THE JET BOY BANGERZ、前田拳太郎&八木将康らとの“ゾンビドラマ”撮影裏話を告白!2026/02/20 18:00

THE JET BOY BANGERZが“イケメン人情派のゾンビ”役として総出演し、堤幸彦さんが原案・演出を手がけるホラーコメディー「DARK13 踊るゾンビ学校」(日曜深夜0:10ほか)が、ABCテレビほかで現在放送中。メンバーそれぞれがゾンビに扮(ふん)し、現世とあの世のはざまにある、学校の教室のような閉鎖空間“ドグマクラス”を舞台に、人間たちの罪を裁いていく。
今回はインタビュー後編として、ヒツジ役のKOTAさん、サル役のTAKUMIさん、ラビット役のTAKIさん、シシ役のSHIGETORAさん、ドラゴン役のAOIさんを直撃。メンバーのほとんどが“初芝居”となる中、堤監督と挑んだ撮影の日々を振り返ってもらったほか、自身演じるキャラクターの注目ポイントや個性豊かなビジュアルについて解説してもらった。
――今回皆さんはゾンビ役を演じていますが、あらためてそれぞれのキャラクターについて役柄を教えてください。
KOTA 「ヒツジはボーッとしていて、常に『おなかすいた』と言っている、食いしん坊な“ゆるキャラ”です(笑)。心優しく、人が困っている時や自身が裁判で担当する人間に寄り添って親身に話を聞くこともできる、魅力的なキャラクターだと思います」
TAKUMI 「サルは“ザ・昭和のヤンキー”で、常に『あーん?』とにらみをきかせているような、血気盛んな性格です。感情が顔に出やすいのですが、義理堅く、祖父母や子どもの話になると泣いてしまう人間味にあふれる温かい一面も。僕自身はヤンキーとは疎遠な人生を歩んできたので、そのギャップが演じていて面白かったのと同時に、大変だったポイントでもあります」
TAKI 「ラビットは一言で言うと“インテリゾンビ”です。ビジュアル的にも1人だけ眼鏡をかけていて、扇子であおいでいたり、本を持ち歩いていたり。TAKUMI同様に普段の僕とは180度違うキャラクターで、演じるのがすごく楽しかったです」
SHIGETORA 「シシはオタク気質で内気な性格です。基本的に静かで落ち着いているのですが、好きなアイドルのことでテンションが上がったり、嫌いな人に対しては怒鳴ったりもする、感情の波が激しい一面も。そして、人に対して親身に寄り添うことができる、人間味あふれるキャラクターだと思います」
AOI 「ドラゴンは最年長で、大人っぽくクールな雰囲気があり、全体を俯瞰(ふかん)で見ることができるキャラクターです。僕自身はTJBBの中で最年少で、普段はテンションが高いのですが、撮影中は少し口数を減らしてみたり、みんなが盛り上がっている時も落ち着いて冷静な感じを出してみたり(笑)、そういう部分を意識して役作りに取り組みました」

――本作は“ゾンビ×裁判”という斬新な題材ですが、最初に台本を読んだ時にどのような印象を受けましたか?
TAKUMI 「ゾンビたちが人間を裁くという、現実と夢のはざまのような独特な世界観なのですが、物語がスッと入ってくるんです。シリアスなシーンもあるのですが、基本的には笑えて、どこか面白おかしい。そのバランスの良さに堤監督らしさのようなものを感じましたし、すごく面白いなと思いました」
TAKI 「コミカルさもありつつ、“人生とは”というメッセージを毎話問いかけていく。視聴者の皆さんの人生と照らし合わせながら、自分事かのようにこの作品を見ていただけたら、きっと何か感じることがあるんじゃないかなと。どこか共感して、心に残るシーンがあったらいいなと思いました」
SHIGETORA 「物語のところどころに堤監督のユーモアがちりばめられていて。それぞれのキャラクターが引き立つように、口調なども全然違っていて。脚本を読んでいるだけで、キャラクターの魅力や意思が伝わってきたので、映像になったらどれだけ面白くなるのだろうと期待が膨らみました」
AOI 「僕も、純粋にとても面白いなと思いました。笑いあり、涙ありのストーリーですし、小さい子から大人の方まで楽しんでいただけるような内容で、脚本を読んでいるだけでもすごくワクワクしました」
――皆さんは本作が初のお芝居とのこと。大変なことも多かったと思いますが、現場の雰囲気はいかがでしたか?
TAKI 「現場は常に笑いが絶えなかったです。夏頃に撮影をしていて、毎日暑い中、全員和装で厚着だったのですが、衣装さんが氷を脇に付けられるようなヒモを作ってくださったりして。皆さんいろいろ配慮してくださったおかげで、素晴らしい現場になりました。ビジュアルいうと、ゾンビが“和装”というのが新しいですし、それぞれが象徴的な小道具を持っているのですが、意外なものを持っていたりと個性が出ていて面白いので、ぜひ細かい部分にも注目していただきたいです」

――おっしゃっているように、個性あふれるヘアメークや衣装、小道具なども見どころの一つです。それぞれお気に入りポイントを教えてください。
KOTA 「僕はいくつか小道具を持っていて。一つは腰に巾着をぶら下げていて、そこにバナナを入れているのと、もう一つは“ヒツジ”と書かれた缶を持っていて、その中に入っているお菓子を裁判中に食べています(笑)。つまりは全部食べ物が入っているということです(笑)」
TAKUMI 「僕は金属製のくしを持っているのですが、一見ナイフにも見えるデザインでカッコいいんです。ただ僕、一番最初にヘアメークをしていただいた時にヤンキー設定と知らされていなくて、どんどん髪のてっぺんが高くなっていって……リーゼントが出来上がった時はびっくりしました(笑)。今回が人生初リーゼントです」
TAKI 「僕はラビットという名前のごとく、首元にフワフワしている大きなファーを巻いていて。しかも、フサフサの手袋まで付けているので、たぶん僕が一番暑かったと思います!(笑)」
SHIGETORA 「シシは元々侍だったのですが、おそらくその名残で木刀を持っていて。“シシ”と名前が刻まれているのがお気に入りポイントです」
AOI 「僕はお相撲の行司さんが持っている軍配うちわを持っています。ドラゴンの絵が描かているのですが、それが衣装の色合いとも合っていてかっこいいんです」

――それぞれのキャラクターにおいて、注目してほしいポイントを挙げていただくと?
TAKI 「僕はインテリキャラを演じるにあたって、堤監督から『参考にして』と教えていただいたのが福山雅治さんなんです。『実に面白い』という伝説のセリフをはじめ、ところどころに福山さんの要素が入っているので、ぜひ探していただきたいです。撮影中も、堤監督から『ここでこれを言って』と福山さんっぽいセリフを追加していただくことがありました(笑)」
KOTA 「みんな撮影する中でどんどんセリフが追加されていったよね。『大丈夫かな?』と思いつつ、みんなきちんとこなしていたので、すごいなと思いながら見ていました。僕演じるヒツジは食いしん坊キャラで、裁判の時にも必ず何かしら食べながら見ているんです。かりんとうやチュロスなど、それぞれの話で食べているものが違う上、どんどんサイズが大きくなっていくという(笑)。そういうところも一つ面白いポイントかなと思います」

TAKUMI 「僕は自分が話すのではなく、リアクションするだけのシーンでも、堤監督から『そこは変顔で!』とリクエストをいただくことがあって(笑)。全話を通してたくさん変顔をしているので、ぜひ表情にご注目いただきたいです。あと、今の時代にはいない昭和ヤンキー感、懐かしさも魅力の一つかなと。役作りのためにヤンキー漫画を読んだり、堤監督の『池袋ウエストゲートパーク』、『クローズZERO』や『今日から俺は!!』などを見て、そこから取り入れている要素もあります」
SHIGETORA 「シシは基本的には内気なのですが、さっきもお話ししたように、“推し”に対してはすごくテンションが上がるんです。客観視すると、少し引いてしまうくらいの喜びようで(笑)。そんなシシの様子というのは、視聴者の方にもクスっと笑っていただけるのかなと思います」

AOI 「ドラゴンは最年長なのもあり、基本的にふざけたりしないのですが、突然セリフで英語を挟むシーンがあって。ただクールなだけでなく、ボケるシーンもあり、いい意味でギャップも見えると思います」
――初めてのお芝居で堤監督との初タッグということで、貴重な経験ができたかと思います。撮影を振り返って、印象に残ったエピソードがありましたら教えてください。
KOTA 「僕は昔から堤監督の作品を拝見していて、特に『TRICK』と『SPEC』はTOP3に入るぐらい大好き。なので、今回お話をいただいた時は心からうれしかったですし、撮影がすごく楽しみでした。堤監督の作品は真面目なシーンとユニークなシーンのギャップが大きく、それが面白くて、ユーモアを大切にされている方なのだろうなという印象があったんです。実際、撮影中もおそらく僕らの緊張を紛らわせようと、時にふざけたり、ボケたりしてくださって、現場の雰囲気が常に良くて……。終始やりやすい環境を作ってくださって、やっぱりすごい監督さんだな、あらためて大好きな方だなと思いました」
TAKUMI 「僕もエピソードがあって。最初の本読みの時に、堤監督がそれぞれの回におけるアドバイスをしてくださったのですが、時間の都合で僕のメイン回までたどり着けなかったんです。でも、僕は初めてのお芝居だったのもあり不安で、本読みが終わった後に堤監督にお話を聞きに行ったら、なんと1時間ぐらい居残りで演技指導をしてくださって! 初対面にも関わらず、キャラクターの設定をはじめ、演じる時の動きや視線など細部までアドバイスをくださって、なんて素晴らしい方なのだろうと感動しました」

――撮影を経て、成長を感じた瞬間はありましたか?
AOI 「撮影を重ねるたび、堤監督のリクエストに対して“きっとこういうことかな”とみんなそれぞれにその真意をくんで、自分なりに役に落とし込んで表現できるようになって。その表現の違いが面白かったですし、撮影を通して成長できた部分でもあるのかなと思いました」
TAKUMI 「特殊能力を使うシーンしかり、台本に書かれていない情報をそれぞれが深掘りして、“こう広げてみよう”“こう演じてみよう”とどんどん挑戦していくようになっていったよね。例えば、ラビットの『アイガッチャフォー!』っていうセリフも、台本だけ読んでいるとどんな感じになるのか想像がつかなかったのですが、TAKIがやるとこんな感じになるんだって驚いて」
TAKI 「ありがとう。でも、最終話は特にそういう面白みをすごく感じたな。みんな覚悟を臨んでいますし、見ながらグッときて涙してしまうシーンもあると思います」

――マウス役の前田拳太郎さん、ビーフ役の八木将康さん(劇団EXILE)、校長・仁役の橘ケンチさん(EXILE/EXILE THE SECOND)ら同じLDHの先輩方も出演されています。共演されて、印象はいかがでしたか?
AOI 「前田さんと八木さんとは今回初めてきちんとお話することができたのですが、2人ともすごく優しくて、演技が初めての僕らに安心感を与えてくださって。毎回撮影が楽しみでしたし、お芝居はもちろん、人としてもリスペクトを感じる瞬間がたくさんありました。セリフの覚え方など、お芝居に対して不安な要素がたくさんあったので、そういう部分もたくさん相談させていただいて……」
TAKUMI 「お二人は劇中でも、カメラが回っていない時も“案内人”のようにいろいろ教えてくださって。僕らはほぼみんなお芝居が初めてというのもあって、最初の頃は心持ちが難しかったのですが、一発目の撮影の時にお二人が空気感を作ってくださったんです。僕個人としてはお二人の演技で作品の世界観をつかめて、役に入り込むことができたので、それがすごくありがたかったです」
TAKI 「僕は元々ファンでしたが、さらにお二人の大ファンになりました。お芝居している時はもちろん、セリフを発さない時も立ち居振る舞いやしぐさ、表情など全てがかっこ良くて。言葉ではなく、背中で見せてくださるんです。いつもキラキラした瞳で見つめていたと思います(笑)」
SHIGETORA 「僕もお二人のお芝居に刺激を受けました。そして、ケンチさんはこれまでステージでパフォーマンスしている印象が強かったので、俳優さんとしてお芝居をしている、新たな姿を間近で見られたのがすごくうれしかったです。得られたものも多かったですし、僕らも頑張りたいな、こういうふうにいろいろな活躍ができるようになりたいなと思いました」

KOTA 「実は、僕は堤監督の作品にケンチさんが出ているのを見たことがあったのですが、当然その時とは全然役柄が違っていて、でもどちらの役にもマッチしているんですよね。俳優さんってこういうことなのだろうなと思いましたし、ケンチさんのすごさを実感しました。拳太郎くんと将康さんもそうですが、“これが俳優なんだな”と学ぶことが多かったです」
――最後に、皆さんは本作の主題歌「Let’s Dance」も手掛けています。あらためて、どんなところが“推し”ポイントになっていますか?
AOI 「サビはもちろん、ラップパートもありますし、曲中にゾンビの『ガルル』といううめき声が入っていて、ドラマとすごくマッチしているんです。なので、曲だけを聴いていただくのはもちろん、ドラマと合わせて聴いていただくとより楽しんでいただけるかなと。いずれにしても、必ずテンションが上がると思います!」

SHIGETORA 「“ゾンビドラマの主題歌”っていうだけでもうテンションが上がるよね。ドラマのユーモアも楽曲に取り入れられていて、雰囲気もすごく合っていると思います」
KOTA 「僕も、この曲はサビがまさに聴きどころだなと。サビが流れるだけでテンションが上がりますし、『Let’s Dance』という曲名の通り、みんなではしゃいで踊って楽しめる楽曲になったよね」
TAKUMI 「本当に、何も考えずノって踊れるって、素晴らしいことだなと。ドラマでもさまざまな葛藤や感情の交錯が描かれますが、この曲にはどんな時も『とにかく踊ろう!』という意味が込められている気がするんです。そういう前向きなメッセージを受け取っていただけたらうれしいです」
TAKI 「あとはやっぱり、老若男女どなたでも踊れるサビの手振りですよね。キャッチーですし、『スリラー』のような感じで、僕らにとって象徴的な楽曲の一つになりました。ライブなどで皆さんと一緒に踊れる日を楽しみにしています!」

【プロフィール】
KOTA(こうた)
2001年5月31日生まれ。千葉県出身。ボーカル担当。
TAKUMI(たくみ)
2000年5月19日生まれ。福島県出身。パフォーマー。
TAKI(たき)
2004年1月20日生まれ。京都府出身。パフォーマー。
SHIGETOTA(しげとら)
2005年6月22日生まれ。茨城県出身。パフォーマー。
AOI(あおい)
2005年9月2日生まれ。千葉県出身。パフォーマー。
【番組情報】
「DARK13 踊るゾンビ学校」
ABCテレビ
日曜 深夜0:10~0:40
テレビ朝日
土曜 深夜2:30~3:00
ABCテレビでの放送終了後、 TVer・ABEMAで見逃し配信
TELASA、FODでも全話配信が決定
取材・文/TVガイドWeb編集部
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