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松下洸平「言葉では形容しがたい魅力がある」仲野太賀の存在感に刺激「豊臣兄弟!」で挑む家康2026/02/01 20:45

松下洸平「言葉では形容しがたい魅力がある」仲野太賀の存在感に刺激「豊臣兄弟!」で挑む家康

 NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜午後8:00ほか)で、松平元康(のちの徳川家康)を演じている松下洸平。戦国乱世に終止符を打ち、江戸幕府初代将軍として泰平の世を築いた戦国三英傑の一人である家康。「桶狭間の戦い」で主君の今川義元(大鶴義丹)が織田信長(小栗旬)に討たれたことで運命が大きく変わり、信長亡きあと天下一統を狙う豊臣兄弟の眼前に最大最強のライバルとして立ちはだかる。

 仲野太賀が主演を務める大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代の真っただ中、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の物語。夢と希望の下剋上サクセスストーリーだ。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(仲野)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。脚本は、大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014年)、連続テレビ小説「おちょやん」(20年)などを手がけた八津弘幸さんが担当している。

 「いい意味で“何を考えているのか分からない家康”になれたら」と語る松下。脚本に忠実に演じることで、新たな家康像を作り上げようとしている。

――徳川家康という役柄をどう捉えていますか?

「僕は歴史上の徳川家康に対して、どこかニヒルで腹の底が見えない人物というイメージを抱いていました。『豊臣兄弟!』の家康にもその要素はあるのですが、ユーモラスでチャーミングで、少し抜けているところがおかしくて。家康の近習・石川数正(迫田孝也)との会話がどこかかみ合っていないところも面白いですよね。誰も見たことがないような家康像を、脚本家の八津さんが描いているので、脚本に忠実に演じて、いい意味で“何を考えているのか分からない家康”になれたらと思います」

――役作りで心がけていることはありますか?

「お芝居ではなるべく人の目を見ないように心がけています。目線を外している時、家康が何を考えているのか、皆さんにぜひ想像して楽しんでいただきたいです。また、大河ドラマでは『どうする家康』(23年)の松本潤(嵐)さん以来になりますが、有名な金ピカの甲冑を着られるのもすごくうれしいです」

――豊臣兄弟との関係性はどのように描かれていきますか?

「今後、小一郎(仲野)と藤吉郎(池松壮亮)が台頭していく中で、家康が2人の存在を脅威に感じていることが、徐々に描かれていきます。しかも2人は、思慮深い家康とは真逆で、情熱で突き進んでいくタイプなので、背中がゾワゾワするような場面も出てきます。そのあたりから、家康なりの“ギラギラ”したところも表れ始めるので、どんな引き出しが開いていくのか自分でも楽しみにしています」

――主演の仲野さんの印象をお聞かせください。

「太賀くんとは一緒にお芝居をするのが本当に楽しいです。過去にも共演経験がありますが、その頃から言葉では形容しがたい魅力を持っていました。今作の太賀くんや池松さんの演技は軽快でありながら、彼らのセリフを受け取るとずっしりと重さを感じます。そんな不思議な魅力で、豊臣兄弟を演じられています。あうんの呼吸で演じている2人の関係性は、見ていて本当に気持ちがよく、少しうらやましくもあります」

――小栗さん演じる織田信長との関係性は?

「家康にとって織田信長は恩人である一方、恐ろしい存在でもあるという、非常に複雑な関係だと感じています。いまや家康は信長傘下の1人で、信長の命令は絶対です。現在の自分では信長を超えられないことに、どこか歯がゆさも感じているのではないでしょうか。信長を演じる小栗さんは、360度どこから見ても信長そのものです。目が合うとセリフが飛んでしまうほどかっこよくて、迫力と男らしさを感じます。ふだんは本当に優しくて人思いなお方です」

【番組情報】
大河ドラマ「豊臣兄弟!」
NHK総合
日曜 午後8:00~8:45ほか
NHK BSプレミアム4K
日曜 午後0:15~1:00ほか
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
日曜 午後6:00~6:45

文/TVガイドWeb編集部

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