牧田習と沖拓郎は似た者同士?~「猫のひたいほどワイド」仲良し対談2026/03/18 13:30

テレビ神奈川(tvk)の情報番組「猫のひたいほどワイド」(月~木曜午後0:00)では、3月いっぱいで7人のレギュラー出演者の卒業が決定しています。TVガイドWebでは、その一人である“猫の手も借り隊”水曜ブルーの牧田習さんをクローズアップ。牧田さんと一緒に多くのロケを経験し、4月以降も番組に出演する現水曜グリーンの沖拓郎さんとの対談を実施しました。
対談中に牧田さんは沖さんに関するあることを予想します。果たしてそれは的中したのでしょうか。彼らのスタジオ共演がラストとなった2月18日に行った“おきまきトーク”の延長戦を、仲良しフォトとともにお楽しみください。
――先ほどのニコニコチャンネルの配信では、牧田さんと沖さんの共演ロケを振り返っていましたね。座間市のケーキ店での沖さんの誕生日パーティーや猫の島である城ヶ島のロケのお話は懐かしかったです。それ以前にお二人が共演したロケですと、「農地プロジェクト」があったかと思います。大倉空人さんと、場所が藤沢市ということで当時火曜レッドだった大矢剛康さんも交えて4人で草刈りをしていたのを覚えています。
牧田 「行きましたね。草むしり」
沖 「雨が降っていてめちゃくちゃ寒かった日だ。作業が終わった後に食べたラーメンがおいしかったのを覚えています」
牧田 「ラーメン食べたっけ?」
沖 「農地プロジェクトの依頼主の方がその場で作ってくれたインスタントラーメンですよ。雨の中で肉体労働して疲れた体を温めてくれました」
牧田 「思い出したかも」
――その後もお二人は、大倉さんの卒業パーティーや清川村での真冬のクワガタ探し、相模原市での幸せのチョウチョ探しなど、いろいろな共演ロケをしていましたね。
牧田 「清川村も元日ロケだったね。2年連続で元日に拓郎と一緒だったんだよね」
沖 「清川村は僕が2年目で火曜イエローの時ですね。曜日が変わっても牧田くんとはロケをしていました」
牧田 「あれ、今年度は一緒にロケはしていない?」
沖 「猿島に行ったよ。お互いの好きな分野の昆虫と歴史を満喫できて楽しかったな」
牧田 「そうだったね」
――牧田さんと沖さんを見ていると、雰囲気が似ているなと思うところがあります。お二人とも生き物や自然がお好きですし。
牧田 「確かに拓郎も動物が好きだしね」
沖 「好きなものに没頭するところは共通しているかもしれないです。だから、猿島のロケがすごく楽しかったです。牧田くんは昆虫を探して、僕は歴史的な建造物に触れて」
牧田 「“おきまきホビーチャンネル”だね」

――お二人は海外で暮らしていた時期があって、外国語ができるという共通点もありますね。
牧田 「僕がニュージーランドで、拓郎が台湾だ」
沖 「牧田くんの英語と、僕の中国語があれば、かなりの国でやっていけますよ」
――“おきまきホビーチャンネル”を海外から発信するのも面白そうですね。
牧田 「拓郎と台湾に行きたかったな。卒業しても『猫旅』(『猫ひた』の出演者が国内外を旅行する単発番組)だけは呼んでくれないかな」
沖 「牧田くんは今、オランダ語を勉強しているから、オランダもいいんじゃない」
牧田 「オランダ行きますか。オランダで虫取りして、街歩きも楽しそう。僕は元々、旅行は好きだったのですが、これまでは旅先でも虫や自然にしか興味が向かなかったんです。マレーシアに行った時も滞在中のほとんどをジャングルで過ごしていましたし。でも『猫ひた』でリポーターの仕事をするようになってから、街を巡ったり、地元の方と話したりすることも楽しいなと思うようになりました」
沖 「職業病的な感じで、旅先でも質問が増えません?」
牧田 「分かる。旅先でお店に入っても、どういうコンセプトのお店ですかとか、どんなこだわりがあるのですかとか、自然と質問が湧いてくるよね」
――“猫の手も借り隊”での経験がいろいろなところに生きているようですね。
牧田 「はい。あと、『猫ひた』で生放送を6年間やっていて時間の管理をする“体内時計”のようなものができた気がします。大学院の学会発表でも一人15分といった感じで時間が決まっているのですが、他の方は慣れていないからどうしても、決められた時間より早く終わったり、オーバーしてしまったりすることが多いんです。でも、僕は生放送の経験があったことで、時間内に発表を終えられるようになりました。博士論文の発表会の時もぴったりでしたね。時間の尺調整ができるようになったことは良かったです」
――改めて、牧田さんにとって「猫ひた」での6年間はどんなものでしたか?
牧田 「本当に楽しい6年間でした。『猫ひた』をやっていなかったら芸能の仕事をここまで続けていなかったかもしれません。僕は東京に出てきたタイミングで『猫ひた』に出演させていただくようになったのですが、当時はコロナ禍の真っただ中。大学院もリモート授業で全く外に出られない日々でした。そんな中で『猫ひた』の潜入リポートのロケと毎週水曜の生放送があったのが心の支えでした。『猫ひた』に出て他のお仕事もいただけるようになりましたし、『猫ひた』がなかったらきっと、仕事がない状態で『自分は日本にいなくてもいいかな』と思って、仕事も辞めていたかもしれません。世に出る機会を与えてくださった番組にはとても感謝しています」
――番組を見ていると牧田さんの優しい人柄が伝わってきます。先日のイルカのロケなど、生き物と触れ合っている際にとてもいい表情をされていますし。沖さんとのエピソードですと、沖さんが1年目の頃、生放送中にうまく話せなくなってしまった彼の背中を優しくさすってあげていたことがありましたね。
牧田 「そんなことありました?」
沖 「無意識にできているのだから、牧田くんは本当に優しいのだと思います」
牧田 「僕は子どもの頃、内向的で友達が多くできるタイプではありませんでした。なので、『猫ひた』に入る時に同じくらいの年齢の子たちと仲良くできるか不安だったんです。でも、入ってみたらみんな本当に優しくしてくれて、そんな心配はいりませんでした。『猫ひた』で共演者の皆さんやスタッフの皆さん、ロケ先や視聴者の皆さんの優しさに触れることができて、僕も積極的にコミュニケーションがとれるようになりました。人と人のつながりや相手を思いやることの大切さを学べた気がします。番組を通して、自分の視野も広がって、生活していけるようになりました。“猫の手も借り隊”になりたい人っていっぱいいるじゃないですか。そんな中で、俳優でもアイドルでもなかったただの虫好きの僕を選んで6年間も出演させてくださったtvkさんには感謝の気持ちでいっぱいです」
沖 「僕が番組に入った年に同じ水曜だった猫の手も借り隊は、奥谷知弘くんと牧田くんと大倉くんでした。プロデューサーさんから『水曜はMCの三上真史さんをはじめ、博学で落ち着いた雰囲気だからなじみやすいと思うよ』と言われたのを覚えています。皆さんそうでしたが、牧田くんも僕に優しくしてくれて、当時は勝手に牧田くんが自分の教育係だと思っていました。牧田くんから吸収したことは多いです。あと、牧田くんはフリートークの時もちゃんと“起爆剤”を持っていて(笑)、そんなところも影響を受けましたね」
牧田 「いやいや(笑)。拓郎ってすごく成長したと思いますが、いい意味で変わらないところもあるなと思ってずっと見ていました。先ほど、僕らのことを似ているとおっしゃってくださいましたが、それは何となく自分でも感じていて、拓郎が何かして反応が良かった時は、自分も似ている部分があるからこんなふうにできないかな、みたいにひそかに観察していました。僕も影響は受けていましたよ」
沖 「Win‐Winじゃないですか」
牧田 「拓郎もそうだけど、ウチらは狙って何かをしない方が実はいいんだよね(笑)」
沖 「そうです。無計画です。だから、良くも悪くもムラがある(笑)」

牧田 「でも、おしゃべりって生ものじゃないですか。ドラマのように台本があるわけではないし。同じ言葉でも10秒前には全く受けなかったかもしれないけれど、このタイミングだったら受けるみたいなことがある。だから、事前に準備するよりも、その場の流れで言ったことの方が面白い場合もあるよね。生放送のそんな部分も楽しみながら勉強していました」
――沖さんは4月から“猫の手も借り隊”になって5年目になりますね。
牧田 「僕のような長かったメンバーが卒業して、拓郎がかなり先輩になるんだよね」
沖 「そうなんですよ。この僕が上から数えて4番目になるんですよ。まずいでしょ~」
牧田 「まずくはないけど(笑)。また違った一面を出せるといいね」
沖 「担当曜日の決め方だと、だいたい軸となる借り隊が各曜日に振り分けられますよね。今まではずっと先輩がいる状況だったけれど、ついに自分もその一人になるのかなと」
牧田 「僕は来年度も拓郎は水曜の気がするな。僕が6年間ずっと水曜で借り隊をやってきたから、その跡を継ぐみたいな感じで」
沖 「担当曜日の発表の時、見に来てくださいよ」
牧田 「担当曜日の発表は3月14日の感謝祭のエンディングでしょ(笑)。感謝祭は卒業前だから僕も参加しているよ」
沖 「そうだ、そうだ、まだ一緒だった(笑)」
牧田 「どうする? 来年度、借り隊に15歳の子とかが入ってきたら?」
沖 「その可能性ありますよね。もうお小遣いあげなきゃ。そして、僕が先輩たちを見て学んだように、いい部分を後輩の子に共有していかないと。先輩として、誠実・丁寧・真心を忘れずに神奈川県を走り回りたいなと思います」
――沖さんはご自身の“アピールポイント”は何だと思いますか?
沖 「何でしょう…。ただ、皆さまが言ってくださるのは、曜日が変わっても、どんなロケでも“僕らしさ”がずっとあるということです。僕自身は“自分らしさ”がいまいち分かっていなくて、全てに対して本気でやっているだけなのですが。でも、そこを褒めていただいているので、苦手なことも得意なことも含めて“何事も本気”というのが、僕のアピールポイントなのかもしれません」
牧田 「それはあると思うよ。本気で向き合っている姿って伝わってくるし、そこが拓郎の良さだよ」
沖 「ありがとうございます」

――牧田さんには今後の展望を伺えればと思います。
牧田 「僕は『猫ひた』は卒業してしまいますが、今後も毎日楽しいなと思う人生を歩んでいきたいと思います!」
沖 「牧田くんは博士になるという目標を既に達成しているじゃないですか。それ以外に何か夢のようなものはないのですか?」
牧田 「研究やお仕事を頑張るというのはもちろんだけれど、僕が人生ですごく大事だと思っているのは、毎日を楽しく生きるということなんだ。博士の学位やお仕事というのは、生きるための手段にしか過ぎなくて、目標そのものではないんだよね。この先、何が起こるか分からないけれど、『猫ひた』で培った相手への優しさや、人と人とのつながりを育む力も生かしながら、日々を楽しむツールを増やしていって、今後も人生を豊かにしていけたらというのが、僕のビジョンだよ」
沖 「『猫ひた』で人生を楽しむツールを得たのか」
牧田 「そう。だから『猫ひた』をやって、人生がより楽しくなって本当に良かったと思っている」
――牧田さんの壮大な人生観を伺えて良かったです。では、最後にお二人から読者の方にメッセージをいただいて終わりたいと思います。
沖 「4月以降は牧田くんをはじめとした先輩方が卒業してしまいますが、残った僕らが新メンバーと共に、“誠実・丁寧・真心”をモットーに番組を盛り上げて頑張っていきますので、引き続き、応援をよろしくお願いいたします!」
牧田 「『猫ひた』での僕を6年間、応援してくださってありがとうございました。僕は『猫ひた』で育ててもらったということを、今後も胸を張って言っていきたいですし、番組がずっと続いていくことを願っています。今後も拓郎を含めた魅力的なキャストのみんなが頑張ってくれると思うので、番組の応援も引き続きお願いいたします。そして、僕自身は今後もマイペースにこつこつやっていきますので、見守っていただけたらうれしいです。引き続き、よろしくお願いいたします」
――ありがとうございました。

取材が始まる前は「何を話そうか、牧田くん!」とはしゃいでいた沖さん。気心の知れた牧田さんとの対談で、のびのびと楽しそうに話してくれました。一方、「猫ひた」を通して得たものを語ってくれた牧田さんからは、自分の核となる考えをしっかりと持った一人の大人の姿を感じました。番組を通して昆虫の知識だけでなく、心の温かさも伝えてくれた牧田さん。これからもその個性を大切に輝いてほしいです。
そして、対談中の牧田さんの予想は大当たりし、沖さんは4月から水曜レッドになることが先日の感謝祭で発表されました。借り隊5年目となった沖さんが、これからどんな姿を見せてくれるのか、期待したいです。

【プロフィール】

牧田習(まきた しゅう)
1996年10月14日生まれ。兵庫県出身。昆虫ハンターとして世界中を巡り、現在までに国内外で新種9種を発見。2025年3月に東京大学大学院農学生命科学研究科の博士課程を修了。現在は「やさいの時間」(NHKEテレ)などのテレビ番組に出演して活躍中。「昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本」などの著書が発売中。「猫のひたいほどワイド」では2020年4月から水曜で“猫の手も借り隊”を6年間務める。

沖拓郎(おき たくろう)
1999年1月1日生まれ。岡山県出身。2025年「JJモデルオーディション」にて「国民的彼氏 JJ編集部賞」を受賞。俳優としてドラマ「絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 ファイナル」(ABC)、「エモハル ショートドラマ」(YouTube)、舞台OWARI NO HAJIMARI #1「木曜日にはココアを」(25年)、CM「Samsung Wallet」などに出演。「猫のひたいほどワイド」では26年度に水曜レッドを務める。
【番組情報】
「猫のひたいほどワイド」
月~木曜 午後0:00~1:30(午後0:00~0:30はテレ玉、チバテレも放送)
※tvkでは同日の午後10:00~10:55に再放送
取材・文/大山敬仁
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