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「アタック25」史上初のゴールデンへ 伊沢拓司らQuizKnock初出演で仲間割れ寸前!?2026/06/14 14:00

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「アタック25」史上初のゴールデンへ 伊沢拓司らQuizKnock初出演で仲間割れ寸前!?

 BS10で放送中の「BS10 パネルクイズ アタック25」(日曜午後1:25)が、7月3日から放送日時を変更し、51年の歴史で初めて金曜午後9:00のゴールデン帯にオンエアすることが決定。引き続き、司会は谷原章介、問題出題は沢木美佳子が務める。

 1975年4月6日にテレビ朝日系で放送スタートした、視聴者参加型のクイズ番組「パネルクイズ アタック25」。放送局やスタイルが変更になりつつも、長年愛されてきた「アタック25」は、2025年に、番組開始50年を迎え「日本記録認定協会」の「日本で最も長く続いているクイズ番組」に認定された。

 そんな「アタック25」が、このたび放送日時を変更し、満を持してゴールデン帯に進出する。その第1回目として、クイズ王・伊沢拓司が率いる知的エンタメ集団・QuizKnockの、伊沢、山本祥彰河村拓哉ふくらPが激突する「QuizKnock大会」(7月3日午後9:00)を開催。26年で結成10周年となるQuizKnockの4人が、子どもの頃から見ていた憧れの番組「アタック25」に初出場できたことに興奮と緊張を抱えながら、先の読めない展開を見せた本大会は必見だ。

「アタック25」史上初のゴールデンへ 伊沢拓司らQuizKnock初出演で仲間割れ寸前!?

 TVガイドWebでは、クイズ界の精鋭が集まったこの大会に潜入。仕事終わりに趣味でクイズ対決をすることはあるそうだが、今回のように本気のクイズ対決をする機会はあまりないという4人。大好きな“クイズ”を通して気心の知れた彼らが、お互いをライバル視して激しい戦いを繰り広げた。そんな4人がクイズでは意地と意地のぶつかり合いを見せ、谷原も「荒れた展開になった」と驚くほど、面白くなった大会をリポートする。

「アタック25」史上初のゴールデンへ 伊沢拓司らQuizKnock初出演で仲間割れ寸前!?

 赤の回答席に座り、虎視眈々(こしたんたん)と優勝を狙うのは、リーダーの伊沢。緑の回答席の山本のことを、「自分と違うタイプで知識量がすごい!」と意識しつつも、「パーフェクト・優勝を目指します!」と自信ありげな表情を浮かべた。クイズだけではなく、パネルの取り方にも戦略を練ってきたと明かした伊沢だが、思惑通りの展開となるのか。

「アタック25」史上初のゴールデンへ 伊沢拓司らQuizKnock初出演で仲間割れ寸前!?

 そんな伊沢に意識されている山本は、QuizKnockでは謎解きやクイズの制作・監修を担当している。そのため、ひっかけ問題では、「作り手の気持ちになってクイズに挑む」と意気込み、「先輩に気を使いつつ、容赦なく戦います。目標は優勝です!」と伊沢の方を向いた。

「アタック25」史上初のゴールデンへ 伊沢拓司らQuizKnock初出演で仲間割れ寸前!?

 一方、「伊沢さんは悪い人じゃないんです(笑)」と、“CEO・伊沢”にフォローを入れるのは、QuizKnockのYouTube動画の企画・出演を行う河村。子どもが生まれてから、児童書を子どもに読みながら自分も一緒に学んでいるというエピソードに、父親としても常に一歩先を目指している姿が見える。そんな河村は白の回答席に座り、パズルが得意なふくらPを意識していると明かした。緑の回答席でふくらPがどんなパネルの取り方をしてくるのか、戦々恐々。

「アタック25」史上初のゴールデンへ 伊沢拓司らQuizKnock初出演で仲間割れ寸前!?

 そして、QuizKnockのプロデューサー的存在のふくらPは、頂点に立つための秘策を考えてきたらしいが、「戦略よりもクイズを正解したい」と、クイズ王としてのプライドをにじませる。そんな彼が意識しているのは伊沢で「苦手ジャンルがない」と話し、リスペクトしている様子。

 いよいよ、普段は仲良しの4人による、知力を尽くした大会の火ぶたが切って落とされた。早押しボタンではすごい勢いで連打しあったり、クイズに正解した後にパネルを取っては取り返されたり、最後まで波乱の展開となったが……。勝利の女神は誰にほほ笑んだのか!?

 まず、激しい戦いを見守った谷原と沢木に、放送時間が変更になる感想と今大会の印象を聞いた。

「QuizKnockは『アタック25』らしい部分を体現してくれた」(谷原)

「アタック25」史上初のゴールデンへ 伊沢拓司らQuizKnock初出演で仲間割れ寸前!?

──長い歴史の中で、初めて放送時間を変更してゴールデンタイムにお引っ越しをする感想をお願いします。

谷原 「素直に怖いですよ(笑)。今まで放送してきた日曜日から金曜日に変更、しかも昼帯じゃなくて夜の9時からの放送になるわけで……。これまでは、日曜のお昼にご家族で見ていただけるような空気感が漂うクイズ番組だったのですが、金曜の夜に通用するのか……」

沢木 「やってみないと分からないところもありますけど、より多くの方に見ていただけるチャンスおよび機会が増えたのではないかと思います」

谷原 「スタッフやスポンサーさんにご期待いただいたからこそ、ゴールデンに移るんだと思っているので精いっぱい頑張りたいと思います」

──番組に長く携わってきて、出場者や視聴者からクイズに対する熱量や意識の変化など、感じていることはありますか?

谷原 「ご参加いただく方は、皆さん熱量が高い方ばかりですね。一番変わったなと感じるのは、地上波では30分でしたが、BSでは1時間放送するようになったことで、挑戦できるクイズなどいろいろなことが増えたなと思います。僕自身、出演者の皆さんを盛り上げる方法は、回を重ねるにつれて変わったかもしれません。あと、沢木さんとのコンビの関係性が築き上げられてきたので、僕にとってはとても大きな存在のパートナーだと実感しています」

──沢木さんが、QuizKnock大会の収録を終えた際、挑戦者の4人がまるで少年のようで、「クイズには大人も夢中にさせる魅力がある」と感想を述べていらっしゃいました。改めて長年続いてきた本番組の魅力についてお聞かせください。

沢木 「(初代司会を務めていた)児玉清さんもおっしゃっていましたが、同じ4人の回答者で改めて戦ってみても、きっと違う結果になるのかなと思っていて……。そういう予測不能なところがあるので、出る側も見る側も飽きがこないのでは。そこが、長年愛されたポイントなのかなと思います。あと、QuizKnockの方々が“クイズ”の裾野を広げてくださったように、『アタック25』も、放送時間が夜帯に移動したことによって、クイズファンの裾野が広がるといいなと思っています。QuizKnockの皆さんに通じると思うのですが、『知るは楽しみなり』という言葉があるように、負けず嫌いなところと自分こそ楽しみたいという前向きな性格が、1回目の大会で現れているので放送を見るのが楽しみです」

谷原 「ふくらPさんがアンケートの中に書いていたんですけど、『「アタック25」は、テレビ番組よりも競技クイズ寄り。だけど、競技クイズよりもテレビ番組寄り』だと。問読み(といよみ)だけで正解を積み重ねるスタイルだけでは競技クイズですけど、そこにパネルを取るというゲーム性が入ってくる。そのゲーム性が1対1だと先が読みやすいけど、4人でやっていることによって自分の打った手(選択)が悪手だったとしても、後々その一手がすごく生きてくる可能性もあるんですよね。それがある意味、問題をたくさん正解した人が優勝するのではないという『アタック25』の面白さがつながっていると思います。QuizKnockの皆さんは、そういう『アタック25』らしい部分を体現してくださって、問読みの難しさも味わっていただけたのかなと思いました」

──QuizKnockの4人が出場するということで、スタッフさんもいつもより気合が入っているなと感じましたか。

沢木 「それはあまり感じませんでしたが、意外だなと思ったのは、多分、QuizKnockの皆さんが問題を作られるからだと思うんですけど、正解が分かった瞬間に思わずみんなが拍手した時間帯があって、その問題を作った人はうれしかっただろうなと。簡単な問題だけど答えが出てこないとか、テレビの前で家族で話し合いできるのが『アタック25』の素晴らしいところだと思うので、それをまさに表現している問題だなと思いました。彼らでも『僕たちはそこに気付かなかった!』と感じるクイズが出題されるところがアタックらしくて、読んでいて楽しかったですね」

谷原 「毎回、収録の前に、答えを見ないで自分で全問に挑戦するんですよ。一定の正解数を上回ると『今日は簡単かな。今日は難しめかな』と感じるんですけど、今日は前半の10~15問ぐらいまでは結構レベルを上げてきているなと思いましたね。後半以降はいつもの調子に戻っていってたんですけど。そんな中、面白かったのは、前半は結構みんな答えているのに、後半の文脈の問題に入った途端、ガタガタとできなくなっていたので、普段やっているクイズとは、多分、文脈が違うんだろうなと感じました。それは、どちらが有利ということではなくて、多分、まだアタックの問題の構成とか作り方にアジャストできていないから、お立ちになることが多かったのかなと。前半は苦労するかな、後半は楽だろうと思った僕の想像とは逆の展開になったのも面白いなと思いました。同時に、うちの問題作成者のことを頼もしいなとも思いました」

「『アタック25』の魅力は切なさ。800問予習したけど、難しかった(笑)」(伊沢)

「アタック25」史上初のゴールデンへ 伊沢拓司らQuizKnock初出演で仲間割れ寸前!?

──出演するにあたって意識したポイントをお願いします。

伊沢 「ここぞという勝負どころで正解できるかどうかが大事なので、知識の総量よりも勝負感や勇気みたいなところが勝敗を分けるのかなと思いました。なので、昨日の夜からたくさんシミュレーションをすることと、勇気を出す練習をして挑みました」

山本 「パネルの取り方は、僕よりもほかのメンバーの方がうまいだろうと思ったので、パネルの取り方にとらわれすぎないで、とにかく正解しようという気持ちで臨みました。たくさん正解できたらいいなと思ったので、気合で正解を重ねようと考えました」

河村 「考えることとシミュレーションは別だなと思っていたので、最初はパネルの枚数をあらかじめ数えておくぞと思っていたんですけど、途中で頭から抜けちゃって、自分が忘れるというところまでシミュレーションしておくべきだったなと思います。あと、通常のクイズ番組ではあまり見ないタイプの目新しい問題が出ることもあるので、それに気を取られすぎて、よく見る形の問題を落とさない対策が必要だなと思いました」

ふくらP 「いつ自分が攻めるべきなのか、攻めなくていいのかを見極めるのが大事だと思っていて、例えばアタックチャンスが来るときは間違えちゃいけないからちょっと固めに押すだとか、あと角が狙えるチャンスでも、実はこの角ってしばらく自分以外行けないわっていうシーンだったら別に押さなくてもいいということもあるので、周りのことも見ながら落としてもいい時と落としたらダメな時を見極めるというのが大事かなと思いますね」

──出演して改めて感じた「アタック25」の魅力は?

伊沢 「切なさかな。勝負は、本当に一瞬でさまざまな知識の問題が出るので、一個一個の選択がうまくいったり、うまくいかなかったり。この勝負がどうなるか最後まで分からない式を作った人は本当にすごいと思うし、切ない気分になるからこそ、中学生の時に次の回も見たいと夢中になって楽しんでいたことを思い出しましたね」

山本 「やっぱり、ハラハラしますよね。場面場面で、それぞれのメンバーの最前提がどんどん変わっていく状況そのものに魅力があるなと。その場面で、誰目線で見て楽しむかによって、どういう気持ちで挑んでいるのか変わってくる。これが魅力なんじゃないかな。それぞれのハラハラがあるんだと気付いてもらえるところも面白いなと思いました」

河村 「伝統とそれを裏打ちするルールの素晴らしさというのを改めて感じました。アタックチャンスというルールがあるんですけれども、現場に立っていると、とてもほしいルールなんですよ。視聴者側だと面白いルールだなと思うんですけど。ちょうど20枚くらい埋まった段階で、他人の角が邪魔でしようがなくなるんです。それをちゃんとフォローしている素晴らしいルールで、伝統になるくらい同じルールでここまで続いてきたんだなと歴史を感じました」

ふくらP 「クイズの答えを知っているか知らないかだけじゃなくて、パネルの取り方次第では正解数が少なくとも優勝できる可能性があるのが魅力的。自分より知識があるだろうなと感じる人が相手だったとしても、工夫をすれば少ない正解数で優勝できるし、最後の最後まで優勝の可能性があるというのは挑戦していても楽しかったですし、見ていても面白い番組になっていますね」

──谷原さんと沢木さんは、今大会の問題はいつもより難しかったと感じていたようですが、皆さんはどう感じましたか。

伊沢 「めっちゃそう思いました(笑)。今回、800問ぐらい対策をしたんですけど、かすらなかったな。当たったのは1~2問かな……。まぁ、対策というものは、1~2問当たったらもうけもんなんですけど。ただ、われわれ4人が出場するからこその問題構成だったと思いますし、普段とは少し違う勝負が見られました。その分、早押しの駆け引きも際立って、非常に面白くなったかなと思います」

山本 「あまり、普段のクイズ番組では答えにならないような単語がバンバン答えになっているというのが魅力の一つだと思うんです。ただ、その分、問題を聞きながら頭の中で考えなければならないことが多くて大変ではありました。それでも、普段僕たちが楽しんでやっているクイズに結構近い楽しみ方ができて、非常に楽しかったです。難しい問題もありましたけど、楽しいが勝ちましたね」

河村 「難しい問題があっても、僕が分からない問題に関しては、難しければ難しいほど他の人も分からないことが多いので、そういう意味ではいつもより僕の正解数が少なくなったとしても戦いやすかったな。一方で、難しい問題にびくついて簡単な問題を押せなくなるというような状況も多々あって。でも、それも簡単な問題を早く押したい僕にとっては、かなり有利だったかなと思いました」

ふくらP 「難しい問題もありました。難問だけだと、今回はきっと難しい問題が出るだろうなということが推理できちゃうんですよね。2個で迷ったら難しい方を言えばいいんです。難しい問題も出しつつ、そればかりにならない。むしろ難しい問題はアクセント的に使いながら、ちゃんと普段のような問題もバランスよく出していて。僕らが楽しむのにすごくいい問題を用意してくださったと感じました」

──伊沢さんが800問対策してきたとおっしゃいましたけど、皆さんはどのような対策をされたのでしょう。

山本 「時事問題は勝負になった時に対策をしているのとしていないのでは、かなり差がつく分野なのでかなり厚めに対策をしました。数百問ぐらいは読んだ中から、これは出そうだなという情報を集めておいて、直前に見返すみたいな。そういう工夫をして勉強してきました」

河村 「具体的にはタレントさんのエッセー本のタイトルが最初に来て、『◯◯が出版されました。これを書いたタレントは誰でしょう』という問題が出がちといううわさを聞いたので、Amazonでタレント本ランキングを見ていたんですけどね……。今まで自分がアクセスしてこなかったジャンルをいろいろ見てきたという形で、日頃のクイズライフにも生きるような面白い対策をさせていただいたと思っております」

ふくらP 「日付問題が出るだろうなと思っていたので、いくつも確認して、その中でも出そうなものを特にピックアップして反復して繰り返して記憶に定着させて、実際に対策していた問題から1問出たんですけど、伊沢が……。その辺は僕は結構対策したつもりだったんですけど、対策しすぎてどれだっけなって考えているうちに同じ対策をしてきた人に……」

──伊沢さんは一応オールジャンルで800問?

伊沢 「そうですね。放送日から先5日分ぐらいの日付の問題と、芸能関係と舞台映画などは1か月分、これが150~200問。時事問題は半年分を600問やってきました。今日が終わっても生きてくる力なので、こういうその場その場の対策を積み重ねた先に強い筋肉ができるから、意味のある対策ができたなと思います」

──今回は、仲間と敵になるということで意識したことは?

伊沢 「考えすぎちゃうかもなというのはありますよね。相手がどんな人か分からないと、『ちょっと分からないからいいや』と、自分に集中しようとなるんだけど、なまじっか、『この人この問題取りそうかな』とちらつくと、プラスにもマイナスにもなりますね。ただ、楽しくやれたのが何よりも良かったと思います。4人で横並びできたのもうれしかったですね」

山本 「ここで絶対押してくるなみたいなのも読めちゃうので、その駆け引きが楽しかったですよね。それより早く押したい、でも早すぎると誤答になるなと、考えるのが楽しかったです。対戦相手によって早押しのポイントが変わるのが早押しクイズの面白いところでもあるので、この4人でできたからこそ楽しめたなと思います」

河村 「遠慮しなくていいなということがあり、逆に知らない3人と戦うよりも自分の実力を出し切れたかなと思います。例えば誤答しても罰がないところで極論、国って193回ボタンを押して全部言っちゃえば当たるんで、どこまで容赦なくやるかっていう話なんですけど、みんながみんな容赦なくやることによって、全体のレベルが高い状態で平等であった。そういう勝負が達成できたのは、やっぱり無礼を働いても構わないこの人たちだったからなと思っています」

ふくらP 「このメンバーだと、得意ジャンルや苦手ジャンルも分かっているし、知識の総量みたいなものも分かるので、ここで押しそうだなとか、この問題は強そうだなというのが分かるからこそ相手の強さが分かるから、こっちも早く押さなきゃいけなくなるんですよね。なので、普段の『アタック25』よりは不正解が多かった回になっているんじゃないかなと思います。その不正解すべてに意味があって、これを考えてここで押して正解できた。そういうすべてに、いろいろな思惑が錯綜していてこれを見ている方が『何でここで押したんだろう』というのを考えてもらって、それが理解できたら、すごく面白いストーリーがその先に広がっているかなと思うので、そういう各プレーヤーのその時の気持ちになりながら見てもらうと、より楽しめるんじゃないかなと思います」

【番組情報】

「アタック25」史上初のゴールデンへ 伊沢拓司らQuizKnock初出演で仲間割れ寸前!?

「BS10 パネルクイズ アタック25」
BS10
7月3日
金曜 午後9:00~10:00

取材・文/松下光恵

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