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「田鎖ブラザーズ」謎の男を演じる飯尾和樹が明かす舞台裏「もし自分が同じ立場だったら……」2026/05/01 18:00

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「田鎖ブラザーズ」謎の男を演じる飯尾和樹が明かす舞台裏「もし自分が同じ立場だったら……」

 岡田将生主演ドラマ「田鎖ブラザーズ」(金曜午後10:00)の第3話が本日・5月1日に放送。ドラマに出演中の飯尾和樹からコメントが届いた。

 本作は新井順子プロデューサーが手がける完全オリジナルのクライムサスペンス。2010年4月27日、殺人罪などの公訴時効が廃止。そのわずか2日前に両親殺害事件の時効を迎えた田鎖真(岡田)と田鎖稔(染谷将太)による“田鎖ブラザーズ”が、法では裁けない犯人を自分たちの手で裁くべく警察官となり、事件の真相を追い続けていく。

「田鎖ブラザーズ」謎の男を演じる飯尾和樹が明かす舞台裏「もし自分が同じ立場だったら……」

 飯尾が演じるのは田鎖兄弟が行方を追う謎のノンフィクション作家・津田雄二。新井プロデューサー作品の常連ともいえる飯尾が、役への向き合い方や岡田・染谷の印象、特殊メークの感想を語ってくれた。

信頼する新井Pから提示された新境地

「田鎖ブラザーズ」謎の男を演じる飯尾和樹が明かす舞台裏「もし自分が同じ立場だったら……」

 飯尾はオファーを受けた当時を振り返り、「『アンナチュラル』でご一緒していた新井さんからのお話だったので、出演に迷いはなかった」と明かす。どんな役なのかと楽しみにしていた一方で、実際に提示された津田というキャラクターは「なかなか悲しい人生を送る人物」だったという。

 新井プロデューサーの作品への参加は今回で4作目。飯尾は新井プロデューサーの人柄について、「とても話しやすくて気さくな方。あれだけ仕事ができるのに、とっつきやすい」と信頼を寄せる。演じる津田について新井プロデューサーから「悲しい人です」と伝えられ、その言葉を軸に人物像を膨らませていった。

津田という人物へのアプローチ

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 脚本については、「本当に面白いなと思ったんですけど、同時に嫌な話だなとも感じました」と率直な感想を口にする。主人公の兄弟については、「もし自分が同じ立場だったら、どうしてそうなったのか、誰がやったのかを、自分の手で突き止めたいと思う」と、その選択に理解を示す。

 一方で、「当時は時効というものがあったと考えると、いろいろと思うところはありますよね」と時代背景にも思いを巡らせ、「だからこそ、ああいう思いに至るのも無理はないのかなとも思いました」と語る。さらに、「あの年齢だったら、追求できる立場を目指すこともできますし、そういう選択に至る気持ちも分かる気がします」と重ねた。

 役づくりに関しては、津田が置かれている状況を意識したという。しかし、津田がある出来事から逃げるシーンで、リハーサルで思わず勢いよく動いてしまい、その様子を見ていたマネジャーから「もう少し人物の状態を意識したほうがいいですよ」と指摘を受けてハッとしたという。「リハーサルで気付けて良かった」と話す。津田という人物が歩む人生を理解するにあたり「自分が経験したことのない状況だからこそ、想像するしかなかった」と語る。

岡田&染谷が見せる普段と芝居のギャップに驚き

「田鎖ブラザーズ」謎の男を演じる飯尾和樹が明かす舞台裏「もし自分が同じ立場だったら……」

 岡田と染谷の印象を尋ねると、「もっと話をしてみたかったと思うくらい、柔らかい雰囲気を持っている」と振り返る。

 そんな2人の芝居について、目を閉じていても情景が浮かぶほどのリアリティーだったという。「とてもリアルで、どんな顔をしているのかなと画が浮かぶんですよね。切なさや歯がゆさがあって、すごいなと思いました」と感嘆。「ラジオドラマのようにやりとりを聞いていたのですが、それだけでも面白かったです」と、その演技力に引き込まれた様子を明かす。

「田鎖ブラザーズ」謎の男を演じる飯尾和樹が明かす舞台裏「もし自分が同じ立場だったら……」

 一方で、「(カメラが)回っていない時は柔らかい人たちなのに、そこからあの演技になるのでびっくりしました。いつ切り替えたんだろうと思いながら見ていました」と、そのギャップにも驚かされたという。

 さらに、辛島ふみ役の仙道敦子についても、「直前までニコニコと話しているのに、本番になると役になっていて、本当に役者さんはすごいなと」と感心しきり。「仙道さんの切ない表情に引き込まれて、自分も自然と役に入れた」と振り返る。

「田鎖ブラザーズ」謎の男を演じる飯尾和樹が明かす舞台裏「もし自分が同じ立場だったら……」

 そうした撮影現場について、「切ない物語ではあるんですけど、撮影現場は明るいんです」と印象を明かし、「そうじゃないと気持ちが張りつめてしまうから」と、物語のトーンとは対照的な現場の空気感を明かした。

特殊メークで感じた“リアル”と新鮮な体験

「田鎖ブラザーズ」謎の男を演じる飯尾和樹が明かす舞台裏「もし自分が同じ立場だったら……」

 撮影の裏側で印象に残っているというのが特殊メークだ。これまで長時間のスタンバイを経験することが少なかった飯尾にとって、1時間ほどかけて施されるメークは新鮮な体験だったという。「メークさんは明るいのに、こんな悲惨な顔を作るんだなと(笑)」と振り返る。

 完成した姿を見た時には、「こういう人生にならないように頑張ろうと思いました」と語るほど、外傷がリアルに再現されていた。「この姿で外に出る時は、顔をちょっと隠しながら(笑)」と明かした。

それぞれの立場に思いをはせて

「田鎖ブラザーズ」謎の男を演じる飯尾和樹が明かす舞台裏「もし自分が同じ立場だったら……」

 津田という人物については、「きっと人生の分岐点となるチャンスが何度かあったはず」とし、「反面教師として見てほしい」と呼びかける。

 「面白いけれど嫌な物語」と作品の魅力にも触れながら、「いろいろな立場の人が出てきます。自分だったらどうするんだろうと思いながら見ていただけたら」と視聴者へメッセージを送った。

「田鎖ブラザーズ」謎の男を演じる飯尾和樹が明かす舞台裏「もし自分が同じ立場だったら……」

【番組情報】
金曜ドラマ「田鎖ブラザーズ」

TBS系
金曜 午後10:00~10:54

文/TVガイドWeb編集部

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