友達がたくさん出ていて楽しかったです(笑)。同じ岡田さんの脚本でも、物語によって全然毛色が違うというか、それぞれにカラーがあって良いなと思いました。1話2分という短さも良いですよね。終わり方が絶妙だから、続きが気になっちゃう」

石川 「監督やキャストによって全然違う世界観になるけれど、土台が岡田さんという安心感があって、いち視聴者として面白く拝見しました。脚本を読んだ時にも、『この人ってこんな言い方するかな?』というような引っ掛かりが一切なくて、ただただ純粋にセリフに染まれば良いんだな、という感覚になりました。同じ言葉を2人同時に言うところなんかは、すごく岡田さんっぽくて好きです」

鈴木 「説明的すぎないから、気持ちがすごく入りやすいんですよね。登場人物一人一人の空気感が、脚本の段階からはっきり見えるのがすごいなと思いました」

「最初は鈴木さんのことがめっちゃ怖かった(笑)」(石川)

――「シェアオフィスでの再会」というタイトルを最初にご覧になった時、どんな物語を想像しましたか?

鈴木 「僕はそもそもシェアオフィスが何なのかもよく分かっていなくて(笑)。脚本を読んで、『ああ、そういうことか』と納得しました。同じ会社内でフリーアドレス制が増えているのは何となく聞いて知っていたけど、違う会社同士が一緒のスペースをシェアするというのは、なかなか面白い試みだなと思います。今回のドラマみたいに、シェアオフィスで働く人たちが会社の枠を超えて出会って、お互いに助け合うことができるんだとしたら、すてきな世の中だなって思います」

土居 「今、シェアオフィス的なスペースがどんどん広がっていますよね。私の髪を切ってくれている友人がシェアサロンを利用しているんですけど、いろんな美容師さんが個人で入っていて、面白い空間だなと思います。今回、撮影で使わせていただいたシェアオフィスも、めちゃくちゃすてきな場所でした」

石川 「すごくきれいでしたよね! とっても過ごしやすそうな環境で、『ここで働けたらすてきだろうな』と思いました」

――今回演じられたキャラクターについての印象はいかがですか?

土居 「私が演じた志保は、本当に格好いい女性ですよね。バリバリと仕事をこなし、会議で周囲をスマートに取りまとめる彼女の姿は、私にとってもまさに理想像です」

石川 「私はこれまで幸せな雰囲気の役柄を演じる機会が少なかったので、いつもの薄幸感が漏れてしまったらどうしよう、という不安がありました(笑)。そこは監督も危惧されていたので、最初に『気を付けようね』とお約束をして撮影に臨みました(笑)。でも、今回私が演じた千歳さんの方が普段の自分と近い人だなと感じています」

鈴木 「自分が演じた高見をはじめ、登場人物がみんなすてきな人たちだな、というのが第一印象です。役作りに関しては、基本的には石川さんとの2人のシーンが多いので、現場では気負わずに身を委ねて、半分は頼ってみようと思いながら臨みました(笑)」

石川 「そうだったんだ(笑)。最初はお互いに探り合いでしたよね。鈴木さん、話しかけにくいオーラ全開だったから、最初の1時間ぐらいは話しかけるか悩みながらずっと様子を見ていて。こっちから話しかけて不快な思いをさせたら嫌だし、撮影も2日だけだから、無理にしゃべらなくてもいいかな〜とか考えてました」

「○○なふたり」石川瑠華×鈴木仁×土居志央梨が語る「変化」と「居心地のいい距離感」

――めちゃくちゃ気を遣わせているじゃないですか!(笑)。

鈴木 「いやいや、こっちはこっちで同じようなことを……」

石川 「考えてないでしょう?(笑)」

鈴木 「考えていましたって! 石川さんってあんまりしゃべらない人なのかなぁって」

土居 「(笑)」

――鈴木さんは、普段から割とクールな印象を持たれがちなタイプですか?

鈴木 「確かに、無口な人だと思われがちですね」

――今だから言える、正直な第一印象を教えてもらえますか?

石川 「めっちゃ怖かったですね。身長も高いですし、おきれいな方なので、ちょっと近寄りがたいというか」

――結果的に、石川さんの方から話しかけられたのですか?

石川 「そうです。最初のきっかけって何でしたっけ?」

鈴木 「クーラーが効きすぎて寒かったんですよね」

石川 「そうそう!『寒くないですか?』って聞いたんだ。そしたらちゃんと笑顔で答えてくれたので、そこからは割とずっとお話しさせていただいたような気もするし、より安心してお芝居もすることができました」

鈴木 「俺、そんなに怖いイメージですか?(笑)」

石川 「怖いよ! 怒っているのかと思ったもん」

土居 「そうだったんだ(笑)。私は空気を読まずに話しかけちゃうタイプだからなぁ〜」

石川 「土居さんは、初対面の時の話しかけ方が本当にスマートですよね」

土居 「え、そう?(笑)」

鈴木 「すごくスマートでした。俺は人見知りで、いつも探り探りなので、土居さんみたいにスマートな声掛けができる人って、本当に憧れます」

「ドラマを通じて、温かい世の中の空気感を感じていただけたら」(鈴木)

「○○なふたり」石川瑠華×鈴木仁×土居志央梨が語る「変化」と「居心地のいい距離感」

土居 「でもね、20代の頃は、現場で誰とも話せないまま家に帰ることもあったんです。それがだんだんどうでもよくなってきて、『別に嫌われてもいいか』みたいに(笑)。意外と人は他人のことを気にしていないというか、『誰もあなたのことを見ていないよ』という感覚が、年齢や経験を重ねるごとに実感として分かってきて、すごく楽になりました」

石川 「土居さんのそういう自由な感じが伝わってきて、思わず聞いちゃったんです。『30代って楽しいですか?』って。初対面でずいぶん失礼な質問をしてしまったんですけど、ちょっとすてきな答えが返ってきそうだなと期待して(笑)」

土居 「そんな、全然失礼なんかじゃないよ(笑)」

――石川さんの質問にどう答えられたのですか?

土居 「『どんどんラクになってくるし、どんどん楽しくなるよ』って言いました」

石川 「それを聞いて、30代がとても楽しみになりました。でも、鈴木さんはそういう周りの視線とか、あんまり気にしてなさそう(笑)」

鈴木 「(笑)。気にしていないというか、気にしなくなったのかも。良くも悪くもマイペースというか、こうと決めたら真っすぐ進んじゃうところがあるので」

――「気にしなくなった」というのは、何かきっかけがあったのですか?

鈴木 「実を言うと、小学生の時はすごく騒がしい子どもだったんです。周りはわりと落ち着いている雰囲気だったので、『俺が俺が』というタイプの自分は悪目立ちしてしまって。その反動で、中学生になってからは一転してめっちゃ静かになりました。教室の端っこの方に座って静かに授業を聞くような。でも、それもだんだんつらくなってきて、高校生くらいでようやく両方のあんばいが取れるようになったんです。ちょうどその頃からこの仕事を始めて、これまで以上にいろんな人と関わったり、『初めまして』の経験も重ねていく中で、自然と変化してきた感じです」

――騒がしかったというのは意外ですね

鈴木 「ひととおりの段階を通ってきた感じです(笑)。『周りに好かれたいからいい人でいよう』という気持ちもありつつ、でも、全員に合わせるわけにもいかない。その中で、『自分はこれが好き』『これは苦手』という軸をはっきりさせておかないと、自分が疲れちゃうなと思って。多分これからも、いろんな経験をしながら変化したり、成長したりしていくとは思うんですけど」

石川 「変化してきたんですね。陰も陽も経験して」

鈴木 「はい。両方の嫌なところを味わえたからこそ、今があるというか」

土居 「だからかな。鈴木さんは人とのほどよい距離を取るのが上手な気がする。『この人とはこれくらい、この人とはもうちょっと近づいて』というのを、嗅覚で分かっているような」

鈴木 「そこまで器用じゃないですけど、そういう距離感をつかむのは、割と早かったかもしれません(笑)」

「○○なふたり」石川瑠華×鈴木仁×土居志央梨が語る「変化」と「居心地のいい距離感」

――最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

土居 「とっても見やすいドラマだと思いますので、何も構えずに、まずは気軽に見ていただきたいです」

石川 「本当に気軽にお楽しみいただける作品になっていると思います。私自身、物語が終盤に進むにつれて、お二人に助けられて、なんだかすごく気持ちが楽になったんですよね。『すげえぞ、シェアオフィス!』というセリフがあるのですが、本当に『すげえぞ、シェアオフィス』なんです(笑)。何が『すげえ』のか、ぜひ本編で感じていただけたらうれしいです」

鈴木 「このドラマを通じて、温かい世の中の空気感を、改めて感じていただけたらうれしいです!」

【プロフィール】

「○○なふたり」石川瑠華×鈴木仁×土居志央梨が語る「変化」と「居心地のいい距離感」


石川瑠華(いしかわ るか)
1997年3月22日生まれ。埼玉県出身。2018年、舞台「SUGAR WORKS」でデビュー。同年、主演を務めた映画「猿楽町で会いましょう」が「第2回未完成映画予告編大賞」のグランプリ・小原信次賞を獲得。主な出演作品として「ひと夏の共犯者」(テレ東系)、「九条の大罪」(Netflix)、映画「市子」「水の中で深呼吸」「君の顔では泣けない」など。9月17〜20日に開催される舞台「劇団 SUPER TAICHIMON ver.5『どりーむぼっくす』」(東京芸術劇場)に出演を控えている。

土居志央梨(どい しおり)
1992年7月23日生まれ。福岡県出身。大学在学中に出演した劇団姫オペラの「花ちりぬ」で注目を浴び、13年公開の映画「彌勒 MIROKU」で映画デビューを果たす。18年公開の映画「リバース・エッジ」で見せた渾身の演技が話題となり、同年8月には舞台「グレーテルとヘンゼル」で商業演劇にて初主演する。主な出演作としては「おちょやん」、「虎に翼」(NHK総合ほか)、「ぼくたちん家」(日本テレビ系)、「10DANCE」(Netflix)、映画「片思い世界」など。現在「一次元の挿し木」(日本テレビ系)に黛良子役として出演中。27年1月には池袋シアターイーストにて舞台「移民」に出演を控えている。

鈴木仁(すずき じん)
1999年7月22日生まれ。東京都出身。17年にドラマ「リバース」(TBS系)で俳優デビューし、翌年、同系のドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」でC5の成宮一茶役に扮(ふん)し、話題となる。出演作はドラマ「さらば、佳き日」(テレ東系)、「復讐カレシ〜溺愛社長の顔にはウラがある〜」(MBSほか)、「ギヴン」(FOD)、映画「ジオラマボーイ・パノラマガール」「八犬伝」、舞台「シッダールタ」など多数。現在、出演映画「時には懺悔を」が劇場公開中。主演ドラマ「お前のほうからキスしてくれよ」(フジテレビ・FOD)が今秋スタート。

【作品情報】
「○○なふたり」
公式YouTubeほかで配信中
脚本:岡田惠和
音楽:阿南亮子
出演:「折れた木を助けたら編」田辺桃子、菊地姫奈
   「シェアオフィスの再会編」石川瑠華、鈴木仁、土居志央梨
企画:中山ケイ子
プロデュース:溝口道勇
演出:山本大輔(「シェアオフィスの再会編」)、濱田 真和(「折れた木を助けたら編」)
撮影・企画協力:サンケイビル
制作著作:FCC

【プレゼント】

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【締め切り】2026年10月1日(木)正午

取材・文/オカムラユリ

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