70代で映画監督に初挑戦した中村雅俊が新番組のナビゲーターに。明るく前向きなシニアを応援2026/03/27 10:00

BS朝日では4月11日より、「銀のマルシェpresents人生のワンステップ~さぁ一歩踏み出そう~」(土曜午後6:30)がスタート。同局で取り組んでいる、シニアが主役のプロジェクト「銀のマルシェ」の新しいコンテンツとして、人生100年時代に第2の人生で新たなキャリアを築き、充実した日々を送る人々にフォーカスを当てる番組。ナビゲーターを務める中村雅俊が、新たな一歩を踏み出した、明るく前向きなシニアを応援する。
3月28日には、「銀のマルシェpresents人生のワンステップ~さぁ一歩踏み出そう~ スタートスペシャル!」(午後5:00)と題した番組スタート直前スペシャルの放送が決定。昨年、70代にして映画監督に初挑戦した中村の“ワンステップ”に迫る。
俳優・歌手として確固たるキャリアがありながらも、今年1月に公開された「五十年目の俺たちの旅」では主演と監督を務め、新たな表現の場に一歩踏み出した中村。大ヒットドラマ「俺たちの旅」(1975年/日本テレビ系)シリーズのロケ地として有名な東京・井の頭恩賜公園を散策すると、50年が経過したとは思えないほど、当時の光景が鮮明によみがえる。懐かしい思い出に浸りながら、監督を務めることになったきっかけや、周囲の反応、映画公開後にファンから寄せられた感想など、さまざまな話を語っていく。

これまでとはまったく違うジャンルに飛び込むわけではないため、そんなに不安は感じなかったと話す中村。しかし、いざ現場に入ってみると「孤独でした……」と苦笑した。50年前と同じ出演者に囲まれての撮影で感じた「孤独」の意味や、その苦悩を乗り越えた先で経験した喜びについて、ワンステップを踏み出した中村が発する言葉には重みが感じられる。
また、番組後半では、定年を機に「手作りおはぎ ぐらんま」を開業した女性・杉原直美さんのエピソードも紹介。彼女にとっての“ワンステップ”はどのようなものだったのか。
収録後、取材に応じた中村は、番組のナビゲーターに就任したことについて、「いろいろな“ワンステップ”を踏み出したシニアの方々を、さまざまな角度から見られるのは楽しみでもありますし、刺激を受けますね」と、放送開始を楽しみにしている様子。
70代で映画監督に初挑戦した感想を聞かれると「大変だったんですよ」と苦笑しつつ、「だけど、肉体的にも精神的にも結構平気だったなと感じたので、一つの自信にもつながりました。映画監督という仕事は、知っているつもりでいましたが、実際は役者とも歌手とも違うし戸惑うことも多かったです。しかし、挑戦できてよかったなと思っています」と、充実した表情を浮かべて、「意外と評判いいんですよ」と目を細めた。
そして、「孤独を感じた」という映画監督業をやり遂げることができた理由として「支えてきてくれた人たちがいたから」と述べ、「自分の人生を支えてくれた人たちの存在や、自分を求めてくれることで、やる気が出たり、確実に好きだと言えるものに巡り合えたこともあり、それらが自分のモチベーションになりました」と、周囲への感謝を忘れない。

新しいことに挑戦したいと感じている方たちにかける言葉として、「まず一つ言えることは、年齢は関係ないということ。俺も75歳になりましたが、そういう数字の見た目よりも全然元気だし、メンタル的にも前向き。だから、年齢は関係ないですね。そして、この歳になり改めて自分を整理してみたらいいと思うようになりました。『自分らしさって何なの?』とか、自分のスペックみたいなものをはっきりさせるところから始まって、自分の趣味は何なのかとか、やり残したことはないかとかね」と話し、自分がどういう人間なのかを把握して生きていくことを提案した。
最後に、番組への思いや今後の展望について問われた中村は「皆さんが『いいね!』と言ってくれる番組にしたい気持ちが強いです。あと、この番組での新たな出会いにも期待しています。デビューして52年ほどたちますが、つくづく感じているのは出会いに恵まれてきたなということ。今回も、そういうふうに言える番組になったらいいなと思っています。そして、“ワンステップ”を踏み出した人たちから刺激を受けたいです。見ている人も刺激を受けると思うけど、俺自身も『すごいな、この方!』と感じながら、それぞれの人のいろいろな人生を垣間見られたらうれしいです」とコメントし、シニア世代の挑戦に寄り添う姿勢をあらためて示した。
【番組情報】
「銀のマルシェpresents人生のワンステップ〜さぁ一歩踏み出そう!〜」
BS朝日
土曜 午後6:30〜6:54
取材・文/松下光恵
キーワード
関連リンク
この記事をシェアする














