「猫のひたいほどワイドNEO」インタビュー 奥谷知弘×黒田昊夢“ちひろむトーク”2026/07/24 14:00

オールメンズで送るテレビ神奈川(tvk)の情報バラエティー番組「猫のひたいほどワイドNEO」。TVガイドWebでは夏休み企画として、“猫の手も借り隊”火曜レッドの奥谷知弘さんと同イエローの黒田昊夢さんにインタビューを行いました。現在の“猫の手も借り隊”では最長メンバーの奥谷さんと、この4月で出演3年目に突入した黒田さん。火曜MC・鎌苅健太さんの愛情を受けながら成長を続ける二人。仲の良さが伝わるトークをお届けします。
――今年度の火曜では「精進します」のコーナーでアシスタント制が導入されましたが、お二人は元々、番組内で料理のコーナーをされていましたね。
黒田 「はい。僕はパスタ料理を作る『黒田昊夢のおしかけパスタ』をやっていましたし、知弘くんには『CHIHI’S キッチン』がありますね」
奥谷 「そうだね。『CHIHI’S キッチン』もそうですし、Candy Boyをやっていた頃は『陽のあたる窓辺のcafe』という名前のコーヒーコーナーもありました」
――お二人とも、ご自身のアイデアを生かした料理を披露されていて、素晴らしいなと思います。普段から料理の研究のようなことはされているのですか?
黒田 「僕の場合はあえて考えているというのはないんです。何か食べたいな、パスタ料理を食べたいなと思ったときに、冷蔵庫に入っている食材で作ってみたという感じですね。そこから生まれたものが、おいしかったということが結構あります」
奥谷 「パスタを軸に考えるんだ」
黒田 「最近だと、乾燥した大きいのりをパスタに入れてみたら“佃煮パスタ”みたいな和のパスタができて、おいしかったですね」
奥谷 「おいしそうじゃん」
黒田 「知弘くんはどうですか?」
奥谷 「料理は結構するね。何を軸に考えるかというと、食材を余らせないように、なるべく使い切るようにというのを意識して僕の場合は作っているよ。あとは、お酒に合うメニューも作るかな」
黒田 「大人ですね」
奥谷 「大人になりました」
――お二人でカフェができそうですね。
奥谷 「“猫ひたカフェ”。確かに、できそうですね」
黒田 「やりたいですよ。知弘くんが作る料理と僕のパスタは相性がよさそうですし。知弘くんはコーヒーも入れてくれるし、お酒のおつまみも作れるし。僕がメインを作ることもできますしね。カフェ企画。火曜でぜひやらせてください!」
――黒田さんは以前、番組の中で「ROM(ロム)」という名前の自分のブランドをつくりたいとおっしゃっていましたね。カフェの店名にも取り入れてみたらいかがでしょうか?
黒田 「革を加工して小物を作るリポートをしたときですね。今、火曜のチーフディレクターとしてお世話になっている久保田さんと初めて行ったロケでした。僕、名前が“ひろむ”なんで、それにちなんで“ROM”というブランドを作りたいって考えていたんですよ」
奥谷 「なるほどね。でも昊夢、“ROM”だと、ROIROMさんがもういるからね」
黒田 「ROIROMさん……」
奥谷 「大人気の二人組だよ。(芝居風に)そうかぁ、君は何も知らなかったんだね……」
黒田 「(芝居風に)何も知らなかったよ……」
奥谷 「うん。何も知らなくていいんだ……君は」
黒田 「(笑)」
奥谷 「今の小芝居はカットかな~(笑)」

――ありがとうございます(笑)。では、お二人からお互いの印象を伺えればと思います。
黒田 「僕は出会ったときから、知弘くんにいろいろな印象を抱いていますよ」
奥谷 「おっ。どんな印象よ」
黒田 「知弘くんと同じ曜日になると分かったとき、その当時共演していた先輩の(石渡)真修くんから『知弘くんを見ておけば大丈夫』と言われたんです」
奥谷 「そんなこと言っていたんだ」
黒田 「前々回の感謝祭で同じ曜日になることが発表されたとき、知弘くんが『よろしくね』って声を掛けてくれたのが印象に残っています。そのときに、懐の深さを感じて、この先輩に付いていこうと思いました。共演してみると、自分の武器を後輩にちゃんと託してくれる先輩だなと感じています。僕がうまくいかなかったことがあると、ちゃんと自分の経験からアドバイスをしてくれる。お兄ちゃんであり、師匠です」
奥谷 「師匠はさすがに、もう少し下かな」
黒田 「お兄ちゃん!」
奥谷 「うれしいです」
――奥谷さんはいかがですか?
奥谷 「昊夢は天真らんまんな一方、いろいろなことを器用にこなせる子ですね。あと、努力家だし。印象的だったのは昨年の後半頃、『僕、今日の生放送でちゃんとみんなに話を振れるように頑張ります』と言ってきてくれたことがあって、なんて向上心があって真面目な子なのだろうと思ったのを覚えています。その日の本番では、スタジオのメンバーに話を振ろうと頑張っていました。あとは、昊夢にしかない明るさ、キャラクターを持っていて、一緒にスタジオにいると元気をもらえる存在です」
黒田 「本当ですか。うれしいな。でも、自分が“こうなりたい”と思うきっかけには、知弘くんがいるんです。あとは、同期で今年度に同じ曜日になれた(川崎)槙吾くんからも影響を受けています。槙吾くんは俺にないスキルをたくさん持っていますね。ロケの際のカメラのカット割りも予め意識して、撮影に臨んでいるし。知弘くんや槙吾くんが土台をつくってくれているから、自分は挑戦できるのだと思います」
奥谷 「地盤緩んでない?」
黒田 「がっちがち。大丈夫ですよ」

奥谷 「槙吾の話が出てきたけれど、彼が2年前に番組に入ってきたとき、今までにいないタイプだな、新しい視点をくれる子だなと感じました。槙吾は『アイドルなんですよね……?』って“?”が出てしまうくらい、ユーモアたっぷりですし、それが視聴者の方にも伝わって、みんなに愛されているのだと思います」
――今年度、新人の大久保琉唯さんはどんな方ですか?
奥谷 「琉唯はね、かわいいですよ。そして素晴らしいアスリートです。生放送で緊張しているって言っていても、どしっとしていて、肝が据わっているというか、そう見えないのがすごいですね。そして、吸収も速いんです。きっと、アスリートだから、トライして、失敗して、トライしてという経験を繰り返しているはずなので、それが番組でも生きてきているのだと思います」
――先日は、二人でロケに行って大久保さんに食リポを伝授していましたね。
奥谷 「やりましたね。『O.K.琉唯K.O.』のフレーズと、“箸上げ、右アッパー、時折顔のぞかせ”というパフォーマンスを提案しましたね。琉唯はすぐ取り入れてくれました」
黒田 「めちゃくちゃ授けていますね。僕の琉唯に対する印象は“素直”ですね。琉唯の目線で考えると、『猫ひた』のお仕事は、彼が普段戦っている場所と世界が違うわけじゃないですか。別の世界に自分一人で乗り込むというのは勇気がいることだと思うんです。僕だったら、斜に構えてしまうかもしれないですし、壁をつくってキャラを演じてしまうかもしれません。でも、琉唯はそんなことが全くなくて、素直に『何でも教えてください』という姿勢で来てくれるんです。だから、僕も琉唯と仲良くしたいと思うし、彼のことを真っすぐで“男”だなと感じていますね」
――今後も、火曜メンバーの仲が深まっていくのが楽しみです。そんな借り隊の皆さんをまとめるMCの鎌苅健太さんについても聞かせてください。
奥谷 「以前から抱いていた“スーパーMC”という印象は変わらないのですが、一緒に番組をやらせていただく期間が長くなるほど、“戦友”のような感情も芽生えてくるんです。同時に、先輩とも違う、お兄ちゃんに近いような存在にも感じていて。お互いに芝居の仕事もしているので、相談もしやすいですし、けんけんさん(鎌苅)も僕にいろいろなことを話してくれますね」
――“戦友”という言葉が出てきましたが、それは奥谷さんも大人になられて、鎌苅さんに近づいている証拠なのかもしれません。
奥谷 「そうですかね。確かに、けんけんさんのような方になれたらいいなと思います」
黒田 「鎌苅さんは一緒にいる人たちに良い影響を与えてくれて、絶対に幸せになれる環境をつくってくださる方です。自分の中で『猫ひた』に出演して成長するという目標があるのですが、鎌苅さんが僕に向き合ってくださる姿勢は、それをかなえてくれます。僕のことを引き上げて成長させてくれる、そんな鎌苅さんに感謝しています。鎌苅さんとの出会いは、僕にとって『ベストマッちひろ!』です」
奥谷 「おっと、ワン『ベストマッちひろ!』入りました(笑)」
黒田 「鎌苅さんを尊敬している知弘くんを僕も尊敬していますし、鎌苅さんは火曜の最高のボスですね」

――ところで、この4月から番組名に「NEO」が付きましたね。それにちなんで、お二人がこれまでの人生で“NEO”になった、進化、成長したというエピソードを伺えればと思います。
奥谷 「仕事面でいうと、フリーで活動していくことを決めて、働き方が変わったことでしょうか。以前の僕にはCandy Boyというグループがありましたが、そこを離れて一人でやっていくにあたり、今の僕がやれること、応援してくださっている方に何ができるのだろうと真剣に考えました。そして、見に来ていただく舞台を自分でつくってみるとか、プロデュースをしてみるとか、これまでやっていなかったことにも挑戦するようになりました。お仕事の中でさまざまな道を増やしていって、枝葉に分かれたそれぞれの道が最後に交わって“大きい丸”になればいいかなと思っています。今は“丸”をつくるために、挑戦し続けているところです」
黒田 「めちゃくちゃ大人の考えで尊敬します!」
奥谷 「複数の道が最後に“丸”になるという言葉は、元水曜MCの三上真史さんから教えていただいたものなんです。僕も素敵な考えだなと思って、頑張っています。独立するときは、不安だったし、大変なこともあったのですが、周囲の方や家族が支えてくれました。『猫ひた』関係の方だと、三上さんの他にも、もちろん、けんけんさんにも相談したし、岡村(帆奈美)さんや元月曜MCの松田悟志さんにも相談して、力になっていただきました。そのおかげで今の僕がいますし、『猫ひた』でそんな出会いをもたらしてくれた(プロデューサーの)渡辺史門さんには感謝です(笑)」
黒田 「おっと、史門さん出てきました(笑)。まとめて言うと『史門さんのおかげです』」

(横にいた渡辺プロデューサーが吹き出す)
――黒田さんはいかがですか?
黒田 「僕も『この世界では、常に進化していかないといけないな』という思いで臨んでいます。そんな中で、自分が一番“NEO”になったなと思うのは、芸能界に入った時ですね。学生時代に夢を抱いて、Xで見たコンテストに挑戦して、高校1年生の終わり頃に山形から上京したのですが、そこで初めて自分のファンの方ができるということを経験しました。そして、自分一人の人生じゃないんだな、自分が与える影響があるんだなということを感じて、立ち居振る舞いや言葉遣いも変わりましたし、それこそ顔つきも変わったと思います。責任というものへの向き合い方を自覚した時ですね。その瞬間から親への感謝の気持ちも生まれましたし、きょうだいにも『俺の背中見ていてくれ』みたいな熱い思いも芽生えました。芸能界にチャレンジしていなかったら、今とはかなり違っていたと思います」
――今のお話を聞いて、2年前に当時水曜イエローだった黒田さんから、横浜市鶴見区でおみこしを担いだ感想を伺ったことを思い出しました。その際に黒田さんは「力ではなく、心で向き合わないといけないことがあるんだと勉強になりました」とコメントされていたと思います。そのコメントから、素直で心に響く言葉をお持ちの方だなという印象を抱きました。
黒田 「懐かしいですね。おみこしのロケはハードでした。やったことあります?」
奥谷 「自分もかなり前に、大磯町でおみこしのリポートをやったことがあるから分かるよ。ハードだよね」
黒田 「あの日は、雨も降ってきて、体力的には限界までいっていたのですが、プロとして自分は最後までやってやるんだという気持ちで担いでいました。その中で、いろいろな思いがあふれ出てきて、応援してくださる現地の方々の笑顔が見たいとか、絶対に自分に負けたくないとか、いろいろな自分の感情に気付きました。そんな自分の心に出会えたことで、『なるほど、おみこしって力じゃないんだ。魂で担ぎ上げないと無理なんだな』ということを思いましたね」
奥谷 「素晴らしい。昊夢ってひょうひょうとしていますけれど、たまに出るワードセンスが自分にはないもので、すてきだなと僕も感じます」
黒田 「ありがとうございます」
――では、最後に視聴者の方へメッセージをお願いいたします。
黒田 「僕はこれからも火曜メンバーとして進化していきますし、視聴者の方や鎌苅さん、借り隊のみんなと愛でつながれるような人間でありたいと思います。番組の力になれるように、今後も頑張っていきますので、どうぞ応援をよろしくお願いいたします」
奥谷 「『猫ひた』は今年度で11年目ですね。3月に大矢(剛康)くん、真修くん、岡村さんが抜けて、気付けば出演者の中では一番古い人間になりました。僕自身、『猫ひた』という番組が大好きですし、応援してくださる視聴者の皆さま、優しくて強い番組愛を持つスタッフの方々に支えられているからこそ、ここまで続けてこられたと思います。3月に長く出演していたメンバーが卒業して、寂しい思いをされた方もいらしたかもしれません。でも、そんな今が成長できるタイミングだと思って、みんな頑張って新たなチャレンジをしています。僕も自分なりに番組を引っ張っていけたらと思っていますので、これからも温かく応援していただけるとうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします」
――ありがとうございました。
誠実な二人がユーモアも交えて届けてくれた対談からは、ハートのある心のこもったメッセージをお伝えできたのではないかと思います。奥谷さんや黒田さんをはじめ、11年目のバトンを受け取ったみんながつくり上げる「猫のひたいほどワイドNEO」の挑戦に、今後も注目です。
【プロフィール】

奥谷知弘(おくたに ちひろ)
1994年12月26日生まれ。埼玉県出身。“猫の手も借り隊”火曜レッド。俳優として数多くの作品に出演。最近では、舞台「バッキャローシリーズ第12弾『椛のバッキャロー!!』」で主役を演じ、舞台「OWARI NO HAJIMARI #2『言乃葉』」では出演に加え、プロデュースを担当した。この他、B.LEAGUE「横浜エクセレンス」のアリーナMCも務め、活動の幅を広げている。今後は「『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-10th Anniversary LIVE-」に出演予定。

黒田昊夢(くろだ ひろむ)
2001年9月10日生まれ。山形県出身。“猫の手も借り隊”火曜イエロー。ファッション雑誌『Popteen』の専属モデルを務め、AbemaTV『オオカミちゃんには騙されない』などに出演。近年は俳優として活動しており、ドラマ「【推しの子】」(Prime Video)、ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(カンテレ制作=フジテレビ系)などに出演。
【番組情報】
「猫のひたいほどワイドNEO」
月~木曜 午後0:00~1:30(午後0:00~0:30はテレ玉、チバテレも放送)
※tvkでは同日の午後10:00~10:55に再放送
※7月第2週以降は高校野球中継による編成変更のため休止。8月3日より放送再開。
【イベント情報】
「猫のひたいほどワイドNEO 祝11周年感謝祭 ~NEOってる!?僕らのアオハル文化祭~」
【開催日】2027年3月27日(土)※2部制
【場所】関内ホール(横浜市中区)
【出演者】※予定
[月曜]
MC:南圭介
猫の手も借り隊:白又敦、真田理希、石原知哉、髙木彰良
[火曜]
MC:鎌苅健太
猫の手も借り隊:奥谷知弘、川崎槙吾(LokuRok)、黒田昊夢、大久保琉唯
[水曜]
MC:山本匠馬
猫の手も借り隊:沖拓郎、田倉暉久(THE SUPER FRUIT)、畠山理温(GRIPHAGE)、面髙ケンスケ(ギャノン)
[木曜]
MC:井上正大
猫の手も借り隊:朝田淳弥、赤羽流河、松永有紘、HICO
※開催時間やチケット情報などの詳細は、今後、番組や公式HP、SNSなどで随時発信予定
取材・文/大山敬仁
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