航(雨宮翔)が湊(吉澤要人)への好きを再認識「お泊まり会」が関係を揺らす「同棲して」第5話2026/02/16 19:45

吉澤要人さん(原因は自分にある。)と雨宮翔さん(GENIC)がダブル主演を務める読売テレビ・ドラマDiVE「親友の『同棲して』に『うん』て言うまで」(月曜深夜1:39、2月16日放送分は深夜2:00)。2月9日放送の第5話「あの頃の2人に戻るまで」では、湊(吉澤)からの「お泊まり会しよ」という誘いをきっかけに、航(雨宮)が自分の本当の気持ちに向き合っていく姿が丁寧に映し出された。
お泊まり会に誘われた航は、「友達のままでいたい」と一度は断ろうとする。だが「俺は航の親友でしょ? 親友である湊のお願い聞いてよ」という湊の言葉に、結局押し切られてしまう。関係を壊したくない理性と、それでも湊と過ごしたい本音。そのあいだで葛藤する航の表情には、複雑な感情がにじむ。

当日、カメラを手に街を歩く2人の時間は、どこまでも穏やかだ。みかんを撮りながら「かわいいな」とつぶやく航。その背後で、湊もまた航にレンズを向け、小さく「かわいい」とほほ笑む。湊の視線の先にあるのは風景ではなく、ただ航だけ。その気持ちが、言葉以上に伝わってくる印象的なシーンだ。

高身長ゆえに店の軒に頭をぶつける湊や、航に似たマスコットを迷わず買ってしまう姿など、思わず頬が緩む場面も多い。アイスを食べさせ合う距離感は、もはや“親友”の枠を越えているようにも見えるが、不思議と自然で心地いい。海辺では、湊が握ってきたおにぎりを2人で頬張る。それは高校時代から変わらない、2人だけの思い出の味だった。

海を前に、航は高校最後のコンクールで敗れた日のことを思い出す。制服のまま同じ場所に立ち、カメラの道を諦めかけていた自分を支えてくれたのは、ほかでもない湊だった。湊と過ごすうちに、もう一度写真を続けたいと思えた。その記憶が現在と重なり合う。
レンズ越しに湊を見つめながら、航の胸に浮かんだ言葉はただ一つ。
「好きだな。湊が好きだ」
それは声にならない独り言。だが、その瞬間、航は自分の感情を確かに自覚していた。
けれど、その気持ちを認めた途端、足取りは重くなる。湊の家へ向かう道で、遠回りをしてしまう航。友達という境界線を越えてしまう不安と、それでも止められない思い。そのはざまで迷う姿が痛いほどに伝わる。

踏切の前で立ち止まり、静かにつぶやく。
「あふれ出た湊への気持ちは、きっともう元には戻せない」。
その表情には迷いと覚悟が同時に宿っていた。
やがて湊の家へと足を踏み入れる航。湊の「おかえり」に対し、「おじゃまします」と返す。その一言には、まだ“親友”でいようとする微妙な距離感がにじむ。ここから始まる夜が、2人の関係をどこへ導くのか。胸の奥をそっとざわつかせながら、第5話は幕を閉じた。
派手な展開こそないが、写真越しのまなざしに宿る思いが、心の奥にじんわり沁(し)みていく第5話だった。雨宮は、言葉にならない航の揺れ動く心情を、表情の微妙な変化や視線の動きで表現。一方の吉澤は、航を見つめる湊のまなざしに温もりと深い愛情を込めて演じ、見る側まで優しい気持ちにさせてくれた。

本日・16日放送の「第6話」では、ついに湊の部屋に足を踏み入れた航が、たわいないやりとりを交わしながらも、湊のふとした言動に胸を高鳴らせる。2人でアルバムを見返していると、湊と離れた日に撮影した空っぽの部屋の写真が目に留まり、湊は航と一緒にいたいと伝える。「同棲ではなく同居ならいい」と距離を保とうとする航に、湊が静かに問いかける。

「キス、してもいい?」
静かな部屋で交わされるその言葉が、2人の関係をどこまで変えてしまうのか。その先を、見届けずにはいられない。

【番組情報】
ドラマDiVE「親友の『同棲して』に『うん』て言うまで」
読売テレビ
月曜 深夜1:29~1:59
※放送時間は変更になる可能性あり
文/斉藤和美
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