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NOA×ICEx・阿久根温世「救い、巣喰われ」ミステリアス×チャラい? 素顔と役の意外な共通点2026/02/11 17:00

NOA×ICEx・阿久根温世「救い、巣喰われ」ミステリアス×チャラい? 素顔と役の意外な共通点

 MBSほかにて2月12日にスタートするドラマ特区「救い、巣喰われ」(木曜深夜0:59、第1話は深夜1:09、第2話は深夜2:33)は、電子コミック累計50万部を突破した“究極のヤンデレ系ラブ・サスペンス”を原作に、心に闇を抱えた人気俳優と駆け出しアイドルの、偶然の出会いから始まる運命を描く作品だ。

 本作でドラマ単独初主演を務めるNOAが演じるのは、ミステリアスで危うい魅力を放つ人気俳優・宝生千秋。そして、千秋の悪友でありながら忘れられない思いを胸に秘める俳優・朝倉浬役を阿久根温世ICEx)が担い、ヒロイン・南瀬天役には元乃木坂46の阪口珠美が名を連ねる。

 本インタビューでは、千秋役のNOAと浬役の阿久根が対談形式で登場。初共演となった2人が感じたお互いの第一印象から、役柄への向き合い方、“親友”という関係性を演じる中で芽生えている感覚までを丁寧に語ってもらった。後半では、アーティスト活動とお芝居の違いや、心を動かされた憧れの存在、作品にちなんだ少し肩の力を抜いた話題も展開。撮影初期の今だからこそ聞けた言葉を通して、複雑な感情と向き合う2人の現在地をひもといていく。

“親友”を演じる2人の関係性

――今回が初共演とのことですが、お互いの第一印象を教えてください。

NOA 「初対面からとても明るくて、優しくて、温かい人だなと思いました。話しかけやすかったですし、反応もすぐ返してくれるんですよね。実際に年齢も少し離れているので、勝手ながら弟みたいでかわいいなと思っています」

阿久根 「うれしいですね。僕は知り合う前からNOAくんの曲をずっと聴いていたので、会えるのが楽しみでした。実際に共演してみると、本当に優しくて、頼れるお兄ちゃんみたいな存在だなと感じています」

――現場では、どんな話題で盛り上がっていますか。

NOA 「音楽の話や、アーティストとしての話はよくしますね。演技についても、これから仲が深まっていく中で、いろいろ話していけたらいいなと思っています」

阿久根 「僕はまだクランクインしたばかりですが、現場の雰囲気がとてもいいんです。作品の内容自体は重たい部分も多いんですけど、撮影自体は楽しくやらせていただいています」

――劇中では千秋と浬は親友ですが、その関係性を演じる上で意識していることはありますか。

NOA 「千秋と浬はとても仲のいい関係なので、実際にも早くもっと仲良くならなきゃなと思っています。本当に仲良くなってから怒りのシーンなどを演じたほうが、感情がより自然に湧き出てくる気がして。距離は縮めたいですね」

阿久根 「千秋と仲がいいからこそ、何でも言ってしまうキャラクターなので、いい意味で気を使わずに演じています。千秋とのシーンは、少し肩の荷を下ろして、リラックスしながらお芝居していますね」

NOA×ICEx・阿久根温世「救い、巣喰われ」ミステリアス×チャラい? 素顔と役の意外な共通点

作品と役柄の魅力

――改めて、台本を読んだ時の率直な感想を聞かせてください。

NOA 「本当にインパクトのあるラブストーリーだなと思いました。公式でも“ラブ・サスペンス”とうたわれているように、恋愛だけでなくサスペンス要素も強い作品ですが、それ以上に、それぞれの人間がとても魅力的に描かれているなと感じました。普段生きていて、心の中では思っているけれど口には出さないことや、内心そう感じていても“これは言わないほうがいいかな”と抑えてしまうような感情を、千秋がズバッと言う場面があって。そこに共感したり、どこか爽快感を覚えたりしました」

阿久根 「登場人物が多く、一人一人が個性的なんですよね。その中で千秋というキャラクターは重たい部分もあるんですけど、読んでいるうちに“気持ちが分かってしまう”ような、リアルで繊細な描かれ方をしているなと感じました。いろんな人の目線で描かれている作品なので、見る人それぞれに違った受け取り方ができると思います」

――役柄についても伺います。演じる上で大切にしている部分はどこでしょうか。

NOA 「千秋は、天に対してだけ、明らかに別の表情を見せるんです。演じていて、ふと“どっちが本当の千秋なんだろう”と思うことがあります。天の前で見せている顔が本心なのか、それとも周囲の人たちに向けている顔が本当なのか。正直、演じながら迷う瞬間もあるんですけど、そうやって簡単には割り切れないところも、千秋の魅力なのかなと思っています」

――その迷いも含めて、魅力だと。

NOA 「独占欲や嫉妬、支配といった言葉だけを見ると、決していい印象ばかりではないと思うんですけど、それらを取っ払って考えると、根っこはとてもいちずな人間なんですよね。そこは本当にすてきだなと感じています」

――阿久根さんが演じる浬についてはいかがですか。

阿久根 「浬は一見、遊び人でチャラく見えるんですけど、実は天のことを昔からずっと好きで、その思いを抱え続けている、ピュアなキャラクターだと思っています。千秋と一緒にいる時と、天と向き合っている時とでは感情の出方が全然違うので、そのギャップは特に意識しながら演じています」

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アーティストとして、俳優として

――お二人ともアーティスト活動という軸を持つ中で、お芝居に向き合う面白さや難しさはありますか。

NOA 「アーティストとしては、自分で曲を書いて世界観を作り、そこに自分を持っていく感覚があります。でもお芝居の場合は、自分じゃない誰かが作ってくださった世界観の中に自分を入れていく。まずそこに大きな違いがありますよね。その中で、自分がどう役割を果たせるか、作品から求められているものにどう応えられるかという、気持ちの向き方も全然違うなと感じています」

――その中で、楽しさと難しさのバランスはいかがでしょうか。

NOA 「本当に半々ですね。楽しいですけど、やっぱり難しさもあります。でも、その難しさがあるからこそ、逆に面白いと思える部分もありますね」

阿久根 「僕はお芝居が大好きで、この事務所に入ったきっかけもお芝居でした。いろんな役を演じて、いろんな人として生きられるのは、普段なかなかできないことなので、毎回新鮮で楽しいです」

NOA×ICEx・阿久根温世「救い、巣喰われ」ミステリアス×チャラい? 素顔と役の意外な共通点

素顔がのぞく質問から、視聴者へのメッセージ

――作品の中で、天が千秋と対面した際に感激するシーンがありますが、お二人がこの世界に入って、そんなふうに心を動かされた存在はいますか。

阿久根 「山﨑賢人さんです。僕がこの業界に入ったきっかけも、山﨑さんが主演された映画『キングダム』を見たことでした。人生を変えてくれた存在で、ずっと憧れです。一度も直接お会いしたことがない中で、ファンミーティングに行かせていただいたことがあって、オープニングに出てきた瞬間、『本当に存在しているんだ』って思って、感激しました」

――その後、実際にお会いすることはできましたか。

阿久根 「まだなんです。この先、お会いできるのを楽しみにしています」

NOA 「僕はBIGBANGが大好きで、YG ENTERTAINMENTに入って練習生をしていたんですが、その中でもG-DRAGONさんは今でも特別な存在です。事務所内でレコーディングをしていた時に、同じ階でお水を飲もうとしたら、ガラス張りの向こうのソファに座っていらして。本当に好きな人を目の前にすると、足が止まっちゃうんですよね。でも『今行くしかない』と思って、練習生としてごあいさつしたら、にこやかに『お疲れさま』って声を掛けてくださって。大好きな人が自分に向かって『お疲れさま』と言っている状況が、もう現実味がなくて……いろんな感情が一気にあふれました」

――すてきなエピソードですね。続いて、作品では千秋と浬が賭けをしますが、お互いに「これなら勝てる」と思うものはありますか。

阿久根 「大食いですかね。メンバーの中でも『大食い』だって言われるくらい、結構食べます。一番好きなのはラーメンです!」

――NOAさんは食べるのはお好きですか?

NOA 「食べるのは好きですけど、たくさん食べられるかと言われると……もしかしたら負けちゃうかもしれません(笑)」

――では、NOAさんが勝てそうなものは?

NOA 「整理整頓ですかね。変なところにこだわるタイプで、『ここだけはめちゃくちゃきれいにしたい』とか、色別に並べたりとかします」

――阿久根さんは片付けはどうですか。

阿久根 「僕も整理整頓は好きな方だと思いますが、忙しくなるとちょっと大ざっぱになっちゃいますね(笑)」

NOA×ICEx・阿久根温世「救い、巣喰われ」ミステリアス×チャラい? 素顔と役の意外な共通点

――作品にちなんでもう一問。千秋と浬ともに表の顔と裏の顔を持つキャラクターですが、ご自身は仕事モードとプライベートで切り替えるタイプですか。それとも、役の感情が家に帰っても残ることはありますか。

阿久根 「役によりますね。最近入らせていただいた別の作品では、ずっと役に入ったままという感覚が続いていたこともありました。でも今回は、浬と自分に似ている部分が少しあったりするので、気持ち的にもフラットに演じられています。基本的にはすぐ切り替えられるタイプだと思います」

――浬と似ている部分というのは、どんなところでしょうか。

阿久根 「自分で言うのもあれなんですが……メンバーから『ちょっとチャラ』って言われることがあって(笑)。そういう、ちょっとした雰囲気は似ているのかなと思います。本当はチャラくないんです!」

――NOAさんはいかがですか。

NOA 「僕も、千秋は結構自分に近い存在かもしれないです。周りに役の説明をすると、『ぴったりじゃん』とか、『何考えてるか分からない』とか、『ちょっとサイコっぽい感じがする』と言われることもあって(笑)。自分の小さい頃を振り返った時に、ボイスメモで10歳の時の音声を聞いたら、わけの分からないことをずっとしゃべっているものがあって。『確かに、ちょっとそういう気質はあるな』と感じました。演じていても、オフになったからといって急に別の人間になる感覚はなくて、千秋と自分はあまりかけ離れていないのかもしれないですね」

――阿久根さんから見て、NOAさんに“サイコっぽさ”を感じる瞬間はありますか。

阿久根 「いえ、僕はまだ感じていないです(笑)。でも、ミステリアスな雰囲気はあるので、つい気になっちゃいますね」

NOA 「僕から見て、阿久根さんは全然チャラいとは思わないです。陰キャ・陽キャで言うなら陽キャだとは思いますけど、チャラいイメージはないですね。誠実な方だなと思っています」

――それでは、作品がいよいよ視聴者に届くことについては、どんな気持ちがありますか?

NOA 「今回の作品は、きっと過去一ドキドキすると思います。今までお見せできなかった一面がたっぷり詰まっている作品なので。裸を見られるほどではないですけど、それくらいの気持ちで、結構“見せ切る”つもりでやっているので、これまでとは少し違う緊張感がありますね」

阿久根 「僕もドキドキしますね。これまで演じたことのない役ですし、どう届くのか不安もありますけど、楽しみやワクワクする気持ちも大きいです」

――最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

NOA 「ジェットコースターに乗っているような感覚になる作品だと思うので、その感覚を存分に楽しんでいただきたいです。ラブ・サスペンスではあるんですけど、見ているうちに、ふと自分に置き換えて『こう思うな』と感じる瞬間が自然と出てくると思っていて。皆さんそれぞれの解釈で、感じながら楽しんでもらえたらうれしいです」

阿久根 「いろんな目線で、いろんな角度から、いろんな感情で楽しめる作品です。ダークな雰囲気もありますが、ぜひリラックスして見ていただけたらと思います」

NOA×ICEx・阿久根温世「救い、巣喰われ」ミステリアス×チャラい? 素顔と役の意外な共通点

【プロフィール】
NOA(のあ)

2000年3月13日生まれ。東京都出身。日本語・英語・韓国語を操るトリリンガルのシンガーソングライターであり俳優。12歳で韓国に渡りYGエンターテインメントの日本人初練習生として6年間過ごす。2020年より本格的に音楽活動を開始し、21年にメジャーデビュー。ドラマ「君の花になる」(TBS系/22年)で俳優デビューした。

阿久根 温世(あくね はるせ)
2005年4月13日生まれ。大阪府出身。8人組ダンスボーカルユニット・ICExのメンバーとして活動しながら、俳優としても活躍。ドラマ「みなと商事コインランドリー2」(テレ東系/22年)や「セラピーゲーム」(日本テレビ/25年)などに出演。井内悠陽とダブル主演を務めるドラマ「コントラスト」(FOD)が3月13日配信スタート。

【番組情報】
ドラマ特区「救い、巣喰われ」

MBSほか
2月12日スタート
木曜 深夜0:59~1:29
第1話は深夜1:09~、第2話は深夜2:33~

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取材・文/斉藤和美 写真/TVガイドWeb編集部

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