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杉田雷麟「ばけばけ」で錦織(吉沢亮)の弟役「兄貴とヘブン先生をつなぎ留めておける存在に」2026/03/18 08:15

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杉田雷麟「ばけばけ」で錦織(吉沢亮)の弟役「兄貴とヘブン先生をつなぎ留めておける存在に」

 NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜午前8:00ほか)で、錦織丈を演じている杉田雷麟。レフガタ・ヘブン(トミー・バストウ)の教え子で、英語教師である錦織友一(吉沢亮)の弟。松江随一の秀才と称される兄を尊敬し、その背中を真っすぐに追う人物だ。

 髙石あかりが主人公・松野トキを演じる「連続テレビ小説」第113作の同作は、ふじきみつ彦さんが小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻・セツをモデルに描く物語。明治という西洋化で急速に時代が移り変わるなかで、松江の没落士族の娘・トキと、縁あって松江で英語を教えることになった英語教師のヘブンが出会い、文化や言葉の壁を越えて愛を育む。「怪談」を愛し、何げない日常を歩んでいく夫婦の姿を通して、埋もれていった人々の声をすくい上げる愛の物語だ。

 兄への憧れと葛藤を抱える丈を演じる杉田に、役への思いや撮影の感想について語ってもらった。

杉田雷麟「ばけばけ」で錦織(吉沢亮)の弟役「兄貴とヘブン先生をつなぎ留めておける存在に」

――オーディションを経て、「ばけばけ」への出演が決まった時のお気持ちを聞かせてください。

「オーディションの時から、やりたいと思っていた役が錦織丈でした。兄への憧れや葛藤という部分が、自分の中で一番『画』として想像できた役で、丈役で受かったことがうれしかったです。ただ、丈には英語のセリフがあるのですが、僕自身は英語が全然ダメで(笑)。特に難しかったのが、英語を筆記体で書くことです。僕は、学校で筆記体を教わっておらず、まったく書いたことがありませんでした。さらに、僕は左利きですが、当時左利きの人は、右手を使えるように矯正されていたそうで……。家で何度も右手で書けるようになるまで練習をして、今では右手で筆記体が書けるし、右手でお箸も使えるようになりましたね(笑)」

杉田雷麟「ばけばけ」で錦織(吉沢亮)の弟役「兄貴とヘブン先生をつなぎ留めておける存在に」

――丈の兄である友一を演じている吉沢さんと共演した感想は?

「吉沢さんは自由に演じられていて、それがすごく新鮮で楽しかったです。役柄的にも兄貴のことを尊敬していますが、丈は『自分は期待されていない』と思っているんですね。だから、19週で兄貴と2人で将来について話し合うシーンは、兄貴に認めてもらえているようで、好きなシーンの一つです。熊本へ行くことを兄貴に告げるシーンを撮影する時は、丈は何て言ってほしかったのだろうと考えていました。でも、兄貴が何も言わないのも納得できたような、うまく言葉にできない不思議な空気が流れていました」

杉田雷麟「ばけばけ」で錦織(吉沢亮)の弟役「兄貴とヘブン先生をつなぎ留めておける存在に」

――丈は、第19週で熊本に行くことを決めますが、どう思って演じられましたか?

「もちろんヘブン先生のことも好きで、もっと学びたい気持ちもあったでしょうけれど、僕自身は『兄貴のため』にという気持ちもあったんじゃないかと思っています。丈は、兄貴とヘブン先生が良いパートナーであり、お互いにとって大切な存在であることも分かっています。熊本に行くことで、2人をつなぎ留めておける存在になっているんじゃないかと思いながら演じました」

――熊本編の撮影の思い出や、印象的だったシーンを教えてください。

「共演者の皆さんと一緒に演じていくなかで、丈は若干開放的になったかなと(笑)。特に、司之介さん(岡部たかし)とフミさん(池脇千鶴)からは受け取るものが多く、そこにおトキさんとヘブン先生が加わると、お芝居に見えないぐらい家族に見えるのがすごかったです。髙石さんは、僕と同じ年ですが、学べることも多いです。特に印象的だったのは、22週でおトキさんから赤子ができたと告げられるシーンです。おめでたい気持ちもありつつ、フィリピンへ行く話があるヘブン先生のことを思い、『だけん言えんの!!』と感情を爆発させてからのお芝居は、完全に『食らった』と思いました。ヘブン先生を強く思っているからこその葛藤がすべて伝わってきて、すごく衝撃を受けたし、同じ役者としてちょっと悔しい気持ちもありました」

杉田雷麟「ばけばけ」で錦織(吉沢亮)の弟役「兄貴とヘブン先生をつなぎ留めておける存在に」

――最終盤に向けて、視聴者の方にメッセージをお願いします。

「丈は、兄貴が亡くなった後も、ずっと兄貴を忘れることはないと思います。そして、誰かに言われたわけでもなく、丈は自分なりの形で兄貴の跡を受け継いでいくことになります。きっと、兄貴が見ても恥ずかしくないような生き方をしているんじゃないかと。実は、僕自身も台本を読んで驚いたのですが、最後にもう一度、兄貴の面影を感じられるような出来事が起こります。『兄貴のように』というセリフもあるのですが、そんな丈の思いが色濃く出てきますので、そこも見ていただければと思います」

【番組情報】
連続テレビ小説「ばけばけ」

NHK総合
月~土曜 午前8:00~8:15 ※土曜は1週間の振り返り
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
月~金曜 午前7:30~7:45

文/TVガイドWeb編集部

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