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湊(吉澤要人)が語る本音、航(雨宮翔)が抱える恐怖。2人の距離が揺れる「同棲して」第7話2026/03/02 18:00

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湊(吉澤要人)が語る本音、航(雨宮翔)が抱える恐怖。2人の距離が揺れる「同棲して」第7話

 吉澤要人さん(原因は自分にある。)と雨宮翔さん(GENIC)がダブル主演を務める読売テレビのドラマDiVE「親友の『同棲して』に『うん』て言うまで」(月曜深夜1:29、3月2日放送は深夜1:39)。2月23日放送の第7話では、お泊まり会の翌朝から始まる2人の温度差、突然の部屋探し、そして航(雨宮)が抱え続けてきた本当の恐怖が言葉となってあふれ出した。

 前夜のキスの余韻が残る夜。航は夢の中でも湊(吉澤)にキスされそうになり、思わず身をよじって目を覚ます。その拍子に湊も起きてしまい、「おはよう」とひと言。続けて「おなかすいた。ヨーグルト食べよ」。あまりにもいつも通りすぎる湊に、航は内心で叫ぶ。「なんでこんなにいつも通りなんだ?」。この温度差が、第7話全体を貫く軸となっていく。

湊(吉澤要人)が語る本音、航(雨宮翔)が抱える恐怖。2人の距離が揺れる「同棲して」第7話

 湊から「やりたいことがある」と連れて行かれた先は、高校時代からの友人で不動産会社に勤める汐入(中山翔貴)のもと。湊が2人で住める部屋の紹介を頼んでいたのだ。あっけにとられる航をよそに、汐入が物件の魅力を次々と並べていく。広めのキッチン、カメラ道具も入る収納、西向きの心地いい日差し。聞いているうちに航はつい甘い同棲生活を想像してしまい、「俺、朝からこんなことばっかり」と、われに返る。ところが汐入が「友人同士でも審査が通せる」と説明した瞬間、湊が「友人じゃない」と口にすると、それを遮るように、航は「用事がある」と慌てて席を立った。

湊(吉澤要人)が語る本音、航(雨宮翔)が抱える恐怖。2人の距離が揺れる「同棲して」第7話

 帰り道、航は湊に声を上げる。「なんで勝手に話進めるんだよ」「友達じゃないって言おうとした。あいつの反応考えなかった?」。湊は「考えなかった。それで離れるやつなら別にそれまででいい」と迷いなく答える。このやりとりが、2人の根本的な違いを浮き彫りにする。自分の気持ちにうそをつかない湊と、周囲との関係性の中で自分を守ろうとする航。

 航は「親友でいたいって言ったのに」と訴え、湊は「じゃあ、なんでキスしていいって言ったの?」と問い返す。答えに詰まる航が、ずっと胸の奥にしまい込んでいた言葉をついに口にする。

「恋人だから許せるって言われた」

 元カノの話だった。航の欠点を全部「恋愛フィルターがあるから許せる」と言われた経験が、航の恋愛観を深く傷つけていた。「でも、そんなんなくても、湊とは俺のダメなところ全部分かってくれる。それは親友だからだろ」。湊との絆は「恋愛フィルター」抜きで成り立つ唯一のもの。だからこそ恋人になることで、それを失うのが怖い。

湊(吉澤要人)が語る本音、航(雨宮翔)が抱える恐怖。2人の距離が揺れる「同棲して」第7話

 さらに航は声を震わせる。「湊が決めた道で仕事頑張ってること、心の底から応援したい。でも、できなくて。そばにいてほしいとか、寂しいとか思っちゃって」「もう、これ以上、湊のそばにいられなくなりそうで怖いんだよ」。雨宮がここで見せた涙は、好きだからこそ近づけない、大事だからこそ失うことが怖いという航の矛盾を、全身で伝えていた。

 航の涙を受け止めた湊は静かに告げる。「分かった。一回離れる。航が泣くのは嫌だから。ただの友達として考える」。そして「他の人とどうだったかじゃなくて、俺と航のことを考えて」と航に問いかける。感情を抑えながらも真っすぐに言葉を届ける吉澤の芝居が、湊の誠実さを余すところなく体現していた。

 航と別れた後、湊は一人つぶやく。「友達だからとか恋人だからとかじゃなくて。俺と航がありたいようにあるだけじゃ、ダメなんだろうか」。ラベルではなく、ただ2人のかたちを探したい。その純粋な思いが、物語の核心を貫いている。

湊(吉澤要人)が語る本音、航(雨宮翔)が抱える恐怖。2人の距離が揺れる「同棲して」第7話

 後半、湊は祖父・毅(ベンガル)の家を訪れる。祖父が長年にわたり祖母を撮り続けてきたこと、「大事なものは、なくなったら寂しいだろう。どうしたらずっとそばにいられるか考えないと」という言葉。そして湊が「ばあちゃんってどういう存在?」と尋ねると、毅はこう答えた。「一番近くて大事な人だよ。ばあちゃんの人生を一番近くで見てきたのは、じいちゃんだろう。それがじいちゃんにとって、ものすごい幸せなんだよ」。この言葉が、湊の心に確かな答えを灯(とも)す。「航が笑っている顔をずっとそばで見ていたい」。

 一方、航も仕事を通じて答えに近づいていく。カップルの結婚式の前撮り撮影中、2人がプロポーズした思い出を楽しそうに語る姿に触れた時、航の心に浮かんだのは湊のことだった。「俺だってずっと湊のそばにいたい」。

 前回のキスで越えたはずの境界線。しかし第7話は、越えた先にさらに深い葛藤が待っていることを容赦なく突き付けた。湊の祖父母が見せてくれた「ずっとそばにいること」の幸せと、それを求めることへの航の恐怖。2人とも相手を大事に思うがゆえに、真逆の選択をしようとしているように見えた。

湊(吉澤要人)が語る本音、航(雨宮翔)が抱える恐怖。2人の距離が揺れる「同棲して」第7話

 そして、3月2日放送の第8話では、湊から「話したい」と連絡が届くが、航はまだ気持ちに整理がつけられずにいる。写真館を訪れた湊は、店長・頼人(古屋呂敏)に促されスタジオへ足を踏み入れる。少し緊迫した空気の中、航が提案したのは「写真を撮りながら話すこと」。撮影を通じていつもの距離感に戻っていく2人だが、最後のシャッターを切る直前、湊が航への思いを語り始める。2人が出した決断とは?

湊(吉澤要人)が語る本音、航(雨宮翔)が抱える恐怖。2人の距離が揺れる「同棲して」第7話

【番組情報】
ドラマDiVE「親友の『同棲して』に『うん』て言うまで」

読売テレビ
月曜 深夜1:29~1:59
※3月2日は深夜1:39~2:09

文/斉藤和美

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